タグ： 比叡山炎上

山地に住む陰気な狩人。かつて熊に抉られた右頬を隠すように、口元を布で覆っている。 祖父が蝦夷地のアイヌ、それもロシアの血が混じった氏族の出である為、よくみれば日ノ本の人間とはやや異なった顔立ちをしていることが分かるのだが 本人が人と余り顔を合わせない上に、仮にその顔を真正面から見ても余人は口布からはみ出た傷跡に視線が行ってしまうため 異民の血が混じっている事を知るものはあまり多くない。そもそも人を遠ざける性質であるため、知り合い自体が非常に少ないのだが。 元々人嫌いではあったが 「狩りとなればそこにあるは己と獲物、神ごときが何処に介在するというのか」という時代を鑑みれば異常な考えの持ち主であったことが災いし 郷里で迫害されていた経験が、よりその性質を加速させている。 とはいえ、何も他人を憎んでいるわけではなく、狩猟の道具や薬などを買うために人里に下りてくる事も少なくない為、他社との交流が一切ないわけではない。 また、知り合った人間に対しては比較的常識的な態度で接する。 習得術：武芸（弓矢）

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