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#1e50a2 特徴「芸術的才能」 稽古事を小さい頃に習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。任意の〈芸術〉1つに［INT×3］%を加える。 →芸術（ダンス）に+42% ---------- 通過シナリオ ・舐薬 ・The Hog Game ---------- 以下CoC『舐薬』HO2ネタバレあり 遠野唯縁（とおの・いより）。21歳。男。本名は遠野力（とおの・ちから）。 幼少期からアイドルが大好きで、自身もアイドルになることを夢見ていた青年。 親に頼み込み、小学生の時からダンス教室へ通っていた。その甲斐あってか高校生の時に受けたオーディションに合格。晴れて夢を叶えErfolgのメンバーとなる。 グループとしてバランスや他のメンバーとのキャラクター相性を考慮し、自ら知的なクールキャラを演じることを望んだ。実際は、陽気とまではいかないがそれなりに明るいどこにでもいる青年である。 ----- アイドルは偶像であり虚像である。 アイドルはファンが求める姿を作り出し、ファンはそれを消費する。この構図は自分でも理解している。かつては自分も消費者側だったのだから。 Erfolgのクール担当。知的な振る舞いで人々を魅了するアイドル「遠野唯縁」。唯縁はこれを完璧に演出している自信があった。 しかし人気が高まるにつれて、偶像が自分の手から離れていくような感覚に陥るようになった。 ファンが「遠野唯縁」を捏造し始めたからだ。 彼らは唯縁の些細な言動を深読みし、自分の都合がいいように解釈する。そして理想にそぐわなければ勝手に失望し、非難する。 唯縁は次第に、そんなファンを腹立たしく感じるようになる。 「己が作り出している偶像は完璧なはずなのに、何故それ以外の姿を求めるのか。満足できないのか」 「『遠野唯縁』を私物化するな！」 苛立ちはやがて暴力的な怒りとなり、ある休日に街で見かけた自分のファンを路地裏に引き摺り込んで殴りつけてしまう。 その時、酷く救われた気がした。大事に、大事にしていた「遠野唯縁」を守ることができたのだ、と。 この出来事をきっかけに、フラストレーションが限界近くまで溜まると、SNS等で「遠野唯縁」を陵辱するファンを探しては居場所を特定し、暴行するようになる。 行為に及ぶときは入念に変装しているため、未だバレたことはない。しかし露見するのは時間の問題であること、そうなればメンバーに多大な迷惑をかけるであろうことは自覚している。それでも、もう自分では止めることができない。 Erfolgでアイドル界のトップに立ちたいと本心から思っている。だが、自分の存在が枷になるのであれば、脱退を決意するだろう。

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