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ひのみや　のえる ドロディスPC１:遺書屋 特徴表：(3－10)平凡な容姿(変装+20) 　　　　(2－2)影が薄い(〈忍び歩き〉および〈隠れる〉に+20) ーーーーーーーーーー 人生最初に受け取った遺書には『大嫌い』とだけ書かれていた。 大人しく落ち着いた性格。人と話すことが少し苦手で、常に口元を隠していないと落ち着かない。 文字を読むのが好き。学生時代勉強ぐらいしかやることが無かった為、頭もそれなりに良い。 昔いじめられており、1人の少女に助けられた。しかしその少女が今度はいじめの対象となってしまう。 ノエルは彼女を助ける勇気が持てず、あろう事か加害者に加担してしまった。 結果、その少女は自殺した。 その後貰った少女からの遺書には「大嫌い」とだけ書かれていた。 遺書は命と引き換えに相手にかける呪いのようなものだ。 受け取れば最後、反論する事は叶わず、謝罪する事も出来ず、感謝の気持ちも届かない。 彼女は自分に呪いをかけて、きっと浮かばれたのだろう。ノエルはそう考えた。 ノエルは遺書を書いて死んだ人間は救われると思っている。 また、遺書は呪いだとも思っており、受け取った相手の絶望する顔を見ると嬉しくなる。 (受け取った側が絶望するほど、書いた側が報われると思っている) 自分は善行をしていると思ってるし、そうすることで彼女への償いになると思っている。 相方の事が大好き。 遺書には好きだという気持ちを書きたいが、相方に呪いをかけたい訳ではない。 書かなければ自分は救われないが、そもそも救われたいとも思わない。 それは自分の信じて来たものへの否定ではないのか？ そんな矛盾と葛藤している。 遺書に書きたい言葉は「大好き」という一言だ。

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