タグ： ﾋｳﾗ ｶｲﾝ (Caine・Hiura) 愛造港区

[特徴] 4,10(D)：夜に弱い →夜には、すぐ眠くなる体質である。深夜0時を過ぎても活動しようとすれば、<アイデア>および<知識>ロールの成功の範囲がそれぞれ2分の1(端数切り上げ)となる。ただし、早起きは得意である。 ※(D)特徴の技能ポイント1D6×10ポイント＝4(40ポイント) ――――――――――――――――――――――――――― 母親がアメリカ人で、父親が日本人のハーフだが、見た目は日本人の容姿に近い。アメリカでの発音は｢Caine(ケイン)｣となるが、日本で発音する時は普通に｢Caine(カイン)｣。ただ他人に名乗る時は｢ケイン｣と言う。 聖約聖書に描かれる、人類最初の｢嘘｣と｢殺人｣を犯した人間の名前だと、心から嫌悪しているからが理由。 というのも、17歳の時に探偵をしている父親の手伝いでとある浮気調査に出た際に殺人事件に巻き込まれ、そこで親友だった阿辺先 瑠夏(ｱﾍﾞｻｷ ﾙｶ)くんの父親が殺人犯だということに気付いてしまう。迷ったが、それが｢真実｣だと信じ親友の父親を告発、事件の解決に一役買った。しかしその後、父親の罪が原因で瑠夏の母は職を失い、1人息子は人殺しの子供と酷いイジメにあう。結果遺った家族は無理心中し、学校最期の日にカインは瑠夏に｢お前のせいだ｣と言われる。 その言葉が原因で、｢真実｣こそが人を幸せにする訳ではないのだと思うようになった。親友のあだ名は、皮肉にもかつての神話時代にカインが殺した弟と同じ、｢アベル｣だった。 例えば、浮気調査で本当に相手が浮気をしていた時、迷い猫調査で猫が死んでいた時、｢真実｣を伝えるべきかを未だに迷ってしまう。｢嘘｣の方が時に人を救ってくれるのだから、無理に本当のことを伝えなくても良いのではないか。 しかしそれは探偵の仕事ではない。故に、カインの職業は｢探偵未満｣のまま。 趣味は読書で、民俗学に造詣が深い友人、満留谷 正義(ﾏﾙﾔ ｾｲｷﾞ)がよく本をくれる関係上、色々な知識を身に付けた。中途半端に学問技能があるのはそれが理由。<オカルト>や<歴史>も民俗学からの派生。間借りしている応接間(探偵事務所)には、あらゆる民俗学的な資料(刀や本、人形など)が積み上がっている。本に埋れ、読書中に寝落ちする毎日。よく床で寝てしまう。 現在は親元を離れ、過去に依頼で潜入した新興宗教「シーカー(Seeker)」の幹部である年齢不詳の男、向坂帝(ｻｷｻｶ ﾐｶﾄﾞ)の屋敷にある応接室を間借りして、探偵事務所を開いている。どこまでも嘘吐きで、それでも真剣に自分の背中を蹴り飛ばし「面白そうだったから」と笑った彼のことを尊敬している。力もなく、頭も帝より良くないが、それでもいつかは彼の役に立ち、今までの恩を返すのが夢。 しかし今のところ目処すら立っていないというへなちょこ具合。「探偵未満」のままでは不可能なところに帝は立っているので、そこまで登って欲しい所存。でもきっと険しい道になる。登りきってもらうけど。 STR8ということで、驚きのポンコツ。高いところに満留谷が置いていった資料集とか便覧が取れない。そんな時は屋敷勤めのメイドさん、西条(ｻｲｼﾞｮｳ)さんか執事、佐伯(ｻｴｷ)さんに取ってもらう。情けない。 帝には「カイン」と呼ばれても嫌がらないが、最初はひたすらやめてくれと言った。聞き入れなかった帝の粘り勝ち。呼び方は｢帝くん｣。最初は｢向坂さん｣だったが、嫌だとゴネられ｢帝さん｣になり、更に揉めて｢帝くん｣に落ち着いた。多分年上だとカインは思っている。 ちなみに、母と話す時は英語を、父と話す時は日本語を話している。両親同士の会話は英語。母は由良成高校の英語教師、父は探偵事務所経営。 実家には黒猫の｢ホームズ｣がいる。犬より猫派。 (全く関係ないが、満留谷のところには｢ワトソン｣というミニチュアダックスフンドがいる) シナリオ｢色彩の花園にて｣では、探偵の綴が依頼人である女性に｢捜索人死亡｣をきちんと伝え、ロケットを渡したことで彼女が前に進んで行く所を横で見ていただけだったが、1つカインの中で｢伝える事で前に進む真実｣がある、という事を積み上げることが出来た事件であった。 花は暫く見たくない。この事件を機に、綴のことをひっそりと尊敬するようになる。 シナリオ｢あなたの花の色は｣にて、本格的に毒々しいまでの赤色の花が嫌いになった。紫に赤は映えて綺麗だが、加減というものがあると思う。本当に暫く花は見たくない。 シナリオ「厄介な読書家達」で、死屍鬼を見て発狂した。緑のゴムのような皮膚に醜悪な顔、腐敗臭。大きな二足歩行の化け物。恐ろしくて恐ろしくて、きっと殺されてしまうと思った。今後一生会いたくはない。 シナリオ「寄る辺なき肉叢」で、精神が入れ替わるという謎現象と出会う。堂々と対峙したが、どちゃクソビックリしていた。けれども何より、幼い頃の友人の無事が嬉しかった。もう目の前で友人が消えるのは御免だから。 シナリオ「病める月夜のディメントモリ」で出会い、暗い森にただ1人置いてきてしまった少女を心残りに思っている。 共用の大浴場には二度と行かないと決めた。 シナリオ「海石榴邸殺人事件」にて、紗世の手を掴んだことが果たして正しかったのかがずっと分からない。 死なせてあげていれば良かったのだろうか。だけど、生きてさえいれば、何度だってやり直せるかもしれないじゃないか。落ちていく背中を見てそう思ったから、今回だって手を伸ばした。 周りは割と好意的にとらえてくれているので、後は本人の気持ち次第というところ。 好きなものはコーヒー(ブラック)とサンドイッチ。 嫌いなものは毒々しい赤色の花。死屍鬼。 誕生日は8月6日。獅子座のA型。 広島の悲劇とほぼ同時刻に生まれる。(午前8時ごろ) 8/6：Zinnia（ジニア） 「thoughts of absent friends（不在の友を思う）」「I mourn your absence（あなたの不在を悲しむ）」「注意を怠るな」 　　：Morning glory（アサガオ） 「love in vain（はかない恋）」「affection（愛情）」「固い絆」 ​ ─────── □「色彩の花園より」にてAF「唯一の花」を手に入れる。 →世界のどこにもない唯一無二の花。色彩や佇まいは何処か探索者を想起させる。探索者本人、もしくはその人を大切に思う人物が所持するか部屋に飾るかすればPOW+1の効果。 踏み潰されようと、千切られようと、種が残り探索者が生き続ける限り咲き誇り続ける。もし探索者が頗る調子が良かったり機嫌が良かったり、逆に不調に陥ったり精神が磨耗したりすれば花にもその影響が現れるかもしれない。 探索者が死んだ時、花も同時に枯れてしまう。 □「厄介な読書家達」にて「幻想図書館への羊皮紙」を手に入れる。 →壁に貼ることで、いつでも幻想図書館の前へ行くことができる。ただし1回目と違い、帰り道は保証されない。 魔導書が大量に保管されている片道切符。 きっと行くことはないだろう。 □「病める月夜のディメントモリ」にて「レディマリアのブローチ」を入手。 →これを持っているとき、【精神分析】、【説得】、【信用】に+20%の補正を受けられる。 ――――――――――――――――――――――――――― 【クリアシナリオ】 (身内オリジナルシナリオ＝｢*｣) 『色彩の花園より』 『あなたの花の色は』 『譫蛇』→NPC参加 『うつろう種』→NPC参加 『星空荘の怪異譚』 『厄介な読書家達』 『寄る辺なき肉叢』 『病める月夜のディメントモリ』 『海石榴邸殺人事件』 [知り合った探索者] ・幸崎 勿(「色彩の花園より」で知り合う)→幸崎さん ・岸 俊久(「色彩の花園より」で知り合う)→岸さん ・一 綴(「色彩の花園より」で知り合う)→一さん(場合によれば「探偵さん」とも) ・ナタリー・ブラックモア(「色彩の花園より」で知り合う)→シスターさん(プライベートな感じであれば「ブラックモアさん」) ・慶松 周(「厄介な読書家達」で知り合う)→慶松さん(自己紹介が慶松だけだった+緋浦としか名乗っていない) ・若草 紫(「厄介な読書家達」で知り合う)→若草さん(緋浦としか名乗っていない) ・椿 七瀬(「厄介な読書家達」で知り合う)→椿さん(〃) ・向坂 帝(恩人。探偵事務所である屋敷の応接室の主。「あなたの花の色は」登場NPC)→帝くん 年収ロール：3D6＝6(年収300万/財産1500万)

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