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拝掌教の教祖。幽々と燈とは施設時代からの幼馴染。 幼少期に両親から虐待を受けており顔や体に刺し傷のような痕が残っている。 「僕は天羽。この教団の教祖だ。入信希望か？それなら担当の者に声をかけるといい。」 「救いはそれを求めるものに平等に与えられるべきだ」 「僕は燈がいないと生活が出来ない自信がある。だから僕の信者ならちゃんと面倒を見るんだぞ。 教祖の命令は絶対、だからな」 【一人称】僕　【二人称】君、お前（幽々と燈限定） 【性格】 本人は自覚していないがとても口が悪い。信者たちの前では取り繕おうとしているが普通に口が悪い。教祖としてこうあるべき、という自分の理想に基づいた言動が目立つが本質は結構な怠け者。放っておくと平気でご飯を抜くし風呂もサボる。料理も出来ない上に洗濯すれば洗濯機を壊す。 幼少期を共に過ごした幽々と燈の前では砕けた態度でいることが多い。 2人の幼馴染達と同様に家庭に問題があって孤児院にいた過去がある。 ギャンブル中毒の父親とヒステリー持ちの母親にネグレクト(時折母親から切りつけなどの暴行)を受け、児童相談所経由で孤児院に預けられる。 元々は父親ゆずりの整った顔立ちをしていたが、父親を憎らしく思っていた母親の鬱憤の捌け口になったことで、時折刃物等で切りつけられて傷が残っている。 両親に放置され続けていた為、"自分の為に手間をかける"ことが分からない。 孤児院で出会って、自分を初めて気にかけてくれた燈に「テレビで見たヒーローみたいだから」とマフラーを渡した。 過去に燈を助けるために彼の両親を祈りの力で失踪させたことがあり、それがきっかけで教団が出来た。 教団の信者たちの事は家族のように思っており、それ以外の世間の一般人にはやや冷めた態度でいる。 自身や友人、信者たちの多くは虐待や世間からの迫害を受けており、加害者たちへ向ける感情は酷薄。「害への正当な報い」程度にしか感じていない。 信者たちへ分け隔てなく接しているつもりではあるが、特に昔からの付き合いがある燈に対しては甘かったり甘えたりといった分かりやすい態度になりやすい。 以下、秘匿について 偶然が必然になり、それがいつしか信仰になって後戻りできなくなった。 「神の子」と呼ばれ崇められて家族にも等しい存在がどんどん増えて、いつか来る崩壊が恐ろしいと感じている。 元は燈を助けたいがために行ったことで、神のように崇められることには内心不満がある。 だが、自身の与える天罰に救いを見出す被害者達を放り出すことは、過去の自分を見捨てることになるのと同義であるため絶対にしない。 自身を「人」として扱ってくれる存在は幹部メンバー達や特に燈だけなので、変わらずに接してくれている幼馴染や燈に縋っている面もある。

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