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三人きょうだいの中間子。年子の姉と7つ下の妹がいる。玩具メーカーで開発部に勤めており、日夜子供向けの遊び道具のアイデアを考え頭を捻らせている。 この仕事に就いた最も大きな理由は、彼の妹である花蓮(かれん)だ。彼女は未熟児として生まれ、幼少期は特に体が弱かった。共働きの両親は彼女がつかまり立ちを覚えた頃、母は職場に復帰し妹の面倒は姉と心虎で見る時間も増えた。心虎は体が強く活発な性格もあり、幼い妹と二人きりで過ごす時間が退屈に思えてしまい、ほんの30分ほどであれば大丈夫だと妹を置いて友人らとサッカーをするため公園へと出掛ける。この目を離した30分間に妹は小さな玩具を誤飲し、帰宅するなり彼は血の気の引く思いをした。あわや命の危機であったものの妹は病院に担ぎ込まれすぐに異物を取り出され大事には至らずに済んだ。この経験が彼自身が深く内省する契機となり、以来妹の面倒は一番に見てきた。現在も花蓮と心虎の関係性は良好である。 小中高とサッカーを続けてきた心虎だったが、プロを志せる程のセンスが自分自身にない事を誰よりも己で理解しており高校卒業後に就職する。当初は営業部に所属していたが、本人の希望が聞き入れられ入社後四年の歳月を経て開発部への異動が認められる。 乳幼児が楽しく遊べてその上事前の誤飲を防ぐ、または万が一に口に含んでも人体に無害な商品を作ろうという気持ちは上記の経験が強く影響する。 社会人のサッカークラブにも所属しており、休日はグラウンドでサッカーをしている事もしばしば。 非常に人懐く明るく砕けた人柄。中間子だが妹と年が離れていることもあり面倒見はよく、しかしあまり落ち着きはないため実年齢より下に見られることが多い。 19歳までの恋愛対象は異性一辺倒だったが、大学進学した元チームメイトと１年ぶりの再会を果たした際に想いを告げられ交際し、それからは同性が恋愛対象となる。流されやすく染まりやすい性格。その時々で一番近くにいる人の嗜好影響を受けやすい。

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