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PC：村上 志那乃（ムラカミ シナノ） ・職業：『クトゥルフと帝国』古物研究家で作成⇒流れの絵描き ○職業、経歴など ・浅草六区に暮らす、流れの絵描き。頼まれて描くこともあれば、町中に場所を構えて、似顔絵描きのような真似をすることもある。パトロンもどきの画商がおり、そちらから声がかかることもある。 ・ロシア人とのハーフ。 ・資産家の父親が、見目麗しいロシア人の女性に手を出し、生まれてしまったのが志那乃。母親に似た子供が生まれれば面白いという理由で堕胎はさせられなかったが、当然嫡子として認められることはなく、母親共々しばらくは別邸などで生活する。ここで多少の教育を受けていていた。別邸から出ることもあったが、周囲からはかなり弾かれており、その時に同年代の子どもから暴力を受けることもあった（その時に受けた傷が顔にある） 　後の母親が亡くなる。父親としては母親の容姿に価値を置いており、彼に関する興味は大してなかったため、別邸に彼をおいておく必要もないと考え、屋敷から放り出そうとする。そこを資産家の親戚筋である変わり者の画商に引き取られる。その家でいくつもの美術作品に触れ、美しいモノや感情、さまざまなものを美術によって表現するという方法を知った。画商の屋敷で美術作品や図版に触れつつ、ひらすら記憶にある母親の姿を描いていた。日を追うごとに薄れていく母親の姿を刻むように描いていた。 ○外見・身体能力など ・身長191㎝、体重71㎏。 ・髪色は明るく、亜麻色。瞳の色は暗い露草色。その色素と体格から純粋な日本人ではないことがわかる。 ・左の目元に大きな傷があり、はっきりと隠しているわけではないが、前髪はやや伸ばしている。 ・服装は、半和半洋装。白シャツの上に着物、肩に羽織をかけている。足元はブーツ、帽子は被ったり被らなかったり。 ・出かける際には画材の入った木製の箱を背負っている。 ○性格・思考・行動原理など ・綺麗なモノ、綺麗な人が好き。珍しいモノも好きだし、見慣れないものには首を突っ込みがちで、好奇心も高め。美しいモノ対して、「ほしいな」ではなく「描きたいな」と思う。手に入るかどうか定かでないなら、いつかなくなってしまうものなら、描くことによって別の形で得ることを選ぶ。 ・物腰は軽やか、人に対して話しかけることにあまり躊躇しない。綺麗な人や物珍しい人に「一枚描かせてくれません？」と声をかけるのが常のこと。 ・幼少期の経験や見た目に対する周囲の反応から、自分が他人から好かれるとは思っていない。遠慮なく他人に話しかけられるのは、どうせ好かれることはないのだから、そんなに気にしても仕方ないと思っているため。なので、自分から声をかけて応じてもらえたら嬉しいし、すげなくされても気にしない。どちらかというと、相手から来られるとちょっと驚いてしまう。 ○人間関係 ・苦ヶ原 黄太 　町中で場所を構えていた時に通りかかった苦ヶ原に描かせてくれないかと声をかける。話しているうちに怪しげな研究をしている変わり者なところが面白くて、話が盛り上がり友人のようなものになる。町中の一度きりではなく、そこから関係が続いていったことに少々驚いており、今回呼ばれたことは内容はよくわからないが結構嬉しい。 ・画商 　父親の親戚筋である、変わり者の画商。自分のことは物珍しいから引き取ってくれたと思っている。芸術というものに出会わせてくれたり、生活環境や画材などを用意してくれたりしたことには感謝しており、彼からの要求や頼まれ事には応じるようにしている。でも、そのうち飽きられるのだろうな、とも思っている。 ○その他 ・一人称：僕 　二人称：貴方、君 　三人称：○○さん or 名前で呼ばない（お嬢さん、お兄さん、苦ヶ原の先生、軍人さん） ・好きな食べ物はおむすび(具は昆布)。体格の為か結構な大食らい。白米をお味噌汁と佃煮(細切り昆布)で一杯食べる。パトロンの画商からちょくちょくもらうキャラメルをいつも携帯している。サイダーが好き、お酒やコーヒーは苦手。割と子ども舌で、辛いモノ、苦いモノ、渋いものも苦手。 「あぁ、はじめまして。僕、志那乃です。村上志那乃。しがない絵描きです、どうぞよろしく」 「ねぇねぇ、そこのお嬢さん。素敵ですねぇ、一枚描かせてくれません？」

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