タグ： 植木蜂探索者 ナンバーフルーツシリーズ

クトゥルフ2015闇医者より作成 特徴表 受け身（5-10） 眼鏡をかけている（4-7）+20 一人称：ぼく、わたし 誕生日9月12日 いつも優しげな表情の、テンションが高い麻酔師。常にタメ口。いるだけでうるさい。 しかしそれは周りに本性や本音を悟られないための防護フィルターであり、素は物静かで無表情で敬語。 知識を周りにひけらかすことは無く、常に足りない頭を努力でカバーする天然を装っている。 本来の髪色は色素が抜けてしまっている銀髪なのだが、あえて黒に染めたうえでひと房ほどをそのままにしている。 髪は後ろで1つに縛り、紐で結んでいる。メガネは割とオシャレ。 【参戦シナリオ】 ・紡命論とシンギュラリティ（HO2） エンドB　（KPいおさん、HO1尾見 蛇（おみ くちなわ/なわちゃん先生/PLあきねこさん）、HO3小戸森 寿理（こともり ことり/ことりちゃん/PLりこぴんさん）、HO4日南 結生（ひなみ ゆうせい/ひなちゃん先生/PLむーさん））とともに。 貴方は《薬学》で回復できる、ダメージを与えられる数値が1ｄ3+3となる。 これは《薬学》を《戦闘技能》としても使用できることを意味する。 また、一度だけ確実に対象の命を奪う秘薬を所持している。 貴方は『死神』である。 一族代々非合法の安楽死を行ってきた。 助かる見込みのないものに、何よりの治療と救済を与える。 貴方は『安楽死』を神聖なる医療行為と認識している。 しかし一方で、一族のあり方に疑問も覚えている。 本当に『安楽死』は至上の医療足り得るのか、他に方法があるのではないかと。 貴方は3年前に一人の女性に安楽死の施術を行った。 然し、彼女の遺体は葬儀を待たずに行方知れずとなってしまった。 ――貴方の命題は『女性の行方を突き止める』ことである。 どうか、命を紡げますように。 ・一族の名前は『白き蛇の死』 ・『白き蛇の死』には施術を行う『死神』と施術の受付をする『白蛇』が存在する ・『死神』は患者の氏名年齢病状等を一切周知しない、安楽死の最終確認と施術のみ行う ・患者の情報を管理するのは全て『白蛇』の役目である ・上記は直接施術を行う『死神』の精神を慮る措置である ・一人の患者を安楽死させるまで『死神』の仕事は終了しない ・その間『白蛇』と連絡を取ることは不可能である ・施術日程が決まると、蛇の毒より精製された『秘薬』が届けられる ・これは患者につきバイアルひとつ分だけ ・今回行方を見失っているため追加でバイアルが届けられた ・『死神』を辞めることは容易である ・『死神』の殆どは麻酔科医であるが、例外も存在する ・『死神』を辞めても『医師』は続けられる 白き蛇の死 死神の一族 PC2が属する死神の一族は、その祖が『ヘビ人間』である。 ただし現在は人間として退化し、薬学の知識と死への強い畏敬の念のみが残されている。 また名残りとして、貴方は生まれつき人より少し平均体温が低く、呼吸数も少ない。 施術を行う人間と、その場を用意する人間は別になっているため施術者は患者の名前も身分も把握していない。 病状のみを聞かされていて、その病状、本人のサイン、そして匿名的な本人との会話を経て安楽死をもたらす。その際使用される秘薬は、施術のたびに一本ずつPC2へ届けられる。 今回、行方不明の女性のためにもう一本届けられている。これがHOの秘薬だ。 患者の情報秘匿は施術者の精神を保護するための施策である。 例え崇高な医療行為であっても、患者について知りすぎることは負担となるのだ。 また、死神であることを辞めることに制限はない。 無論、口外することは禁じられるだろうが、一度死神を務めたものを一族は信頼する。 患者の安楽死を完遂するまで、一族は不干渉を徹底する。 このため、今回PC2は一族に頼ることは出来ない。 【死神としてベテランである】 ・我々の一族は｢蛇人間｣の末裔であるが、人間との交わりが長年に続いた影響で、平均体温と呼吸数を除いて肉体的に人間との差がない。 ほとんど人間と変わらないとはいえ、精密検査を受けた場合、さらなる違いが見つかる可能性は捨てきれない。 ・万が一に備えて、貴方は今までの健康診断を親族の病院で受けてきた。 ・白蛇が作成するバイアルの｢蛇の毒｣とは、我々一族の血から作られている。 ・この毒は、人間の血液とよく馴染み、投薬した場合、毒としての効力を発揮した後、人間の血液と異常によく馴染む為、検死をしてもバレる事は絶対にない。 ・これにより過去の｢死神｣に捕まった人物は一人も居ない。 【3年前、22人目の女性への施術の様子】 貴方は、とある一室へと足を運んだ。 そこにはベッドに腰掛けている一人の女性がいた。 貴方は女性に簡単な確認をとる。 確認に対し、女性は答えた。 「ええ、構いません」 続けて、女性は貴方の顔を見ながらこう告げた。 「先生、こんなことを言うとおかしいと思うでしょうが、今の私は全く正常なんです」 「でも、夜がくれば私は狂ってしまう、そして」 「……今までで一番、酷い夢を見ました」 「私はこのまま生きていれば喚んでしまう、あの化物を」 「幼い頃から曖昧だった景色も、今はとても明確に見えます」 「私は……この世界より、化物より、あの人を死なせたくない」 「だから、お願いします」 貴方は頷き、注射器を取り出す。 彼女の腕を取り、繊細で……在る種神々しい所作で穿刺を行い、薬液を注入する。 彼女はゆっくりとベッドに体を沈め、静かに呼吸を止めた。 貴方は彼女を見届けた後、部屋から一人立ち去っていった。

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