タグ： ひつじ 正しさを乞う

◆ハヌマーン/サラマンダー/モルフェウス◆ 風間朱理は〈炎舞〉の異名を持つ優秀なUGNチルドレンである。 彼はUGNに育てられた生粋のエリートであるが、 通常の人間と同じように学生としても学年を重ねている。 性格は静かで温和なほうだが、昔はどちらかと言えば明るく活発なほうだった。 気さくで親切、何かといろいろな人に声をかけており、つながりを持っている。 チルドレンとしては戦闘、特に前線での攻撃を担当する。 生み出した二刀に炎をまとわせ、舞い踊るように一帯の敵を殲滅する姿から、〈炎舞〉の二つ名が付けられた。 その太刀筋は速く正確。先陣を切る様子はまるでかがり火のようでもある。 彼は彼のシンドロームでは扱うことができないはず能力を使いこなしているが、 その事情を知るものは少なく、本人も語りたがらない。 支部の一室を借りて暮らしており、エージェントたちを家族のように思っている。 特にチルドレンの教官をつとめる副支部長への信頼が厚く、彼にとっては親代わりのような存在である。 ◆PCへの感情◆ 〇及川深代 及川は彼にとって長い付き合いの友人だ。今も同じ高校に通っているし、支部でもよく顔を合わせる。 ささいな出来事でも喋ってみたり、何か悩みがあれば相談したり。 けれど、彼には大きな隠し事がある。 及川は無理に詮索はしない。けれど、それも彼にとっては、大きな嘘であり、重荷だった。 ＞数か月前、神宮ゆうりが自殺したことに、風間が相当なショックを受けていたことを、あなたは知っている。 あれだけ明るく活発だった風間が、どこか無理して笑うようになり、 静かに物思いにふけることが多くなってしまったことに、あなたは心を痛めている。 〇斎藤閂 先生のことは嫌いじゃなかったし、ちょっと変だけど優しい先生のことをみんな尊敬していた。 彼にとっても先生は小学校時代の恩師で、送り出してくれた恩人だ。 それがまさか、こんな姿になって、こんな風に再会するなんて思わなかったけれど。 それでも先生の加わった「日常」は、彼にとって嘘偽りなく、正しいものだったはずなんだ。 ＞あなたも、神宮ゆうりの自殺による風間へのショックの大きさを目の当たりにした一人である。 小学校を卒業してから、風間と神宮の間になにがあったのか、あなたは知る由もないが、 親しい友人を失う、という痛みは、彼にとって本当に大きなものだったと推測できた。 〇扉 小学校にあった不思議な扉。扉の姿のまま動くレネゲイドビーイング。 そのあり方は、あるがままの姿であることを肯定するようで、彼は安心感を得ていた。 けれど神宮ゆうりを失ってから、 その姿は過去の幸せを思い出させ、心に棘を刺すものへと変わった。 ＞あなたは小学校に通っていたころの風間を知っているだろう。 及川や神宮、またほかの友達と仲良くしていた活発な少年のイメージを持っているはずだ。 チルドレンとしての及川と、あなたは面識があってもよいだろう。その場合、数か月前からの変化も見ていることになる。 〇神宮ゆうり(RB) いなくなったはずの彼女の姿をして、彼女は再び彼の前に姿を現した。 彼はどう思ったろう。彼女は、彼にとって一体、どのような存在なのだろう。 ただ、彼女の存在が、また彼を苦しませているということだけは確かである。 神宮ゆうりをを騙る存在。それが、彼にとっての彼女である。 ＞あなたは彼から微妙な距離感で接されている。 「神宮ゆうり」の記憶では、彼は親切で優しい、明るい友人であり、 化け物であることを否定しない風の発言に、安心感を得ていたようだ。 けれどあなたは「神宮ゆうり」ではない。彼は何を思い、あなたと接しているのだろう。

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