タグ： つばめ Ⅲ

いちのせ　たくと 10歳のころまでの記憶がない。 彼は山奥の小屋で監禁されているところを助けられた。 その後は孤児院に引き取られ過ごす。 孤児院ではひどいいじめを受けた、小さいからだで内気な彼はいろいろな子からいじめを受け、心身ともに疲れていた。 それでもいつか顔もわからない両親が着てくれる、そんな希望があった。 しかしその希望は打ち砕かれる。 16歳になった彼は孤児院で生活をしながらアルバイトをしていた。 そのとき聞いてしまった、彼の両親はすでに殺されてしまっていることを。 彼はその日から壊れてしまった。部屋に閉じこもり、何日も食事もとらずただただ虚空を見つめる日々をすごしていた。 それでも彼の心を開かせたのは孤児院の寮母さんだった。 毎日毎日彼に話しかけては食事を持ってきてそとのことを教えてくれ、彼も少しずつ心を開き、食事も食べるようになった。 そして19歳の歳のある日、寮母さんは来なかった。毎日来てくれたのにその日は1回も現れることはなかった。 そして次の日家の前にパトかーが止まっていた。彼は寮母さんの身に何かあったのではないか、そう思い部屋から出る、 そこには知らない警察官と思われる服装を着た男性。 そして彼はこういった、「寮母さんは死んでしまった」と彼は深く悲しんだ、寮母さんは衰弱死してしまったのだ 彼は知らなかったのだ、毎日毎日話をしていた寮母さんは扉の向こうで少しずつ衰弱していたことを。 そのとき彼はすべてをあきらめてしまいそうになった。でもそこで心が折れなかったのは寮母さんの存在。 彼は自分のためにいろいろなことをしてくれた寮母さんのために恩返しの意味も含め寮母さんが孤児院を開く前にしていた仕事、弁護士になることを決める。 今まで貯めたお金とお金を借りて1から勉強に22歳にの歳に彼は念願の弁護士になることができた。 彼は今までの内気な性格を直そうとした、そしてなったのが今の彼の姿。 彼の心は何ども何度も不安定な状態になり、成長できていなかった、22になった彼の心は10歳のころから成長できていなかった。 無邪気で元気で、まるで今までもらえなかった愛情を他者に求めるように、親しい人を手放さないように かれの小さな手は右へ、左へとさまよう、ぬくもりを求める赤子のように。 そんな彼も22歳、今の彼の夢は同じように孤児院を開き、悲しい思いをする子供を減らし、自分と同じ思いをしないように育てること。 成長していない子供の心は次第に少しずつ成長していく、、、 その後、、、 彼は2人目の大切な人の記憶をなくしてしまう、それは彼にとって言い表すことのできない苦痛と悲劇、耐え難いつらさ、そのすべてだった。 かれは忘れてしまったことなぜ忘れてしまったのかすら思い出せない、でもたしかにそこに彼女はいた。 大切な人を2度も忘れてしまったショックから人としての能力を失っていく。 そしてかれは人としての生を終わらせてしまう。 一人で自室に篭り、誰にも看取られることもなく、最後まで悲しい感情を抱きながら、静かに孤独に命を散らす。 それは悲しい最後なのか、むなしい最後なのか、幸せな最後なのか、もはや知るものはいない。　 彼は生き返った、どうやら長い夢を見ていたらしい、大切な人も覚えている、これからまた彼の物語は始まる。 ▼職業ポイント 　[EDU*20]=380 ▼特徴表　2-9　バイリンガル 　日本以外の国で生活したことがある。［EDU*5］%を、最大3つまでの<ほかの言語>技能に割り振ることが出来る。 　 ▼特記 　<信用><法律>に+10%のボーナス。 ▼参加シナリオ 　①[封鎖されし鳥屋敷]　 　　[ハッピートゥルー]　「SAN値+4% 神話技能+8% 聞き耳+2% 信用+2%」 　②[君におはようと言えたら] [NPC参加]　　　　　 「SAN値+7%」 　③「秘匿シナリオ」　　　　 [シナリオクリア]　　「生存　SAN値-15%　神話技能+15%」 ▼遭遇神話生物 　ショゴス 　ショゴスロード

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