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暗黒の祖先(D) - 邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。1d100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。【　1D100(=>24) / 1D6(=>6)　】 愛書家 - あらゆるジャンルの蔵書を持っている。<図書館>に+20%、更に図書館に出かけなくても自宅の書庫で<図書館>ロールが可能となる。 2010私立探偵ベース なぜか爺さんみたいな口調で話す私立探偵。 人懐っこい笑みを浮かべるが、基本周りを手放しに信じることはない。 元々稲荷神社を管理する家の生まれだったが、親が怪しい宗教に取り込まれて詐欺を働いたせいで、新が神社を継ぐことはなかった。 その後神社は廃墟となったが、優しかった両親を思い出すため幼い新はたびたびそこを訪れる。 そんなある日、神社に人が住み着いた。 いつも甚平を着ているその男は、新をからかうようにしてよく遊んでくれた。 年寄り口調はその彼のものが移った結果である。 新は幼いながらに彼のことをお稲荷様だと思っていたが、真相の方は分からない。 グレずに育ったのは彼のおかげと今でも思っており、探偵になったのはその恩人を探し出して感謝するためだったりもする。 稲荷新という男は、基本的に怒りを覚えない。 それは他人に対しあまり期待を持たないせいだ。人を信じていないとも言えるだろう。 だからこそ、彼には友人と呼べる存在が極めて少ない。 それが時に寂しく思ってしまうのは、新が人である証拠かもしれない。 助手を雇ったのは、自分の日々に声を一つ増やすためだった。 頭脳にはそれなりの自信がある。 これまで学業で困ったことはないし、推理小説を読んでも大抵読み切る前に犯人を当ててしまうからだ。 かつて大々的に犯行声明を発表したテロ組織の暗号文を勝手に解き、警察に助力したことでその評価も確かなものになっているだろう。 犯罪者という人種を「なんて馬鹿なことをする連中」と見下しており、その犯行を暴くことにどことなく快感を覚えている節がある。 そして解き明かした事件には興味一つ湧かなくなってしまうのは、彼の悪癖の一つだ。 「ワシは探偵じゃ。よろしくのう」 「ほほっ、笑かすのう」 「なーにが犯人じゃ。どーせワシより頭悪いんじゃろ？」

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