タグ： #沖ノ鳥島管轄内 #e56a73

※最終更新:2023/8/27 ※ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち/HO2 落語家　ネタバレ有 ``` 「私(わたくし)に何か用でございましょうか。」 「私、生憎ではございますが、脳がすかすかの筋肉でできた人間が肉体的な言語を使用される場面というものが、大層苦手なのです。ご容赦くださいね。」 「あんなに可愛らしいお嬢さんだったのに、いつの間にか調子に乗って、拳をふるう女子(おなご)に…残念で仕方ありません。はやく、昔の彼女に戻さねばなりませんね………。」 「今日も今日とて騒がしい一日になりそうですね。見ていて飽きません。猿のように大口を開け、馬鹿の一つ覚えで言葉を吐く。お下品です。」 ``` 名前:舌先 三寸(したさき みつき) 性別:男性 年齢:26歳 誕生日:2/11 身長:cm 体重:45kg 職業→落語家 職業技能: ➸通過済シナリオ ➸過去 私という人間を知りたい……ですか。 興味を持って頂き、なによりでございます。 ですが、私という人間を語るにあたり、蝋が炎で溶けるよりも長い時間を要するのです。人並み以上に、人との交わりの多い生なのです。 ご容赦くださいね。 私を知るにあたり、一番把握が必要なのは、家業のことでしょうか。 信じられないかもしれませんが、存在し得ないと思えるような偶然、魔法のような奇跡を起こし、他者を殺める術を代々伝え、生業とする者たち━━それが、私の血族ほとんど全てでございます。 信じられない。なら信じずとも結構です。人々の政治不信、世界恐慌、戦から何から何まで。お偉い方々の厄介になり、世の中を”実在する奇跡”でコントロールする集団なのです。その中の三男坊ですね。プライドがエベレストよりも高い兄姉弟妹の間に挟まれ、苦労させられましたよ。上から一寸、二寸、私、四寸、五寸です。単純な名前です。保護者は私らに興味などないのですよ。おや、話題が逸れましたね。ともかく、金はある家でしたので、幼き頃は好きに生きました。当時は後継者争いで休憩所、通称、家に帰っても安心出来ませんでした。毒を食事に盛られ、私は体がめっぽう弱くなりました。力も対して出ませんし、目に劇物だか毒物を入れられ、視力が微かにしか残らぬ目にされました。目を合わせただけで今も消えぬ銃痕を付けられたこともありますね。極力、学校から出たくありませんでした。 ……かわいそう、ですか。理解できませんね。 そういう環境だと思っていたので驚きです。弱者は淘汰されるのです。自然界と同じです。つまり、彼らはジャングルに住むお猿さんと同じ脳味噌をお持ちなのです。……馬鹿にしている。ですか。していませんよ。私はか弱きヒトでございます。それだけなのです。 あぁ、そういえば…………そう、当時、一度、私の部屋だと言われた場所で過ごしていたところ、30歳半ばの女性に閨に連れて行かれて…………おや。この話は不要でしたか？そう顔を青くしなさんな。もう止めますから。 おわかりの通り、この時以降、私の純潔は奪われ、”女”という生物が非常に汚らわしいものに見えるのです。子を成すことしか出来ぬ体と、欲深い下品な品性と、人工物にまみれた体躯とその顔面が、何よりも煩わしく感じるのでございます。 偽りなく述べると、私は男色なのです。雄々しい体躯を持ちながらも初々しい表情で私を嬲ろうとするどうて……ではなく、若い男性は可愛らしいのです。おや、聞こえなかったフリですか。ふふ、今度あなたの事も食べて差し上げましょうか。いえ、冗談ですよ。本当です。 話が逸れましたね。なんでしたか。そう、私が女が嫌いという話ですね。 ですが、一人のみ、私は目を奪われた存在がいたのです。 彼女の名は鯉登 廻(りと めぐる)。 私の純潔が汚された後━━━小学生のときですね。出会いました。 彼女の特徴と言ったら、なんと言ってもあの薄幸の表情と、そこに浮かぶ静謐な瞳です。とても汚らしく、醜く、悍ましくも美しいのです。嫌悪と敬愛を抱いた人間などはじめてだったのです。 暴行かネグレクトか知りませんが、彼女は両親から虐待されていたのでしょう。でなければあのような貧相漂う容姿や振る舞いをしないでしょうから。 その時思ったのです。女という汚らわしい生き物でありながら惨めにも生きている”可愛そうな”彼女が実に”可愛らしく”、”愛い”のです。私は己の全てで、彼女を屈服させて、可愛がりたいのです。そう決意しました。 ……ですが、残念ですね。私は家業が邪魔でした。そして、後継者争いから逃げ、修練を怠った私は5人の子の中で最もそちらの才がなかったのです。ですので、別のものを伸ばすことにしました。 暴力。奇跡。魔法。魔術。政治。金。権力。どれも素敵なものかもしれませんが、私にとっては全て野蛮で下品なもの。手も足も首も洗う必要のないよう、生きるべきなのです。 舌を二枚、三枚と増やす。これこそが、私の生きる術にも成りうる、私の力でございます。 言葉で屈するのです。兄弟と弟妹、保護者ら親戚等等……言葉で殺し……いえ、滅ぼしました。破滅させました。資金のみ頂き、私は家を出て、すっかり嵌った言葉の世界に飛び込んだのです。大学で言語学など学ぶのも楽しい経験になったのでしょうが、私は落語というものに関心を抱いたのです。 奪った……ではなく、頂いた資金の存在も忘れ、一から始めてみました。苦しい時代もありましたが、皆々様に支えられ、ここまで来た、という話です。 いかがでしょう。私という人間を、少しでもご理解頂けましたでしょうか。 ……ふふ。ならよろしい。 どうか、あの女にはご内密でお願いしますね。 ……さっき話に出した鯉登 廻(りと めぐる)です。いつの間にか私の周囲から消えていたあの女、つい最近再会したのです。ですが……あの頃の面影がかなり消えてしまっていて。逞しいご様子に……なってしまって……非常に残念です。あの貧相で惨めな彼女なら、私は一人でも女を尊く思い、嬲ってやれるのに。 可愛がりたいですね。今度は私の3つの舌で。二枚かもしれません。ふふ。楽しみですね。 ➸人格 ※好き嫌い、得手不得手、趣味特技、弱点等 魔術とかオカルトに精通している家に爆誕したが、そういうの好きじゃないしなんか合わないのでほっぽり出した人。なので呪文とか魔術とか一切詳しくないしなんも知らない。ショットガンは自衛のため頑張って習得したが、体が弱いので体術はからっきし。 代わりに二枚舌三枚舌人間になった。口上手だし(男性に対してのみ)床上手。男色家。○歳の時ババアに襲われてから無類の女嫌いで男好き。セ○レが3人いる。ネコ。男女構わず昔からモテるが、男を性的に見るようになったのは高校生から。 余談だか、この前知らない女に接吻された後ひとりでひっそり吐いた。 女で唯一好意的な感情があるのは鯉登 廻(HO1)と十羅矢 椎(NPC)のみ。※但し両者に対し抱く感情の全てが好意ではない。 高校生のとき、家を潰してお金かっさらって落語に飛び込んだ。現在でも生き残りに命を狙われることがあるが、死ぬほど体が弱いので奪った資金で護衛を雇ったり雇わなかったりしている。もしくは家に引きこもり本や漫画をゴロゴロしながら読んでいる。 ➸交友関係 ・鯉登 廻(HO1)……出会った時は嫌いと好きが両立してる初めての存在だった。嫌いな理由は女だから。好きな理由は恐らく虐待されて、服装のセンスの欠片もない姿で校内を過ごし、給食を無理に胃に詰め込み、人との交流もなく、明らかに人が持つ愛が欠けている惨めな存在が愛おしく可愛がりたいと思ったから、である。要するに同情に近い。 碌でもない保護者という存在は同じなのに、自身と同様に保護者から遠ざかり、逞しいふうに生きている現在が、異様に気に食わない。 以前のように惨めに生きていて欲しい。可愛そうな姿を可愛がってやりたい、と思っている。そのために言葉で屈服させ、第三者にボコられている姿をみながら笑い、可愛そうに可愛そうにと哀れんでやりたい、と思っている。 ・十羅矢 椎…”大切な落語”のライバル、という認識。あくまで落語優先。一応プラスの感情は持っているが、あんまりベタベタされると気持ち悪さに吐いてしまうから程よい距離感でって感じ。落語では負けたくないって思ってる。良きライバル。行方不明と聞いて少しだけ身を案じている。 ➸願い、希望、望み ・落語家として精進すること ・鯉登 廻を可愛がること ・暗殺されず殺されず自分だけは平和に生きること ➸疑問、疑念、悩み ・十羅矢 椎の身を案じている ➸イメソン→現状なし タイトル: 歌手: リンク: ➸RP 一人称:私(わたくし) 二人称:あなた ※基本敬語、ちょっとまどろっこしい言い方をよくする ➸名前の由来 したさき-さんずん【舌先三寸】 口先だけの巧みな弁舌。うわべだけのうまい言葉で、心や中身が備わっていないこと。▽「舌三寸」ともいう。 ➸PLメモ ろくでもない！ ➸ネタバレ(作品名/通過後) ・ロトあだネタバレ有 後遺症 ◆END3 仇討ちの傷 貴方たちは二人で薬を飲んだ。薬の正体は依然分からなかったが、胸の奥底で相手と離れがたい気持ちになる。 不本意か、どうか、それは人それぞれだろう。 貴方たちはそれぞれが３シナリオごとに、一度も顔を合せなかった場合に互いの存在を認識できないことに、様々な感情抱くことになる。 不安や焦りイラつき、自由に決めてもらって構わない。 その場合に、SAN値を１削る。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ