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拳銃技能の代わりに推奨技能のサブマシンガンを入れています。 応急手当と機械修理が同じ数値なのは、人もアンドロイドも、同じ警察の仲間なら何かあった時にすぐに対応すべきと思い、独学で学んだ故。 そうでなくともアンドロイドとの共生社会だというのもある。 政治家や医者、弁護士、会社経営者などを輩出するエリート一家に生まれ、幼少期から厳しく育てられる。 そのせいか、自分にも他人にも厳しい些か頑固で厄介な正義感を持つ女性に育つ。 正直一族の中でも大学に行かず警察学校を出た婦警という経歴は落ちこぼれだが、本人は仕事に誇りを持っているのであまり気にしていない。 親兄弟からはいい加減結婚しろと言われているが、自分が家庭的でないのは自分が一番よく知っている。 何より自分が認めた男は白瀬恭雅ただ1人だけで……快活な心ちゃんを妹のように思っていたこともあり、今2人のこと以外は割とどうでもいい。 自分を庇う形で職を辞してた恭雅だが、現在"アンドロイド"を狙った犯罪に手を染めたのも、心ちゃんのことが関係していると思うと、不安で堪らず、持病の片頭痛が酷くなっている。恭雅が警察を病める原因になったからこれ以上深入りすべきではないと思っていたが、やはり警察に残った自分がもっと心ちゃんの居場所を突き止めることに尽力していればと後悔している。この10年の功績すべてが虚しい。 HO4に手を差し伸べた理由は、気まぐれを起こす質でもないだけに、自分でもよくわからない。 まだ動きそうだったから自分の機械修理の腕前を試したかったからとか、もしかしたら目元が恭雅に少しだけ似てたとか、そんなところかもしれない。 記憶がないという素性の怪しさは正直拭えていなかったが、廃棄の際クリーンアップもされるだろうと納得している。 パートナーと認めた今は頼りいしているが、元々誰かに頼る性格ではないから伝わっているかは不明。

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