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＋30％は図書館 将来の夢:狩人･･･ルル（ピリカちゃん）よりおいしい生き物を見つけること 聞き耳、隠れる、弓、斧、忍び歩き 特徴表 4-4（D）　動物に嫌われる　職業ポイント＋40 5-3 失敗は発明の母 カイ･･･アイヌ語　怖い、強い　背負う ルルに対して、小さいころから呪いと教えられてきたため、自分が食べるべき至上の食事と認識するように努めている。 ルルに対して何か親愛を抱いたとしても、それは美味しい食事を目の前に出されたときに涎を垂らすのと同じことだ、と考えるようにしている。 ルルを食べる為に、村にある様々なものを食べてきた。その辺の草や、木、虫、いれば小動物なども。そのどれもを食べながら、ルルを食べるその日のことを想像して、吐いてこれじゃまだまだ駄目だ、と気を引き締めてきた。 15歳になる成人の時を、何よりも楽しみにしている。ルルを食べるその時を、人生でこれ以上に無い喜びとし待ちわびている。 しかし、至上の食事をしたいだけならば、その後のルルのいない人生を想像できていないわけでもあるまいに、そうリスクは取らなくても良いのである。 つまるところ、根底にあるのはルルへの愛と、ルルを悲しませたくない気持ちである。自分がいなくなることでルルが悲しむのは分かりきっている。優しいルルならば、自分でなくとも誰かを手にかけるのはきっと耐えられないだろう。だから、一番大切なルルを悲しませるくらいなら、ルル自身にとって一番いやなことをさせるくらいなら自分がルルにとっての悪者になるほうがマシだと思っている。しかし、そうした感情を直視してしまえばきっとルルを失うことに耐えられない。少しでもそうしたことを想像しそうになったら、至上の食事と、ルルのことをただの被食者とみなしてやり込めている。正直、ルルが一番いやなこと、というのは自分にとって分かりようがないが、自分から出た呪いであるのならばきっとそうなのだろうという気持ちが半分、14年間一緒にいてそう思ったのが半分である。そうあってほしい、というルルに対する祈りでもあるかもしれない。相手のことを想っているようで結局自己中心的、感情に折り合いをつけるには若すぎるから、この方法しか浮かばなかった。所詮はまだ14の子供である。 「寒くないかい、何も苦しいことは無い？･･･だったら良かった」 「早く大人になりたいってずっと思ってた、だってこの日は僕にとって人生で最も素晴らしい日になるはずだから。14年間、僕の為に生きていてくれてありがとう。･･･ああ、すごく美味しそうだ。この日を、待ってた、ずっと、ずっと」

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