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五条 海凪　ごじょう みなぎ　職業技能は2010スポーツ選手から。 　夢はヒーローになること。誰かを救える職業になりたいとかではなく、ただ純粋に、大事な人を守れるように、いろんな人を救えるようになりたいという思い。理想。そして、誰かの役に立っていなければ自分の存在の意味がない。意味がなければ捨てられてしまう。そんな強迫観念も。そのため彼は自分の身を犠牲にして助けることに微塵も躊躇しない。人の嫌がることも率先してやるので、高校の頃は、何かの行事のたびに、時々倒れそうになっていたりしている。 　今は大学に通いながら自分を救ってくれた養家である五条家で、ひたすら刀を振っている。 性格的には明るく人懐っこいが、一度トラウマスイッチをえぐると、姉の影に隠れようとする。姉が抉った場合は絶望する。人前で、「俺はヒーローになるぞ!!」と明言するレベル。なお頭の回転は速い。前述のことから人助けに余念がない。また、重度のシスコンである。というか姉のこと好き。LikeじゃなくてLOVE。 　生まれた家がどこだったかはもはや覚えていない。だが、その仕打ちだけは脳裏に焼き付いている。名前すら与えてもらえず、ただ「ゴミ」と呼ばれていたことも。そして8歳の時に、本当にゴミのように捨てられたことも。そんなクズ親でも、捨てられたと気づくと辛かった。 　だからこそ、そんな地獄から救い出してくれた五条家のみんなには大恩を抱いている。名付け親も、五条家の方の父親、そして姉である。 　特にいろんなところで助けてくれた、守ってくれた5歳上の姉にはめちゃくちゃ懐いている。学生時代はわざわざ姉の学校まで迎えに行って、一緒に帰ったり、姉の友達たちとも仲が良かったりする。 　ちなみに今では姉に姉弟以上の感情も抱いている。 　小柄で細身、中性的な容姿をしており、よく年上に可愛がられるイメージ。ちなみに今では大学内のイケメンコンテストで勝手に応募されなぜか１位に輝いていたりする。なお、本人は一切興味がない。 　そんな感じでありながらも、なぜか腕力はゴリラ。リンゴを片手で潰せる。ただ、かなり不器用で、細かい作業などはかなり苦手。

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