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クトゥルフ PC作成ツール
岸戸 十色(きしど としき)
ID:4652948
MD:fe3f1e467ac6e46a67e5183f06d8557b
岸戸 十色(きしど としき)
タグ:
現代日本
男性
犯罪者
NPC
永久ロスト
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生まれ・能力値
STR
CON
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その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
※シナリオ演出の都合で、技能ポイントに神の手が入っていました。 これは、CoCシナリオ「人間失格」のNPCでしかなかった岸戸十色に与えられた“心”の存在証明である。 ■キャラクター設定 「人間失格」にて、探索者が住んでいる町を騒がせていた連続通り魔にして、その正体は羽化しかけているシャンと人間の交雑種、シャッガイ。赤子の頃から施設で過ごしているため、両親のことはまったく知らない。 グロテスクな異界の夢や加虐衝動に幼少期から悩まされており、その結果発症した不定の狂気として幻聴を患っていた。 これらの事情から自分が人間であることに懐疑的。人間:人外=2:8ぐらいに思っている。ドリームランドにおいて不定の狂気は顕在化しないものとしており、人間:人外=7:3ぐらいに思っている。 殺人衝動に突き動かされてはいるが、彼にとって殺人はあくまで手段であり目的ではない。例えばそれは心を探すためだったり、日々を生きるためだったりする。逆説、必要がなければ彼が人を殺すことはない。 人間失格において、特定の条件を満たした探索者に対して恋心を抱く。彼にとってそれは一途で純新無垢な初恋である。 やや心配性なきらいはあるが、彼にとってはそれこそが自身を人間たらしめる唯一のよすがであることは疑いようがない。それを拒絶されたとき、彼の頭に真っ先に思い浮かぶのは"死にたい"という、絶望に限りなく近い光明だろう。 ■探索者に対する心 探索者のことを心から愛している……と、本人は思っている。だがそれは愛というよりかは恋、あるいは憧憬や独占欲に近い。 彼は相手に対して自分以外の何者の存在も許しはしないし認めもしない。彼の好意は押し付けがましく欲深い。愛と呼ぶには程遠いものである。 もし彼が探索者のことを真に愛していたと言える瞬間が訪れたとすれば、それは彼が誰かのために命《こころ》を捧げることを決めた時だけだろう。 ーーーーー以下、通過済みシナリオのネタバレ注意ーーーーー ■探索者(?)としての経歴 CoCシナリオ「人間失格」(拙作)@2022/4/13 主要NPC。エンド1にて死亡。 CoCシナリオ「冥婚」(拙作)@2022/9/23 KPC、HO2「死者」。エンド1にて永久ロスト(全ての能力値を永久喪失)。 * 【とある殺人鬼の回想】 水の流れる音が、いやに耳につく。眼下に視線を投げれば、黒々とした水を湛えた川が音を立てて流れている。 時刻は未明。日中は初夏の気配さえ感じるような季節になったとはいえ、1日で最も気温が下がる時間帯である今は、さすがに底冷えがする。現に、金属製の冷たい欄干に着いた手からは徐々に熱が奪われ、指先から冷え始めていた。 遮るものが少ない橋の上は風がよく通る。服の隙間に入り込むそれも徐々に身体から熱を奪っていく。たまらず上着の襟を掻き合わせると両手で腕を抱きしめるように少し身を強張らせ、欄干に両肘をついて体重を預けた。 頭の中でずっと、言葉にならない無数の感情がぐるぐると渦巻いている。それに名前を付けて整理してやることができれば、もう少し上手く向き合うことができたのだろうか。だがつい数時間前に"心"とやらを自覚したばかりの彼には、それは少しばかり酷なことだった。今はただ荒れ狂うそれをひとつひとつ拾い上げては必死になって意味を考え、そして余計に混乱するばかり。向き合おうにも償おうにも、雁字搦めの彼の心は既に手遅れだった。 懐からナイフを取り出し、刀身に自分の顔を映してみる。今にも泣き出しそうな目をした殺人鬼の顔が映った。それが自分だと理解するまでに、少し時間がかかった。もはや自分が何者であるかすら彼にとっては危うくて、そしてどうでもいいことだった。 覚えていられないほどの数の人を殺してきた。この凶器で、この手で。心を探すために16人。生きるために、もっとたくさん。生きようと必死で藻掻くたびに、彼の手は人間の血で染まった。 『******』 震える手でナイフを握り直し、上手く力の入らない手で欄干の塗装に傷をつける。金属同士が擦れる嫌な音に少し眉をしかめながらも、手は止めない。 八つ当たりのようなものだった。人を殺すときの鮮やかな手際とは程遠く、乱暴に刃を振るって物言わぬ物に当たり散らす。これが自分の傷だと言わんばかりに。誰かに知ってほしいと言わんばかりに。 彼が刻む言葉はいずれ誰かに見つかるだろう。だが、この場に刻み付けられた名もなき感情が誰かに届くよりも早く、傷跡は削り取られて塗り直されて、この世から綺麗さっぱり消されてしまうに違いない。 『*****』 最後におかしな力の入れ方をしたせいか、手を少し切った。人間と同じ色をした血が傷口から滴り落ちる。その赤さに痛みよりも先に驚きが勝り、手からナイフが滑り落ちて遠く眼下へと落ちていく。慌てて身を乗り出したが、伸ばした手は空を切った。ナイフが水に落ちる音は川の流れの音にかき消されてしまったのか、彼の耳に届くことはなかった。 おそらく人生で1番長い時間を共にした相棒の、あっけない最後だった。 ――胸が苦しい。 どうして生まれてきたのかわからない。誰が何を望んで自分を生み落としたのか。 何のために生きているのかわからない。何を標にして今日をやり過ごせばいいのか。 まるで溺れているかのように、胸が苦しくて苦しくて仕方がない。 ろくでもない19年間だったと思う。生きづらい人生だった、生きることは苦しかった。それでもここまで生きた。生きるために、たくさん人を殺した。 世の中にとっては彼が生まれてきたことによる恩恵よりも、彼が生まれてしまったことによる損失の方が、きっと大きいことだろう。 "生まれてきて、すみません" でも、生きていてよかったと思えたことが、さっきひとつだけ生まれた。 「お姉さん……」 こんな人生に手を差し伸べてくれた人がたった1人だけいたことは、死んでも忘れたくない。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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