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クトゥルフ PC作成ツール
球安 宏(たまやす ひろし)
ID:2126666
MD:ffeae38e1812a87560661bc11fdaf637
球安 宏(たまやす ひろし)
タグ:
フレンズ卓
gazi
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
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EDU
HP
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
野球部 2年生補欠である。11月2日生まれ だが2年間の練習で培った体力と部員からの信頼は確か。ポジションは内野。3年になったら部員数的にはレギュラーになれる。 マネージャー的な事もやらされていたので、応急手当などができる。性格はすなおだが頑固な一面も。 趣味は電子工作。 都内のどこぞの高校に通っている。クラスメイトは新田川あやめ、神埼累、芦月一星、神楽城永弦、篠山真子、脱出ゲームに誘ってくれた田中。 同級生は恒松清、橘幸太郎。 家を出て一人暮らしをしている看護師の姉がいる。 ※後遺症: ティンダロスの猟犬恐怖症(自己物件) 狂気:幻覚を引いた場合 ティンダロスの猟犬に襲われる錯覚に陥る 悪夢(LGO) チャコタに取り込まれた橘ゆずかの悪夢に毎夜うなされる 【星が見える丘】 【ニャルナンデス】 クラスのにぎやかな女子、篠山真子の事はもちろん知っていたし会話をしたことはあったが、二人で会話をするという状況は初めて。 オカルト好きだったり突っ走ったら一直線な性格は今までも知っていたが、水泳で濡れた自分にタオルを差し出してくれた事にはちょっとキュンとし、また、足の遅さがコンプレックスだったが、「やってみなければわからない」と徒競走に出走するきっかけをくれた事には感謝を覚えた。 コワモテだが強くて頼りになるカッコイイ元格闘家の巽さん、顔の大きな傷がインパクトのあるが、化学者で気のいい青年の後藤尾さんともまた会えたらいいな?夢だけど、会えそうな気がする。おやすみなさい。 終盤に「気づいて」しまったことで不定の狂気「短期的の心因反応(支離滅裂)」を発症しかけた。正気度がゴリゴリ減ったかと思ったが、なぜかその後以前より心が健康になった気がする。(成功報酬により。) 【都市伝説シリーズ① T高のU子さん】 昼休み、クラスの中心人物新田川あやめにラインが届く。それは今日、剣道の試合で学校を休んでいるはずの篠山真子からのものだった。 今熱いオカルトはコレ! そこには、学校のような空間での恐怖体験についてのインターネット掲示板のスレッドログが貼られていた。 その書き込みを見た日の帰り道。「とおりゃんせ」のメロディーが聞こえ、意識が遠のく。気が付いたらクラスメイト達とともに、夕日が差し込む知らない校舎の廊下に立っていた。 芦月くん→この前の事件以降ちょっと仲良くなれたかな?呼び捨てにしていいのかまだ微妙なライン。今回は最後は呼び捨てにしてた気がする。星が好きな、独特の間の子。やっぱりオカルト好きなんじゃねえの?SFだかオカルトだか棚だか星だか…。 新田川→クラスの人気者。俺、ツイッターとかやらんからよくわからんがそっちでも人気がすごいらしい。新田川は可愛いのはもちろんだけど面白いもんな。なんか昔は男子と話す感じじゃなかったのに、最近話す機会がある。神埼と一緒に最近いない気がする。神埼は大丈夫なのかあいつは。 神楽城→ミスターマスターキー。軽音部だけどオカルト好き。新田川と相性が良さそうにしてるからお前は早くオカ研入ってやれよ。軽音部ってピアノも上手いんだな。 篠山→やっぱりこいつは「何か」を呼び寄せる能力があるんじゃなかろうか。いきなり「おにいちゃん」に間違えられた。また目が常軌を逸していた。大丈夫か、剣道勝ったのかな、こんなところで何をしてるんだろうという思いが巡るがまとまらない。距離が近い。いきなり呼び捨ては俺には無理だった。 俺の頭なんか触らせて申し訳ない事をしたけど俺はお前の兄貴じゃないんだわ。新田川がいて、すぐに篠山を正気にかえしてくれてマジで助かった。俺はハゲじゃなくてボウズ!いや本当に大丈夫か…何重もの意味で。危なっかしくて目が離せない。 矢澤旭→他校の子が一人だけ混じってた。こんな状況だからなのかもあったけど仲良く話せてよかった。また会えたらいいな。化学の話をいろいろしたけど理系なのかな? 【最果てに向かう列車の中で】 いつもの帰り道。いつもの定期ではなく駅員から渡された切符を使い電車に乗った。電車に揺られて、居眠りから目覚めると異様な風景の中を「最果て」へ向けて走る見覚えのない車内にいた。 その場に居合わせたのは、神父だと自己紹介する花菱清一郎と、クラスメイトの神埼累だった。 あと一時間ほどで最果て駅へ着く前に、「切符」を破棄しないとあの世的なところへ俺達はたどり着いてしまうらしい。 またこういう異空間か。外の風景は不気味さを通り越して美しさすら感じる。日常の外の異界の景色って、作り物みたいにいつも綺麗なんだなあ。 今回もまた力を合わせればなんとかなるだろ。なんか、駅員さん、そーいえばなんとなーく見覚えあるし。また今回も謎を解けばいいんだろ? 探索途中でみつける意味ありげなメッセージ。「ラテン語」(バチカン市国の言葉なんだ、覚えたぞ!)が読める花菱さんがいて本当に良かった。 英語は勉強してわかる範囲だったりを花菱さんと協力して翻訳できた。途中、何やら「呪文」を見てしまった花菱さんの様子がおかしくなってしまった。 神埼はこういう時、冷静だよな。不安定な新田川といつも一緒にいるからなのかね。俺は物理的なケガはわかるけど、心のケアとかは、なんというかピンとこねえ。 さて、今回の謎もわかってきたぞ…。…いつも、謎を解けば目覚めるんだ。そしてまた俺の日常に帰れるんだ。 ああ、今回も…そんなに難しくないんだ。ちょっと考えれば…わかる答えだったんだ。 「神父さん、その呪文をわたしにかけてみてください」 最果てへの到着は目前に迫る。先頭車両の車掌室は終着への景色を切り取って俺たちに突き付けてきた。 答えはわかっているんだ。タイムリミットまでに俺たちは自らの手で心臓を破棄しなければならない。心臓をどうこうできる呪文があるとの事だが、そんなよくわからないもの、今本当に使えるかもわからないし、答えはさっきの神埼がポッケからはみ出させてたナイフだろ? って花菱さん、ほんとに心臓が飛び出て死んじゃったよ!?これ、…今まで動いて…しゃべってた…んだよな。死体にしか見えない。 「球安くん、私を刺してよ」俺、こんな時までお前の破滅願望に付き合う気はさらさらないんだわ。俺の目の前でナイフでケガしてみせたり、そういうことは俺が見てるとこではさせねえぞ…って思った次の間には、お前の自殺を容認しなきゃいけなくなるなんてな。 「お前もいちど、実際にやってみるといいかもな。」こんな実感の強い白昼夢のような空間で、 実際にやってみたら、大したことなかったとかあるかもしんねえぞ? それで何かが変わったりとかもありえるかもな? でも、俺は俺の変わらない、変わってほしくない日常に帰りてえんだよ。その中にはもちろん、お前もちゃんと含まれてるんだぞ神埼。 お前の今まで見ていた「世界」のほんの片隅にでも、俺がいたなんて、知らなかったよ。驚いた。 これは全部夢なんだ。答えにたどり着ければ替えれるはずなんだ。…手放した意識が戻ってきたときにも、 まだあの凄惨な光景の記憶はあるし、嫌な感触、壮絶な痛み、「死にゆく」感覚の残滓は強烈に残っていた。 「死」の恐ろしさが俺のありとあらゆる所に刻まれてしまった。ああ、死は怖いものなんだ。強がっていたつもりはなかったが、知らなかったからこそ出来た事だったかもしれない。こんな恐ろしいものがいつか、みんなの前に平等に立ちはだかるのか。 夜はさすがによく寝られなかった。寝覚めも最悪だった。 でも俺は今朝もいつものように学校に行き、そして神埼の顔を見ておはようの挨拶をするのだ。 花菱→神父の人。なにやらこういう状況に慣れているみたいでいろいろリードしてくれるし、ラテン語もできる頼りになる大人の人。 途中で「呪文」とやらを覚えてしまったみたいで心神喪失してしまっていた。俺達が読めないばっかりに‥‥。 ちょっと常軌を逸していたけど、だからこそ真っ先にあんなふうに呪文で心臓を取り出せたのかも…? 神埼→クラスメイト。最近新田川と一緒にいるところもをあまり見ない。マリア様ってハマり役だったよな。妙なオーラあるし。しかしあんな呪文、彼女は結局覚えてしまったんだろうか?いくら嫌な顔をしようが俺は今日、お前に絶対に挨拶をしてやるからな。 【アパヨイロン・ルーム】 ある日の下校途中。どこからか「アパヨイローン!!」という掛け声が何回か聞こえた。それは一緒に帰っていた篠山真子には聞こえなかったようだが…。 その日の夜も、いつも通りに寝て、目が覚めたら白い部屋にいた。同じお寺のお坊さんであるという、榊原さんと高園さんの二人も一緒にこの部屋にとばされてきたらしい。また力を合わせて頑張って帰ろう! 「アパヨイロン」の教えに触れた。 宗教って今まで縁がなかったけど、つまりどういうことなんだろう?この前は神父さんにあったし、今日はお坊さんと一緒だし。 宗教って「救い」を求めて入るもの…なんだよな? 無信仰がこれだけ一般的なのは日本くらいと聞いたことがあるし、 世界中でたくさんの人の「心」を救ってるって、どれだけのものなんだろうな? アパヨイロンは失敗を良しとする、神がいない宗教だった。失敗を尊び、感謝すらする。そんな風に考えた事、俺、いままでなかったなあ! あと、「ナイス!」って言われるのって、こんなに気持ちいいんだな!?!?!? 願わくば野球中に言われたいし、そんな日が残りの部活で来ればいいよな。 でも、仏教もそれと同じくらい凄かった。とにかくよくわからないけどその神々しさに「寺ってスゲエ!!!」としか言えなかった。 そういえばマリア様ってキリスト教…だけど、そういえばよく知らないイメージで神埼にピッタリとか言っちゃってたけど、間違ってなかったかな。 アパヨイロンに限らず、いろんな考え方とか宗教とかに興味が出たなあ。そんなきっかけをくれたアパヨイロン教団になけなしの2000円を寄付した。 今まで「心」の救いなんて、考えた事がなかったなあ。 俺の心は俺のものでしかないのだから、どうこうできるのもまた俺だけだって思ってたけど。別の誰かの考えに触れることで、変わることもあるんだなー。 篠山真子→底なしのスタミナ元気娘。練習後だっていうのに足はっええの。やっぱり負けた。最近は暇で、剣道ばかりやってると言ってたが、こいつの面白いって怪奇現象系の事なんだろうな。余裕で推薦とれるレベルの実力なんだし、そのまま剣道に集中してるのが篠山のためだと思うしそのまま頑張ってほしいな。 榊原→白い部屋で出会った怖い顔のおじさんその2。広島弁でしゃべるお坊さん。高園さんと同門なんだって。高園さんの事をめちゃくちゃ気にかけてて、すっごく頼りがいのある人だったな。この状況にかなり混乱してたみたいだけど、「念仏」を唱えたり「座禅を組む」事で心が落ち着くんだってさ…。へえー、そうなんだ。最後のすり足は、なんか後光が指してキラキラ輝いてたた。お二人が信仰してる仏様って、つまりアレなのかな??? 高園→マイナスイオンがでているおっとりしたお兄さん。行動もかなりおっとりしてたけど、ついつられて和んでしまうんだ。お坊さんかと思ったけど「仏教大学生」だからまだ本物のお坊さんじゃないみたい。 【アンヴォイダブルツアー】 オカルト研究部のメンバーに誘われて、いつもの同級達とオカルト探索ツアーに参加する事になった。 目的地は半年ほど前から噂になっているオカルトスポット。 その周辺の宿泊施設に向かうバスは、途中で山道から滑落してしまった。 落下の衝撃は凄まじく、居合わせたメンバーは皆大けがを負う。 そして、バスに乗り合わせていたツアーの参加者の多くが事故で死んでしまっていた。 生き残ったのは近くに乗り合わせたいつものメンバーと、乗り合わせた作家の比永さん。 バスガイドの水谷さんと、ツアー参加者の日羽さん、石橋さん、木下さんとあわせて生き残ったのは10人。 命からがら森の中で見つけた洋館で体を休めようとするが、その洋館は、廃墟にしては最近人が使った痕跡がある奇妙な場所だった。 しかも、UMAのチュパカブラ?がこの辺に出るらしい?初耳。新田川がよろこぶやつじゃん。神楽城は流石で詳しいし。 山歩きに慣れているという石橋さんはどんどん山道を一人で散策しちゃう上に荷物に猟銃を持っているそうだし、 バスの中から真っ先に助けてくれた日羽さんはアレルギーなのか体調が悪そうで顔色がどんどん悪くなっていくし (アレルギーってわかってるならなんで余計に出歩くんだろうか、悪化するだけなのに!) 木下さんはデッカイ軍用の?通信機能が入ったイカチイパソコンで救助を呼びかけ続けているけどいつまでも繋がらない。 何だが皆にどこか不審な点がある中で、ガイドの水谷さんが「バスの名簿と死体の数を照らし合わせたら、 この場にいる人間と計算が合わないんです! この中に一人、ツアー参加者ではない人が紛れている」なんて言い出して…。 この不穏な空気の中で、犯人を捜して、吊るし上げる事態になってしまった。 今まで助け合おうとしてた人たちの中に、良からぬ事を考えてる奴がいるなんて思いたくなかったけど 一人ひとりの持ち物を調べさせてもらう内に、木下さんのパソコンが普通じゃない事を、俺と恒松で突き止めた。 比永さんに助言をお願いすると、木下の嘘をみるみる暴いてくれ、犯人を突き止めることができた。 木下さんが操るチュパカブラ?が館を襲おうと取り囲みつつある中、それを切り抜けるには犯人である木下さんを 彼らに差し出すような形にしなければならなくなった。 …これって生贄みたいだよな。 明確に言葉にしなかったが、状況が状況だから、それを受け入れざるを得なかった。 ここにいる俺たちは知っているんだ。 人間以外の何か大きな力の前に救える人間の命なんて限られているっていう事を。(神楽城以外) あの時に一緒にいなかったけど、篠山もきっとそれを知ってる気がする。俺たち以上に。 日羽さんの荷物に入っていた不思議な銅板を使った儀式によって、俺たちの立てこもった バスルームは、危機から認識されなくなるようだ。一晩その中でやり過ごす事になった。 日羽さんは、こんな魔法のような何かをできる存在なんだ、何者なんだろう? 新田川や篠山はそんな日羽さんとのお話に夢中だ。彼女はきっと俺たちとは普通にしてたら交わらない何かなんだろう。 しかし、石橋さんも日羽さんの事が気になっているようだが、きっとそれは篠山達のような好意ではない気がする。 石橋さんの気を逸らすように、恒松が食いついた銃の話題に俺も乗っかった。 …今思えば、どこかで俺の気を紛らわせたかった事もあったのかもしれない。 朝が来て、危機をやり過ごすことができたようだ。 外の様子を確認してみるが、チュパカブラの声はもう聞こえない。らしい。 その時俺は眠かったからかつまづいて、日羽さんに倒れ掛かってしまって、マスクを一瞬ずらしてしまった。 ロビーには干からびた木下さんの死体があるだけだった。危機の存在とそれが去った事がわかった。 あとは人がいるところに助けを求めに行くだけだ、という所で、石橋さんが豹変した。 日羽さんに猟銃の銃口を向け、発砲しようとしたのだ。それに気づいて止めてくれたのは神楽城と、 今までどこか遠巻きに事態を傍観していたように思えた比永さんだった。 「人間じゃない化け物を撃ち殺して何が悪いんだ?」としゃあしゃあと言う石橋さん。 昨日までは肩身を寄せ合っていた相手なのに、みるみるみんなの形相が変わっていった。 口々に「あなたは間違っている」と石橋さんを糾弾する。 「君を小説に書き立てて世間に訴えることだってできるんだよ」と今まで静観していた比永さんまで怒ったように言う。 ああでも俺は石橋さんの言い分もわからないでもないんだ。日羽さんは俺たちと違って人間ではないのだから……でも… 「助けてくれたのに、こんなことしかできない俺たちをを許してくれなくてもいいです。でも、ごめんなさい。」 俺が部屋の入口で転ばなければ、事態はこんなことにならずに済んだんだろうか?石橋さんも凶行に走らなかったんだろうか。 謝っても謝りきれないけれど、俺が謝罪したいという思いを抱くことすらおこがましいのかもしれない。日羽さん、許してくれなくていいです。 そして、俺たちは昨晩、一人生贄を出したはずで、もう誰も死ななくていい中で これ以上誰かを縛り上げて吊るし上げる必要なんてあったんだろうか。俺はよぎった思いを飲み込み、 簀巻きにした石橋さんを館に残し、日羽さんとはその場で別れ、下山をしたのだった。 Hermit in the shade 宵の星 みかん!みかん!みかん!時々… コーヒー一杯召し上がれ 3分クトゥルフ 飲み卓 賽は投げられた はんにんは カリプソの島 リボルバー ブラックレイン 室岡研究室へようこそ LGO 自己物件 学校の七不思議 眠りの中のお気に入り かしましさん 5分間のエレガンス Black Rain Black Bird 晩夏に渇けば One Room Vacation
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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の著作物です。
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