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□□□□□□ ――――――――――――― PC名：雀 京吉（ささき きょうきち） 真名：京吉（きょうきち） 職業：美大生（2015 デザイナー　EDU*20） 戸籍上-年齢：20歳（2002/4/10） 年齢：220歳（寿命：4220歳） / 性別：男性 / 出身：幽世-銀楼 髪の色：茶 / 瞳の色：黄色 / 肌の色：肌色 身長：138cm　/　体重：41㎏ 真の姿-身長：115cm / 体重：29㎏ 雀の姿-身長：21cm　/　体重：24g ■能力値■ ――――――――――――― HP：14 MP：22 現在SAN：87/87 STR11 CON18+7 POW22 DEX17 APP9 SIZ8 INT12 EDU20　 初期値SAN99 アイデア60 幸運105 知識99 ダメージボーナス±0 財産「10」3d6 年齢によるEDU上昇＝-（次回上昇：30歳） 加齢によるステータス変動＝- 母国語＝日本語 ステータス変動＝【特記】【特徴表】 カラーコード＝ ■能力値-人型の面・所持■ ――――――――――――― HP：11 MP：22 現在SAN：87/87 STR11+5 CON18-6+7 POW22 DEX17-6 APP9 SIZ8 INT12 EDU20　 ■能力値-雀■ ――――――――――――― HP：14（人型の面：8） MP：22 装甲：3 STR3 CON18+7 POW22 DEX21 APP9+1 SIZ3 INT12 EDU20　 初期値SAN99 アイデア60 幸運105 知識99 ダメージボーナス±-1d6 ■技能■ ――――――――――――― 職業P EDU*20 (400P) ――――――――――――― 投擲+40/図書館+40/目星+40/製作(彫刻)+65 言いくるめ+60/芸術(声真似)+65/心理学+75 興味P (120P) ――――――――――――― 回避+40/聞き耳+25/サバイバル(森林)+55 その他 ――――――――――――― 成長P ――――――――――――― *＝初期値0 回避+28/こぶし+10/投擲+14/居合+12 応急手当+14/隠す+13/隠れる+15/聞き耳+20 忍び歩き+15/写真術+2/追跡+10/図書館+5/目星+5 機械修理+12/跳躍+13 製作(料理)+36/製作(菓子)+25/製作(日本茶)+12 製作(檜料理)+34/製作(檜菓子)+12 製作(彫刻)+29 言いくるめ+14/値切り+16 ほかの言語(英語)+32 オカルト+10/クトゥルフ神話+12 心理学+8/天文学+14/博物学+10/歴史+18 サバイバル(森林)+28 芸術(声真似)+16 芸術(彫刻)+38 芸術(妖怪)+10 ■所持品■ ――――――――――――― 財布/名称/身分証明書/LEDポケットライト 手袋/マスク/デジタルカメラ/携帯電話/モバイルバッテリー 手帳/万年筆/木箱（檜の枝が12本入っている）/ 彫刻刀(2ケース) / ダーツ 工具セット/スティック状菓子（プリッツ／小枝／ポッキー） ---- ■その他■ ――――――――――――― 《メモ》 ――――――――――――― 幽世-銀楼出身の夜雀の妖怪。 自由奔放且つマイペースな性格をしており、銀楼内でも自由気ままに生活していた。 しかし、周囲のことはよく見ており、ふざけていい場面、フォローする場面は理解し、行動できる。 銀楼を取り巻く事件を乗り越え、現在は東京都 青梅市に同郷の者と在居している。 戸籍を得て以降は、美大生として大学に通うようになった。 その他、引っ越し屋、コンビニ店員、本屋、喫茶店-厨房のアルバイトを掛け持ちしている。 ――――――――――――― 一人称「京吉」「俺」 二人称「お前」「君」「てめえ」「名前」「～ちゃん」 口調　特徴：ふわふわしている/マシンガントーク/ノリがおじさん　/　声質：中↑・エッジ無・跳・明・飄　/　口調：跳ねるようなタメ口 　　　語尾「～だよね」「～だね」「～ね（にぇ）」 誕生日 卯月 癸酉（4/10）/ 戸籍上：2002/4/10 誕生花 ツルニチニチソウ「楽しき思い出」「幼なじみ」 血液型 O型 ▷飲酒：可 ▷喫煙：可 ▷住居：東京都 青梅市 和風建造物 ▷動物：好 ▷学歴：東京都 美術大学 在学中（入学：20歳-卒業：24歳） ▷アレルギー：無 ▷恐怖症：無 ▷趣味：散歩/彫刻/ダーツ/労働/美術鑑賞/募金/ゲーム ▷性格：自由奔放/努力家/天然（裏：計算高い）/マイペース（裏：真面目）/堅実/したたか/毒舌 ▷信念：やりたいことをやれる瞬間は、今しかないかもしれないのである。思い立ったが吉日である。 　　　 己が目で見て、耳で聞き、心で感じ、そして、生きよ。 ▷好（食）：木の枝（檜/笹）/ 香草 / 花の蜜 / スティック状菓子（プリッツ／小枝／ポッキー） ▷嫌（食）：肉類 / 昆虫 ▷好（人）：楽しそうな者/反応が面白い者 ▷嫌（人）：直感的に嫌いな者 ◆ その他 設定 ◆ ・本心が掴みづらい性格をしているが、実は常識人である（木の枝を食べる点以外）。 ・自分の苗字を忘れがちである。その後、首からネームタグを下げている。 ・思いつきで行動することが多いものの、考える場面では、きちんと考える。 ・彫刻の練習としてトーテムポールを製作する。 ・利き手は左手である。 ・自分がシャッガイからの昆虫と人間を融合させた存在であると理解している。 ・死ぬことは恐ろしいが、死への恐怖は生きる上で必要なものであると思っている。 ・正直、銀楼の救済に興味はなく、友人と共に過ごせれば、それで良いと思っている。 ・自分の興味のあるもの以外、興味はない。 ――――――――――――― -属性- ☑キュート ☑ワイルド ☑ユニーク □アダルト □ナチュラル □クール □ミステリアス □ -信念- □秩序 ☑中立 □混沌 ☑善 □悪 -優先- 自 . . ☑ . . 他 富 . . . ☑ . 情 -性格- 明 ☑ . . . . 暗 熱 . . ☑ . . 冷 穏 . ☑ . . . 荒 ---人間性--- ▷几帳面：◎ / ▷誠実性：〇 ▷センス：◎ / ▷責任感：△ ▷自己愛：〇 / ▷道徳心：〇 ▷協調性：〇 / ▷規律性：△ ▷柔軟性：◎ / ▷実行力：◎ ▷計画性：〇 / ▷外向性：◎ 《RP》 ――――――――――――― 「京吉は京吉だよ！さささ…何だっけ？」 「もう～、京吉がいないと駄目なんだから」 「木の枝食べる？檜だよ？」 「京吉は、京吉だよ」 「ちゅん！」 「ちちち、京吉は夜雀の京吉だよ」 「京吉は――もう、答えが出ているよ」 「山犬の言った”お前は何者か”――京吉は、京吉だ」 「銀楼で生まれ、銀楼で育った。銀楼の仲間と一緒に生きることを決めた」 「うん、そうだよ！」 「おいおい、そんなんでいいのかぁ？」 「おいお前、面かせや。その面覚えたかんなぁ？」 「誰が決めたの、それ。いいよ、てめえが勝手に決めるなら、京吉も京吉の自由を勝手に決めるわ」 「京吉もよう、現の者共の法ってやつ気になるんだけれどよう」 《技能習得理由》 ――――――――――――― 《ステータスの決定》 ――――――――――――― ()は第七版のもの ▶STR 3d6(×5) ▶CON 3d6+6(×5) ▶POW 3d6+8(×5) ▶DEX 3d6+6(×5) ▶APP 3d6(×5) ▶SIZ 2d4+6(×5) ▶INT 2d6+6(×5) ▶EDU 3d6+3(×5) ▶（第七版〈幸運〉3d6×5） 【雀の姿 ステータスの決定】 ()は第七版のもの ▶STR 1d3(×5) ▶CON 人間の姿と同様 ▶POW 人間の姿と同様 ▶DEX 人間の姿+4 ▶APP 人間の姿と同様 ▶SIZ 1d3(×5) ▶INT 人間の姿と同様 ▶EDU 人間の姿と同様 《職業ベース》 ――――――――――――― 2015　デザイナー　EDU*20 《交友関係》 ――――――――――――― -銀楼- 【銀楼の妖怪-HO：狐】友人/家族：敬意/親愛/憧憬/友愛/信頼/連帯感/庇護：大稔 天（おおとし あめ/PL：健康） 　呼び名「天（あめ）ちゃん」「天（あめ）」 【銀楼の妖怪-HO：鬼】友人/家族：敬意/親愛/友愛/信頼/連帯感/庇護：黒鬼 禍畏（くろぎ かい/PL：ぼたもち） 　呼び名「禍畏（かい）」 【銀楼の妖怪-HO：烏】友人/家族：敬意/親愛/友愛/信頼/連帯感/庇護：鞍馬 雅（くらま みやび/PL：buchi） 　呼び名「雅」「雅ちゃん」 【銀楼の妖怪-HO：悟】友人/家族：敬意/親愛/友愛/信頼/連帯感/庇護：銀 耳目(しろがね みめ) 　呼び名「耳目」 【銀楼の妖怪】友人/家族：敬意/親愛/友好/信頼/連帯感/庇護：天誅 天雷（あまうち てんらい） 　呼び名「天（てん）」「てんてん」 【銀楼の妖怪】義親：敬意/憧憬/親愛/信頼：山犬（やまいぬ） 　呼び名「山犬」「とと様」 【銀楼の妖怪】友人：友愛/信頼/親近感：おとろし 　呼び名「おとろし」 《特徴表》 ――――――――――――― 《特記》 ――――――――――――― 《参加シナリオ》 ――――――――――――― -220歳- ・「真・怪籠ノ刻」⇒生還 ・「銀楼ノ旅-第一話-」⇒生還 ・「銀楼ノ旅-第二話-」⇒生還 ・「銀楼ノ旅-第三話-」⇒生還 ◆【呪文習得】 ┗《肉体の保護》《ヘルメス・トリスメギストス毒塵》《無欠の投擲》《門の創造》 ・「？？？」⇒生還 ～～～～～～～～～以下、ネタバレ有～～～～～～～～～～ 《長期の狂気》 ――――――――――――― 《遭遇した神話生物》 ――――――――――――― -真・怪籠ノ刻- 「空鬼」「ティンダロスの猟犬」「ティンダロスの王」 「食屍鬼」「トロール」「レンの蜘蛛」「イゴーロナクの従者」 「ゴフン･フーパジ･シュブ=ニグラス」「アドゥムブラリ」 「アトラック＝ナチャの娘」「ヘビ人間」「ネズミ人間」 「ヴーアミ族」「クトゥルフの寵愛を受けもの」 「風の落とし子」「ツァトゥグアの末裔」「ショゴス」 「ミ＝ゴ」「ルーメン」「炎の精」「イグの子」 「シャッガイからの昆虫」「深きもの」「星の精」 -？？？-- 「稲妻蟲」「シャッガイからの昆虫」「翼ある蛇」「マーフォーク」 《魔導書》 ――――――――――――― 《呪文》 ――――――――――――― -真・怪籠ノ刻- 《肉体の保護》《ヘルメス・トリスメギストス毒塵》 《無欠の投擲》《門の創造》 《AF》 ――――――――――――― 【真・怪籠ノ刻】 ◆―――《AF：人形の面》銀楼に残る魂と探索者を繋ぐ面。この面を所持している間、探索者の姿は人間として周りから認識される（第六版 基本ルールブック 280p《平凡な見せかけ/仮面》と同等の効果）。しかし、既に探索者の正体を知っている者に対しては、何の効果も成さず、妖としての姿で映ることだろう。また、この面は、如何なる攻撃をも無効化するが、面の所持者である探索者にのみ、破壊することができる。面が破壊された場合、面の所持者である探索者の魂は消滅する。この消滅は、探索者の死亡条件の一つであり、探索者は面を破壊されない限り死亡しないというわけではない。すなわち、基本ルールブックの死亡条件を満たした場合、探索者は通常通り死亡するのである。この面を所持していない時間が1分（5ラウンド）経過する毎に、探索者は全ての判定に-20％/PD+1のペナルティを受ける。面を所持していない時間が3分（15ラウンド）続くと、探索者は自ら動くことができなくなり、やがて消滅してしまう。他、この面はHO毎に異なる性能を持つ。 【人形の面・HO雀】この面を所持している間、貴方のDEX及びCONは（第六版：6）ポイント減少する。面の所持時に特殊能力〘夜盲〙〘凶報吉報〙〘変化〙を使用すると、貴方の正体は見破られてしまう。正体を見破られた際、周りに与える正気度喪失は0/1d6である。 《障害》 ――――――――――――― 【超常的なクリーチャー】シャッガイからの昆虫 ◆―――《特殊：銀楼の妖》探索者は人間とは異なる種【HO狐･ニャルラトホテプの血を引く者（外なる神の奉仕種族）】【HO鬼･ツァトゥグァの血を引く者（旧支配者の奉仕種族）】【HO烏･イタクァの血を引く者（旧支配者の奉仕種族）】【HO悟・サトリ（独立種族）】である。探索者は、地球原産生物である且つ招来召喚の呪文も存在しないため《ヘルメス・トリスメギストス毒塵》や《スレイマンの塵》といった呪文の効果は受けないが、HO狐・鬼・烏・雀は呪文《旧き印》の効果を受けてしまうことだろう。また、探索者の現世においての寿命は1d10×1000年となる。 《知識》 ――――――――――――― 【神話的事象との遭遇】初発狂〈クトゥルフ神話〉+5％ 【知識/次元】ティンダロス　について〈クトゥルフ神話〉+5％ 《シナリオ後 付与設定》 ――――――――――――― ◇◇◆◆◆◆◇◇ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【HO雀】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【HO雀・公開情報】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 貴方は幽世である”銀楼”に住む雀（夜雀-よすずめ-）の妖だ。貴方という存在は元々動物の雀でや昆虫の蛾あったが、長い時を得て妖になったと言われている。貴方は”銀楼”にて鎮守の森の番犬と謳われた狼の妖――”山犬（やまいぬ）”の下で育ち、現在では銀楼の里で自由に暮らしている。また【HO狐】【HO鬼】【HO烏】【HO悟】とは面識はある。 【HO雀 キャラクター作成】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 年齢：220歳 / 性別：指定無し 職業：指定無し ・・・職業ポイントを振り分ける上で 　　　任意の職業をベースとして選択しても自由な職業に就いて良い。 　　　更に HO雀 は、成長Pとして〈クトゥルフ神話〉に+2％振り分ける。 推奨技能：〈回避〉/〈遠距離型戦闘系技能〉 【人間の姿 ステータスの決定】 ()は第七版のもの ▶STR 3d6(×5) ▶CON 3d6+6(×5) ▶POW 3d6+8(×5) ▶DEX 3d6+6(×5) ▶APP 3d6(×5) ▶SIZ 2d4+6(×5) ▶INT 2d6+6(×5) ▶EDU 3d6+3(×5) ▶（第七版〈幸運〉3d6×5） 【雀の姿 ステータスの決定】 ()は第七版のもの ▶STR 1d3(×5) ▶CON 人間の姿と同様 ▶POW 人間の姿と同様 ▶DEX 人間の姿+4 ▶APP 人間の姿と同様 ▶SIZ 1d3(×5) ▶INT 人間の姿と同様 ▶EDU 人間の姿と同様 -以下、雀の姿のみ適用- ▷追加能力：雀の姿の貴方は3ポイントの装甲を持つ妖光を纏っている。 ▷追加技能：〈妖光（※遠距離型戦闘技能で代用判定可能）〉50％ （ダメージ：1d4の装甲無視） Ｌ貴方は対象一体にチカチカと点滅する妖光を当てることで、対象に装甲を無視した1d4の耐久力ダメージを与える。この攻撃は妖術や魔術といった攻撃に部類され、射程15ｍの遠距離攻撃として扱われる。 ▷第六版：技能補正：〈回避〉〈隠れる〉〈忍び歩き〉〈目星〉〈聞き耳〉+10％ ▷第七版：技能補正：〈回避〉〈隠密〉〈目星〉〈聞き耳〉BD+1 【特殊能力】 ▶夜盲：貴方は ”自身の素手で触れた” 又は ”貴方に素手で触れた” 対象の視力を ”一時的に失わせる” ことができる。この能力の効果時間は数秒程度であり、日常生活において悪戯程度にしか使用できない。貴方は戦闘において”対象に素手で触れる” 又は”素手で触れられる”ことで”対象の視力”を”完全に奪う”ことができる。視力を用いて行動している対象が視力を奪われたのであれば、その対象は、次の貴方の出番まで”視力を部分的用いる全ての判定”に-50%/PD+2のペナルティ修正を受ける。視力を奪われた対象が視力がなければ行えない判定を行うのであれば、その判定は自動失敗となる。 ▶凶報吉報：貴方は感覚的に数秒先の不吉な出来事を予知することができる。日常生活に置いて、この能力が役立つことは無いが、戦闘中は感覚が研ぎ澄まされ、普段より不吉を予知できるようになる。”貴方が存在する”且つ”貴方の意識が正常な状況下”である戦闘において”貴方を含む貴方の仲間キャラクター”が”判定で失敗や致命的失敗を出した”場合、貴方は手番を消費せずに、その失敗結果を”技能値の1/2で成功（第七版：ハード成功）”に変更することができる。貴方がこの能力を用いて判定結果を変更した場合、貴方はコストとしてマジック･ポイントを1ポイント消費する。また、この能力は通常1ラウンドにつき1回までしか使用することはできない。しかし、”貴方が雀の姿である”且つ”貴方がそのラウンド中に手番を消費していない 又は 手番を消費せずに待機を行っていた”場合に限り、貴方はこの能力を2回まで使用できる。この能力を2回使った後に貴方は回避以外の手番を消費する（変化等の手番を消費しない行動は行える）行動を一切行えない。 ▶変化：マジック･ポイントを1ポイント支払うことで、瞬時（手番を消費せず）に雀へと変身することができる。雀の姿から人間の姿に戻る際も同様にマジック･ポイント1ポイントを支払う。貴方はこの術を用いて、体の一部を実用的な形で人間や雀の姿に変化させることはできない。従って、貴方が人間の姿で翼や羽を持っていたとしても、飛ぶことができないのである。 【HO雀・秘匿情報】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 『貴方は、百年前以前の記憶を持たない』 『否、貴方は百年前まで”今の銀楼”とは”別の銀楼”で生を受けていたのだ』 『其れは、とても長い夢のような一時であったが』 『貴方は”銀楼”に存在しないはずの”死”を感じたと共に”今の銀楼”で目を覚ました』 『目覚めた貴方は”今の銀楼”での記憶を持たなかったのだ』 『貴方が目を覚ました”今の銀楼”は貴方の知る”別の銀楼”とは少し異なる世界であった』 『主に、存在する妖の年齢や職業等に変化があったことだろう』 『貴方が”今の銀楼”で目覚めた翌日には、現世から迷子になった人間が死亡した』 『その十年後から妖の行方不明事件が相次ぐようになった』 『不吉を呼び寄せる者』 『其れが、貴方の妖としての本質だ』 -×年前- 『此れは、今から××年前の話である』 『鎮守の森の中を散歩していた貴方は、月に向かって詩を紡ぐ不思議な”木霊”と出会った』 『本来、”木霊”とは意志を持たず、ただ音を反響させる不可視の妖である』 『しかし、その日、貴方の出会った”木霊”は自我を持ち、貴方に様々な話を聞かせた』 『例えば、銀楼の話』 「幽世に存在する銀楼とは、現世に存在する真神を信仰していた土地を元に真神が創造した空間である。此の空間は時間と時間の狭間に存在しており、真神の施した呪（まじな）いと真神の力によって成り立っている。銀楼の門を超えた先には、銀楼の元となった土地が在るのだ」 『例えば、現世の話』 「銀楼に海は無いが、現世には大地よりも広く空よりも深い海が広がっている。銀楼の妖では星々に辿り着けぬが、現世では妖でも星々の先である宇宙まで飛べる。銀楼には妖しか居ないが、現世には無数の人間が闊歩し、妖のような異形が潜み、神々が目を光らせている」 『例えば、真神の話』 「真神は時を司る神の片割れ。尖った世界ティンダロスに潜む神。かつて、人々から邪神と謳われた存在である。しかし、神々の戦いに破れ、真神は力を失った。全てを失った真神は、同じように居場所を失った者達を――妖を集わせ、銀楼を創造したのだ。だが、其の行為は、決して真神に感情が宿ったから行われたものでは無い。神として本能に刻まれた信仰を集めるという目的の為に行われた行為に過ぎないのだ」 『例えば、尖った世界の話』 「銀楼は尖った世界ティンダロスに極めて近い場所に存在している。ティンダロスには、歪んだ螺旋の塔が立ち並び、其処に住まう番犬共が時間の端から常に獲物を待ち構えている。彼等の領域に踏み入ってしまえば、彼等は侵入者を獲物と捉え、何処までも追いかけてくるだろう。故に、銀楼の民が真神の許可なしに門を潜ることは禁止されている。時を乱す行為も又、彼等に発見される可能性が高くなるのだ。銀楼とはティンダロスの刻に囲まれた籠であり檻なのだ」 『例えば、妖の話』 「銀楼に住まう妖は、忘却の淵にて平穏を偽っているに過ぎない。しかし、それを平穏と疑わぬのであれば、其れが、此の世界の平穏で間違いはないのだろう。真実を知ることが、必ずしも幸福であるとは限らない。誰に哀れまれようとも、世界に住む者が、世界を決める権利を持つのだ」 『例えば、言葉を紡ぐ”木霊”の話』 「銀楼に半ば宿る八十九番目の者。知恵を求め、知恵を授ける者――否、酒好きで気紛れに生きる神如き老いた妖だ。木霊の体を借りて、旅行に来ただけの暇な存在よ」 『自我を持つ”木霊”の話は、難しくて、貴方には全てを理解することはできなかった』 『それでも、”木霊”の話を聞く度に、貴方の世界は広がった』 『貴方にとって”木霊”の話は毎晩聞いていても飽きないものであった』 『貴方は”木霊”と初めて出会った際、”木霊”とある約束を交わした』 「儂と出会ったことは、誰にも言ってならん。儂の口遊む話は、口外してはならん」 「時を乱し、ティンダロスの捕食者に見つかってしまうかもしれん」 「ただでさえ、御主は不吉を呼ぶ妖じゃ。望んで災いを呼んではならん」 『貴方は、その約束を守り続けた』 『最期の刻まで―――』 『記憶が曖昧で、その先を覚えてはいない』 『ただ、酷く苦しくて、銀楼には存在しないはずの”死”を感じた』 『目の前が白く歪み、断末魔のような歌が脳を貪る』 『貴方は堪らず、”木霊”の名を呼んだ』 『唯一頼れる”木霊”の真の名を』 ・ ・ ・ 『此れは、今から百年前の出来事である』 『貴方は――見覚えのある世界、”銀楼”で目を覚ました』 『それまで、長い夢を、”銀楼”で過ごした幾百年の夢を見てきた』 『しかし、それは、現実ではない』 『貴方は、”銀楼”で”山犬”に育てられ、”山犬”と共に生きた妖であった』 『それでも、その記憶はまるで無い』 『むしろ、夢の世界が本当の世界であり、こちらの世界が夢であるかのような気分であった』 『目を覚まし、困惑する貴方を見て、”山犬”は全てを見透かしたように言葉を紡ぐ』 「御主は何者だ」 『その答えは、今も出せていない。胸を張って、自分の存在を証明できない』 『”銀楼”に――この世界に、貴方の知る”木霊”は居ない』 『皆、知っている妖に見えて、全員が全員、知人の皮を被った別人に見えた』 『貴方が”木霊”を探して、”木霊”の話を出そうとすれば、舌が切られたように痛み、喉が焼け、顎が震える』 『まるで、自分の中で”言ってはならない”と本能が叫んでいるかのように』 『夜雀――不吉を呼ぶ者。それが、貴方の妖としての姿』 『貴方が呼んだ不吉とは、何だろうか』 『ただ、貴方の目覚めた百年前には、人間の死亡事件が起こり』 『それから十年後には妖の行方不明事件が相次ぐようになった』 『十年前には、記憶のない貴方を支えてきた”山犬”も行方不明となってしまった』 『まだ、貴方は自分が何者かを答えられない』 『そして、貴方が目を覚ましてから百年の月日が流れた現在』 『貴方は”木霊”の声を聞く』 「今晩の酉の刻、里外れの小さな社に行くと良い」 「其処に居る彼等と行動を共にすれば、己を見つけられるかもしれん」 『貴方に声を届けた”木霊”は何処にもいない』 『貴方は自分を探すために、四人の妖に近づくのだ』 ●HO雀の知る情報　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 貴方は、夢の中で一生とも言える長い時間を”銀楼”にて過ごしてきた。貴方は、鎮守の森で自我を持つ”木霊”と出会い、毎日”木霊”の紡ぐ話を聞いてきたことだろう。”木霊”は貴方と出会った際「自分と出会ったこと、自分の話した内容は決して口外してはならない」と契りを持ち掛け、貴方はそれを承諾した。しかし、その平穏は、貴方の持つ最後の記憶と共に崩れ落ちる。ある日、全身に走る激痛と共に、貴方は”銀楼”には存在しないはずの”死”を体験した。その際、貴方は契りを破り、”木霊”の名を呼んでしまったのだ。そして、再び目を覚ますと――貴方は、自分の生まれ育った”銀楼”とよく似た”銀楼”で目を覚ました。この”銀楼”は貴方の知る”銀楼”とほぼ同じ形をしていたが、大きな違いとしては、以下の五点が挙げられる。 ・住民である妖の数や種類は変わらないが年齢や職種が異なる者も存在する・ ・貴方が目を覚ました翌日、現世から迷い込んだ人間が首を吊って死亡した・ ・貴方が目を覚ました十年後から、妖の行方不明事件が相次ぐようになる・ ・貴方は”山犬”に育てられ、山犬と共に過ごしてきた・ ・自我を持つ木霊は、存在しない・ ●HO雀の知るもう一つの銀楼　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 貴方は、夢の中で見た”別の銀楼”であり”もう一つの銀楼”の存在を知っている。しかし、それが夢か現かを証明する手段はない。貴方は”別の銀楼”で自由に暮らし、鎮守の森で自我を持つ”木霊”と出会った。貴方が既に持つ情報以上に”別の銀楼”や”木霊”についての情報はない。夢の中ということもあり、思い出せない箇所が多々存在するのだ。特に、”別の銀楼”での貴方の最後の記憶周辺は靄がかかったように思い出すことができない。故に”貴方は何故死を体験したのか”や”木霊の真の名”等は貴方の記憶にないのである。また、自我を持つ”木霊”についてや”木霊”の話した内容、別の銀楼について話そうとすると、舌を切られたような痛みと共に、強い拒絶反応が貴方を襲う。貴方が自我を持つ”木霊”についてや”木霊”の話した内容、別の銀楼について話す為には〈POW（×1）/イクストリーム〉の判定に成功する必要がある。判定に成功したのであれば、貴方は正気度を1d6減少させる。この減少によって貴方が発狂したのであれば、貴方は自我を持つ”木霊”についてや”木霊”の話した内容、別の銀楼についてを話すことができない。この判定は一日につき最大二回まで行うことができる。 ●HO雀の目を覚ました二つ目の銀楼　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 貴方が”今の銀楼”であり”二つ目の銀楼”で目を覚ましたのは、百年前である。貴方は、この世界での記憶を持たず、山犬に育てられ、共に生きた夜雀の妖であった。”今の銀楼”の歴史や妖住民は”別の銀楼”と同じであるが、年齢や職種が異なる者も存在する。また、貴方の知る自我を持つ”木霊”は、どれだけ探しても見つからなかったことだろう。知らない世界に迷い込んでしまった貴方を鎮守の森の番犬である”山犬”は支え続けてきたが、その”山犬”も十年前に行方不明となってしまった。貴方が目覚めた際、”山犬”は貴方に「御主は何者だ」と問いかけたが、貴方の中で今も問いに対する答えは出ていない。 ●HO雀の持つ情報　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 貴方は、今朝の就寝前に自我を持つ”木霊”の声を聞いた。”木霊”は貴方に「今晩の酉の刻、里外れの小さな社に行くと良い。其処に居る彼等と行動を共にすれば、己を見つけられるかもしれない」と告げた。貴方が”木霊”を探しても、”木霊”の姿が見つかることはなかった。貴方は迷子である自分を探すため、四人の妖に近づくのだ。 ●木霊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 別の銀楼であり、前の銀楼で貴方が出会った自我を持つ木霊の妖。木霊とは本来、意志を持たず、音を反響させるだけの妖であったが、その木霊は他の木霊と異なり、自我を持っていたのだった。貴方は興味本位で木霊に近づき、木霊から様々な世界の話を聞いた。木霊の知識は無限とも言えるほどで、貴方の世界を広げたことだろう。また、木霊は様々な妖術を巧みに操り、予言にも似た話をすることもあった。数ヵ月先の天候や災害、妖の騒動まで木霊の予言はピタリと当ててしまうのだ。貴方しか知らない不思議な友人は前の銀楼だけの存在であり、貴方の目を覚ました銀楼には存在しないものであった。 名前：木霊 / 年齢：？歳 / 性別：？ 一人称「儂」 二人称「御主」 「世界は広くあるが、己が目に映る世界はごく一部である」 「月を見ながら、酒を飲み、詩を歌い、世界を語る。この時間は此処にしかないものじゃ」 ●山犬　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 銀楼の創世と共に六千年以上の時を銀楼で過ごしてきた狼の妖。記憶が薄れる程に遠い過去、銀楼の鎮守神である”真神”から鎮守の森の守者としての役目を与えられ、以来、鎮守の森の平穏を守ってきた。銀楼の森で生まれた貴方を拾い、目を覚ました貴方を支えてきた者でもある。多くは語らない性格であったが、その気高く、威厳を纏う背は迷子の貴方を幾度となく助けてきたことだろう。 しかし、そんな山犬は十年前に行方不明となってしまった。 奉行所の妖が行方を追うも、捜査は難航している。 名前：山犬 / 年齢：6115歳 / 性別：男性 一人称「儂」 二人称「御主」「名前」 「己が眼で世界を見よ。己が耳で声を聞け。己が心に従うといい」 「迷い子か。困り事があれば、力になろう」 「御主は、何者だ」 ――――――――――――― ◆―――《特殊：銀楼の妖》探索者は人間とは異なる種【HO狐･ニャルラトホテプの血を引く者（外なる神の奉仕種族）】【HO鬼･ツァトゥグァの血を引く者（旧支配者の奉仕種族）】【HO烏･イタクァの血を引く者（旧支配者の奉仕種族）】【HO悟・サトリ（独立種族）】である。探索者は、地球原産生物である且つ招来召喚の呪文も存在しないため《ヘルメス・トリスメギストス毒塵》や《スレイマンの塵》といった呪文の効果は受けないが、HO狐・鬼・烏・雀は呪文《旧き印》の効果を受けてしまうことだろう。また、探索者の現世においての寿命は1d10×1000年となる。 ◆―――《AF：人形の面》銀楼に残る魂と探索者を繋ぐ面。この面を所持している間、探索者の姿は人間として周りから認識される（第六版 基本ルールブック 280p《平凡な見せかけ/仮面》と同等の効果）。しかし、既に探索者の正体を知っている者に対しては、何の効果も成さず、妖としての姿で映ることだろう。また、この面は、如何なる攻撃をも無効化するが、面の所持者である探索者にのみ、破壊することができる。面が破壊された場合、面の所持者である探索者の魂は消滅する。この消滅は、探索者の死亡条件の一つであり、探索者は面を破壊されない限り死亡しないというわけではない。すなわち、基本ルールブックの死亡条件を満たした場合、探索者は通常通り死亡するのである。この面を所持していない時間が1分（5ラウンド）経過する毎に、探索者は全ての判定に-20％/PD+1のペナルティを受ける。面を所持していない時間が3分（15ラウンド）続くと、探索者は自ら動くことができなくなり、やがて消滅してしまう。他、この面はHO毎に異なる性能を持つ。 【人形の面・狐】この面を所持している間、貴方のAPPは（第六版：12）（第七版：12×5）ポイント減少する。また、面の所持時に特殊能力〘魅了〙〘妖術の才能・攻〙〘変化〙を使用すると、貴方の正体は見破られてしまう。正体を見破られた際、周りに与える正気度喪失は1/1d6である。 【人形の面・HO鬼】この面を所持している間、貴方のSTR及びCONは（第六版：12）（第七版：12×5）ポイント減少する。面の所持時に特殊能力〘肉体強化〙〘鬼道〙を使用すると、貴方の正体は見破られてしまう。正体を見破られた際、周りに与える正気度喪失は1/1d10である。 【人形の面・HO烏】この面を所持している間、貴方のDEXは（第六版：12）（第七版：12×5）ポイント減少する。面の所持時に特殊能力〘俊敏〙〘妖術の才能・防〙〘変化〙を使用すると、貴方の正体は見破られてしまう。正体を見破られた際、周りに与える正気度喪失は1/1d10である。 【人形の面・HO悟】：この面を所持している間、貴方のPOWは（第六版：12）（第七版：12×5）ポイント減少する。減少しているPOWは面に宿っているため、妖術や魔術などに使用する際は自由に取り出して使用することができる。また、貴方がPOWの成長を行う場合、面の所持でPOWを喪失した値から成長を行える。貴方が正体を見破られた際、周りに与える正気度喪失は存在しないが、特殊能力〘思考を読む〙が露見した場合（相手の思考を何度も言い当てた場合）には0/1d3の正気度喪失を与えてしまう。 【人形の面・HO雀】この面を所持している間、貴方のDEX及びCONは（第六版：6）ポイント減少する。面の所持時に特殊能力〘夜盲〙〘凶報吉報〙〘変化〙を使用すると、貴方の正体は見破られてしまう。正体を見破られた際、周りに与える正気度喪失は0/1d6である。

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