タグ： Fallin' Darling!

トゥーハー・レッドフック(Tucher・Redhook) 一人称：俺 二人称：アンタ どちらも好きなビールの名前。 ちなみに偽名であり、本名は秘密。 ファンからは「レッド」の愛称で呼ばれている。 好きなものは酒（特にビール）と女と賭け事。 とある組織に所属するエージェントであり、芸能界担当として、業界の黒い噂を暴くため日々暗躍している。表の顔はハリウッドのトップスター。 アクションができ、おまけにNGなしの使いやすさからバラエティにも出演することが多く、そのイメージから『コメディー映画ではレッドが死ぬのが鉄板』との、有名俳優を早々にアホらしい方法で死なせるというギャグ担当、持ちギャグとして用いられることも。（『ゾンビランド』ビル・マーレイみたいな…） 特にアクションシーンではスタントマンを用いずに全て自分で行うことにこだわりを持っている。 一方で女性関係の噂が多く、私生活の方はだらしがないとしても有名。 性格は非常に陽気でリアクションがいちいちデカくて鬱陶しい。調子が良い、とも言う。 悪ノリも多く、公式の面前で不適切な発言をして謹慎処分を食らったことも。 スリルこそが人生だとの座右の銘を掲げており、しばし好奇心でとんでもない事態を巻き起こすことも。 『小麦粉で粉塵爆発が起こる』を知識で知ってしまったばかりに本当にそうなるのか気になるから実際にやってみようか、となるタイプ。つまり地頭の良い馬鹿。なまじ地頭がいいだけに、とんでもねぇことをやらかす。馬鹿につける薬はないとはまさにこのこと。 この一線を超えたら戻れなくなるラインを『だからこそ超える価値があるってモンだろ！』と助走をつけて飛び越える男。 また、目的のためならば手段は選ばない。欲のために理性を抑える必要もない。 無類の女好きは育ってきた環境がそうしたもので、本人的には一夜だけの関係を悪いものだとは思っていない。ただ女運がすこぶる悪く、基本粘着質な女ばかりをつかまえてしまうため、週刊誌にリークされたり命を狙われたり女関係のトラブルは絶えない。 一方で、仕事に対しては真摯なため（許されるボーダーラインを見誤ることは多いが）どんな仕事であれ『仕事に対して真摯な姿勢を見せる相手』は尊敬し、職業で人を差別することはない。 ★過去 とある貧民街に生まれる。 父はおらず、母は娼婦であり、他の娼婦たちと交代で育てられてきた。 体を売り、色々なものを我慢し、その日を『生きるためだけに生きる』母の姿に、漠然とした違和感を覚えていた。 やがて成長すると、娼館の用心棒として置かれるようになる。男がいるだけでずいぶんと治安はよくなるのだ。返り討ちに遭うことも多かったが、痛いのは嫌いだし悔しいので喧嘩の作法を覚えていき、中学生の頃にはすでに大人の男を負かすぐらいになっていた。 ただ、これらもすべて自分が生きるためであり、処世術のひとつに過ぎない。 さて、人生を変えるきっかけは母親からもらった映画館のチケット。 客からもらったものらしく、昔の映画の復刻上映だった。 昔の映画だけあって、今では規制される表現がふんだんに盛られた映画はレッドの人生観を１８０°変える。一言で言えば面白かったのだ。破天荒な主人公に、飛び散る臓腑、いやらしく腰をふる裸体。 作り物であろうと、自分の生活になかったスリルが、興奮が、胸の高鳴りがそこにはあった。自分は俳優になって映画に出たい！と強く思った。 ただ、俳優になれるチャンスなんてあるわけもなく、貧民街で相変わらず用心棒の真似事をしていれば、ある日身なりのきれいな男に声をかけられる。「映画に出ないか？」と。それが、レッドが組織に加入するきっかけだった。 男は組織のスカウトマンであり、レッドの用心棒としての技術ときれいな顔立ち、そしていなくなっても問題ない素性に目をつけていた。 レッドは喜んで手を取る。つまりレッドにとっての仕事とは、自分が『俳優』であるための手段でしかないのだ。高尚な使命とか意思とか、そういうのが一切ないだけに、逆になんでもできる。プライドのない馬鹿には枷がない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ