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縄江 啓介(なわえ けいすけ) 家業である和菓子屋の2代目...になるべく修行を積む若者。 ｢和菓子屋｣という職業になんとなく古臭さを感じ、大学生の間はIT関係のビジネスマンを目指していたが、就職に失敗し行く宛が無くなったため、馬鹿にしていた家業を親に土下座して継ぐことになった。 現在は修行中の身であり、材料の搬入などの小間使いをしながら現職である父親の指導を受けている。1度継ぐと決めてしまえば職業に対する先入観は消え去り、今や仕事熱心で誠実な父親に憧れている。本人も真面目であるため、一流の和菓子屋を目指して日々勉強、修行に取り組んでいる。 人物像としては先述の通り真面目で、父親譲りの誠実さと知性的な性格。自分の気持ちに正直...というか頑固なので、自分が｢こう｣と決めたことは並大抵の事では曲げないという少し面倒くさい性格でもある。 そんな彼が好きになれずにいた家業を継ぐ決意をしたのだから、なりたい職業に就く、就職の難しさが分かるというものである。 彼は同性愛者...いわゆるホモセクシャルである。 高校生の頃に付き合っていた彼女を心の底から想うことが出来ず破局。｢自分はなんて表面的な人間なんだ｣と自己嫌悪に陥っていたが、それを励ましてくれた親友に向けていた感情に気づき、自身が同性愛者であることを自覚した。その後その親友に気持ちを打ち明けるも実ることはなかったが、その親友とは今も交友を続けている。 両親にも自身の性対象については告白しており、父親は｢お前の人生なんだから僕には関係ないよ｣と、母親は｢あなたの気持ちは私には分からないけど、あなたが考えた上ならそれでいいと思う｣と伝えてくれた。 マイノリティである事を理解した上で認めてくれた、その安心感が今の彼の人格を形作っているとも言える。 見た目は茶髪のショートヘア、中肉高背の好青年である。普段はアクセサリーとしてラバー製のリストバンドを左手首に付けており、パーカーを好んで着る。たまにキャラクタープリントの服が混じるが、本人が可愛いものを比較的好んでいるためである。 また甘いものも好物で、和菓子に限らず洋菓子、キャンデー類をよく食べている。 大学時代はその嗜好から女子と絡むことが多かったのだが、一度前述の問題から破局したため、女性相手には精神的に距離を置くことが多い。 やはり世間的にはマイノリティであるためそれについて考えさせられることも多く、そういった面では親友や家族の存在が助けになっている。 オリジナル技能〈器用〉(初期値はDEX*5) ｢複雑なまたは精密な作業をこなせるか｣｢目の前の事象を手早く片付けられるか｣などの、『器用さを表すDEXロール』の代わりに振ることができる技能。｢その場から逃げ出せるか｣などの、敏捷力に関わるロールには使用できない。

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