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小鳥遊 乙桐/たかなし おとぎり
ID:4662697
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小鳥遊 乙桐/たかなし おとぎり
タグ:
やな宅
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
INT
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HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
━━━━━━━━━━━━━━━ ┃特徴表・職業ベース 3-10 平凡な容姿 4-9 暗黒の祖先(D)→10 2010 法律家ベース ━━━━━━━━━━━━━━━ 正義の尺度は声の多数ではない。 The voice of the majority is no proof of justice. シラー ━━━━━━━━━━━━━━━ ┃小鳥遊 乙桐/たかなし-おとぎり 大人しく平凡な男。淡々と仕事を進めるタイプ。 いつだって普通でいたいし「普通」に拘っている。 だがその実、自分のやること考えて答えを出したことは全て正義だと思ってるし、疑わないガキ。いつも不眠。 毎朝早起きして、公園の鳩に餌をあげるのが日課。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ┃設定 ADHD(注意欠陥・多動性障害)と躁うつ病(双極性障害Ⅱ型)を併発している。本人に自覚は無く、ただただ周りに迷惑をかけて生きている。 躁うつ病になったきっかけは、彼の家庭環境にあった。 彼は「普通に生きる」という言葉にがんじがらめにされて生きてきた。 彼の両親は妹が物心着く前に離婚しており、父親が家庭を支配していた。妹は母親が不倫して生まれた子だった。 兄に対して、地位と学歴しか見ていない父親は、結果にしか興味が無いようで、100点満点以外認めてくれなかったのだ。 常に満点を出すことは「普通」であり、それ以外は「落ちこぼれ」という価値観を植え付けられた。 だから、勉強もスポーツも頑張った。でも、褒められたことは一度としてない。むしろ失敗すればするほど怒鳴り散らされた。 殴られ蹴られなんてまだマシな方で、裸でベランダに立たされたこともあった。トイレの水を飲まされたこともあった。ご飯を1週間抜きにされたこともあった。次第に、彼は眠ることが出来なくなってしまった。いくら寝てもすぐに目が覚めるし、酷い悪夢ばかり見る。しかも、睡眠薬や安定剤などの薬物は全く効かない体質なので、どうすることも出来ず、次第に夢と現実の区別がつかなくなった。早朝にぼんやり公園に行って鳩に餌をやることだけが、今でも続けている気晴らしだった。 乙桐はそれでも、父親に自分は愛されているのだと今でも頑なに信じている。愛の形がなんだって、乙桐はこれが親から貰った全てだったのだから、親からの愛はこれだと信じている。 ⟡ ⟡ ⟡ 打って変わって、小鳥遊甲伽、妹は全てが完璧であった。容姿も頭も運動も音楽も絵も、何もかもが完璧で、否定できる場所なんて無かった。 父親はそんな妹のことを1人の娘として愛し、女として憎んでいた。憎い妻の顔をした、自分と違う血が入った生き物。父親は毎日妹のことを抱いていた。そんな妹の状態を知りつつ、どうすることもできなかった、救えなかった兄は、ただ中途半端に優しくしていた。(劣等感もあり、少し距離を置いていた。必要最低限の優しさだけを与えていた)例えばそれは、抱かれた後に、妹にご飯を食べさせたり、外に出かけて気分転換させたり、本を読んであげたり、一緒に寝てあげたり、勉強を教えてあげたり。それが、妹の兄への「王子様」という憧れを加速させたのだろう。妹はブラコン過ぎるきらいがあった。部屋中、兄の写真だらけで、毎日兄のことを思い自分を慰めていたほどに。 「お兄ちゃんは王子様よ」 「だって私のことを救ってくれるんだもの」 「お兄ちゃん大好きよ、この世で一番大好きよ」 それでも、妹が向けてくれた愛情に少しばかり、救われていた乙桐はいた。 乙桐が12歳の誕生日、運命の日は訪れる。 その日、乙桐は妹と共にサーカスに来ていた。 街で配られたチラシを見て、妹がひどく、サーカスに行こうと言って聞かなかったからだ。 だが乙桐も、変わり映えのしない毎日と父親に疲れ果て、滑稽な見世物小屋に慰められようと共に足を運んだ。 小さかった彼らはサーカスのエンターテインメントに魅了され、普段より機嫌よく帰路についた。 だがその帰り道で事件現場を見てしまう。 足がすくんだ。銃なんておとぎ話も、この日本で銃で人が殺される瞬間を見るのは嘘だと。そう思いたかった。 次に殺されるのは自分じゃないかと思い、自分の身可愛さに、妹を見捨てた。生き残るために自分の家族を裏切った。母親と同じ裏切りの血が流れてるのだと、後に考えるとそう思う。その後警察に捜索を頼んでも、見つからなかった。 妹がいなくなり、父親は更に荒れた。 「お前が普通じゃないせいで、兄として失格なせいで妹も、母親もいなくなってしまった!」 俺のせいじゃない、俺はあの時怖くて、殺されると思って、死にたくなくて、仕方なかった。 本当に? 唯一自分のことを慕ってくれた妹が、いなくなってしまった。母親の代わりに、知らず知らずのうちに乙桐へ愛を与えてくれていた妹は、いなくなってしまった。 お前が逃げたせいで! 加速するDVに、乙桐はますます寝付けなくなる。 学校も休み休みになり、成績も下がり、周りからは距離を置かれ(元々友達はいなかった)、全部全部妹がいなくなったせいだ。 妹がいた時の方がマシだった! 家事は乙桐が基本的にやる。父が、例えば食事を作ってくれた日は、最初「おはよう、お前は半熟目玉焼きだな」とトーストとサラダを犬皿に入れて床に置かれ、食べなかったら頭を掴まれそのまま吐くまで食わされた。 自分でやった方が幾分マシだから、父親が家事をした日なんて家にいたくないと何度願っただろうか。 妹がいれば父親はこんなことをしなかった! 妹が自分の生命維持装置だったことを知るには十分過ぎるできごとだった。妹を見捨てたことで父親の精神維持まで切り捨てたのだ。 妹が帰ってきたらいいのに。 そうすれば、全部全部元通りになるのではないか。 この辛い日々も少しはどうにかなるのではないか。 あの無償の愛も取り戻せるのではないか。 妹だけが幼少期の乙桐を救う命綱、心の支えであった。 そしてあの日してしまったできごとは今でも己に呵責を続ける罪の証だ。 妹がもう一度俺に笑いかけてくれれば、赦されるのに。 小鳥遊乙桐は妹を見つけたいと思っている。 例えそれがエゴでも、他者に言わなければわからないと同義だ。 ⟡ ⟡ ⟡ 運命の彼女、路十羽くくいと出会ったのは中学の時だった。 乙桐は特に仲の良い人間はできなかった。話しかけられても、喋り過ぎたり、逆に神経質で何も喋らなかったり、何でも放置して物事を進めなかったり、などを続けた彼に友達なんてできるはずが無かった。ずっとSF本ばかり読んでいたのもある。SFが好き。星新一とかが趣味である、集中力の短い彼にとっても読みやすかったし。 英語が本格的に始まり学校でも学期ごとにテストがあった。毎日、テスト結果を見て、父親がゴミ箱から生ゴミを持ってきて口に突っ込まれたのも、もう夢か現実かよく覚えていないがそれからやけに鼻が効くようになったから、そういうことなのだろう。 あまり周りから虐められることは無かったが、避けられることばかりだったと思う。 そういえば、妹の写真が家族で撮ったものしか手元にないことを思い、写真に興味を持った。中学校では、必ず部活に入らなければいけない決まりがあり、特に活動しなくてもいい、と聞いた写真部に顔を出した。 その写真部で、路十羽くくいと出会い、紆余曲折を経て大学生で付き合うことになるのだが、それは順序立てて記述する。 中学で出会い、奇跡的に大学で再会した彼女と付き合い、同棲を始めるまでは、父親との二人暮らしをしていた。 過干渉な父親は、DVを乙桐に与え続けていた。 勉学に入れ込んでも、どうやっても、父親の呪縛からは逃れられなかった。そんな彼を救ったのが彼女だ。 彼女は乙桐にとって、唯一無二の存在であり、彼女が居なければ今頃、自殺していたであろう。 乙桐が自殺しなかった理由は三つ、父から愛されているのだと信じ、妹への贖罪および妹を見つけることを使命とし、そしてくくいを生涯かけて幸せにするため、であった。 写真部は週に一回、火曜日の放課後に集まって、だべって帰るだけの、文化祭の前だけ少し騒がしくなる文化部の一例であった。基本的に乙桐はだべっている写真部の子を見ながら本を読んだり、デジタルカメラを触ってたりしているだけの時間だった。そんな乙桐に声をかけたのが、路十羽くくいである。くくいもまた、中学校の入学式から最初の一週間、インフルエンザで休んでしまい、スタートダッシュに遅れてしまった、少し周りから距離を置かれている生徒であった。実家が金持ちなのもあったから、そんなお嬢様にはとっつきにくい空気が周りにあったのかもしれない。 乙桐も、最初はただ単に彼女のことを金持ちではあるけれど「普通の女」だと思った。 しかし、話をしていくうちに違和感を覚えた。 何故なら、彼女はあまりにも「普通」過ぎたからだ。 見た目も仕草も声も何もかもが「普通」過ぎて逆に「異常」だった。 それも、彼女がバレエをしていた故の所作かもしれないが、今思えばその時から既に惚れていた故に特別に映っていたのかもしれない。 だからなのか分からないが、つい気になってしまい、次の週に声を掛けた。すると、予想通りの答えが返ってきて思わず笑ってしまった。それに彼女もまた同じように笑ってくれた。 恋に落ちるのは世界が落ちるのと同じくらいの衝撃があるのかもしれない。 その瞬間から、乙桐は彼女にゾッコンになってしまった。 彼女は「普通」に生きることに執着していた男の前に現れた「普通」ではない女性だった。 彼女は「普通」でいることに疲れ果てた男の心を癒す唯一の存在。「普通」であることに拘っていた彼が初めて「特別」を求めた存在。それが路十羽くくいであった。 毎週部活の時間だけ、ぽつぽつ話していた。自分の身の上の話をお互いに零していた。その途中で乙桐は妹のことだったり、父親のことだったり、くくいは家のことだったり、昔のことだったり、話していた。彼女の写真を撮った。 「おとくん、私のことなんて撮ってどうするの」 ……どうする……ッテ……一応、写真部だし……写真撮るフリでも、しといた方が……いいかなって、思って。 「はは、おとくんは、いつも面白いね」 ……面白い、とか……それなら路十羽以外とも、話せるだろ、面白、かったら……路十羽は……ヘンなんだ……俺に、話しかける、とか……イミわかんない…… 「私、おとくんのことが好きよ」 …………は? 「私、バレエダンサーになりたいの。だから、高校ちょっと遠くに行くんだけど、帰ってきたら、私と付き合ってよ」 …………路十羽、冗談やめろよ…… 「……冗談じゃあないよ」 そう言って、誰もいない部室で彼女はキスをしてきた。 彼女は文化祭で学年の劇の出し物のヒロインに抜擢されたのを皮切りに、たちまち人気者となり、友達が多くできて、ゆっくり部活の時間に乙桐と話すことは無くなってしまった。 だが、その放課後での写真が文化祭で特別賞をとったのは、今でも乙桐の誇りだ。 結局、さよならも言えずに彼女と疎遠になった。 俺も忙しかったしね、父親の束縛が年々酷くなったから。 高校に入ってしばらくすると、彼女から手紙が来た。 無事、若手バレエダンサーになり、その初主演舞台のチケットを送ってきてくれたのであった。 嬉しくて、嬉しくて大事に机の中に保管していた。 その宝物が父親にライターで燃やされるまでは。 「女にうつつを抜かす男がマトモに生きれるわけが無いだろ」と、金属バットで殴られ、意識が混濁している間に、舞台の時間は終わっていた。彼女からの連絡の一切を絶たれ、そのまま虚無の高校を過ごした。家にまで来たのはその手紙と、新聞屋と、委員長の女の子くらいだった。クラスの委員長の女の子は毎日乙桐の元に来て、髪の毛の入った手紙を入れに来るのだ。父親が全て燃やしてくれていたし、それ以外特に被害も無かった。なんだったのだろうか、あの女は。 小鳥遊乙桐はそうやって、浪人して予備校に通いつつ、大学生になり、春を迎える。 予備校では、一度、厄介な女に刺されたこと以外特に問題は無かった。「私は乙桐くんの運命の人なのに」と叫びながら背中を刺してきた、予備校のクラスメイトの女を見て、死ぬかもしれない、それなら、路十羽くくいとセックスしたかったな、と考えているような男に、まぁ悪運がないことは無い。一ヶ月の入院で済んだ。昔からやけに女難の相がある乙桐は、女のことはあまり気にしてはいなかった。母の記憶は無いし、小学生までは妹に恋をされ、中学では運命の人であるが妙な女に話しかけられ、高校では謎の手紙(髪入)を送り付けられ、予備校では刺され、はたから見たら奇妙だが乙桐は気にしていなかった。 小鳥遊乙桐は、鈍感男でもあったのだ! 路十羽くくいのことを考えるのはいいが、流石に死ぬ間際に考えることがそれなのかとは思う。 それより、命の危機で妹の事件のトラウマを思い出し、軽いPTSDのようになってしまったことの方が本人にとっては辛かった。朝、妹の幻覚がみえるようになり、鳩の餌やりの時にイマジナリー妹と会話することが多くなった。その時毎度意識が朝だからなのもあり混濁していて、本人も幻覚を見ていることを自覚していない。 ⟡ ⟡ ⟡ 大学に入り、最初の全学授業でぼんやりとオリエンテーションを受けていた時、隣の人から携帯の画面を差し出された。 何かあったのだろうかと、見ると「背、追い越されちゃったね」と書かれたメモ。思わず顔を見やるとそこには、更に綺麗になった路十羽くくいがいて、思わず席を立って先生に注意されたのも、今になってはいい思い出である。 学部は違うものの、再会した彼女は一つ学年が上だった。去年講義が被っていて受けられなかった科目の授業を受けていて、本当にたまたま一緒になったと彼女は言った。 そんな運命、信じられないが実際にあったことだ。 あの日の約束は覚えていた。 だから今度は 「…………ッ好き、俺も……たぶん、路十羽はさ、あの日のこと、覚えて、ないッ……かも、しれない……ケド、好きで……今までも、ずっと!お前のこと、考えて……てッ……あ、俺……死にかけた?のが、あって……予備校……あ、俺、一浪して……るんだけど……その時、クラスの女の子……に、刺されて……さァ……それは別にいいんだけど、路十羽が、今何してるのかなって……考えてて……ってこと、言いたくて……そしたらッ……ここで再会できると、思ってなくて……あー顔、赤いかも……俺……へへッ……路十羽ってサ……可愛い、から……綺麗、だから……そう、そうなんだよ……くくいは可愛い!から……ずっと俺心配で……ァ……呼び捨て、してごめん…!…心でいつも……呼んでて……は、ハハッ……好きなんだよね、路十羽のこと」 こちらから告白した。OKはハグとキスでもらえた。 その後、くくいから話を持ちかけられ、同棲を始めることになった。父親から乙桐を守るために彼女が提案したことであった。くくいは、乙桐がDVを受けていることを察してはいたものの、乙桐の、父親から愛されているという意思を尊重していた。最初は、乙桐も不安がっていたものの、彼女への好きという気持ちは大きくなっていった。そしていわゆる、駆け落ちをした、乙桐は家を出た。 それからというもの、彼女と二人で住んでいる家から大学に通い、乙桐は生活をしていた。 幸せの日々であったと思う。今までの中で一番。 路十羽くくいからもらう愛情は、母親のそれとは違い、性愛も、恋愛も、全てまぜこぜにして、乙桐を包み込んだ。 ⟡ ⟡ ⟡ そして、小鳥遊乙桐は司法試験に合格したのである。 検事となり法廷に立つようになったのだが、ある日を境に、乙桐の人生は大きく変わった。 それは、とある事件を担当した時である。 被告人は重度の鬱病を患っており、精神鑑定の結果、殺人を犯して死刑になっても構わないと思っていた。 裁判員による多数決によって死刑判決が下されたものの、裁判長の判決文朗読中、突然暴れ出してしまったのだ。 それだけでなく、乙桐に対して「お前らが悪いんだ!」などと意味不明なことを叫びながら襲いかかってきた。 当然、乙桐は必死になって抵抗したが、相手は興奮状態にあり、どうにもならなかった。 結局、裁判官たちの手によって取り押さえられ、何とか事なきを得たものの、それ以降、彼の心にはずっと不安がつきまとうようになってしまった。 また同じことがあったら……今度は殺されるかもしれない。 毎日彼女と、セックスしていたが、二回戦まで絶対やるようになった。死は男の性欲を強くする。 乙桐はそうやって自分の性欲を発散させていたが、次第に彼女に対する罪悪感が強くなってきた。 彼女のことは好きだし、性行為もしたい。しかしもし、次同じようなことがあるとしたら、自分は彼女を守れるのだろうか。 彼女に危害が及ぶ前に自分が死んでしまったら。その方が怖い。 だから乙桐は、ある決心をする。 「別れて欲しいんだ……路十羽」 「……え?」 「俺……もうこんな生活嫌なんだ……。路十羽は……すごく優しくッ……してくれる、ケド、やっぱり……俺みたいな……人間と一緒にいるべき、じゃないよ……俺、妹も……守れなかったし……もしかしたらッ……路十羽のことッ……守れない、かもしれない……」 「……」 「俺は……くくいのことが好きだけど……くくいは……なんで、俺のこと……好き……か、わかんないし……だから、俺は、君の、こと……失ってしまう、前に、別れた方がいい……」 「そんなことない、私はおとくんのこと大好きだよ。私、おとくんのこと、守るよ。大丈夫、死なないよ、だって私、強いもの!」 「路十羽……」 「私のこと、好きって言ってくれる時だけ、名前呼びになるの、癖なんだね」 「ごめッ……ん……俺……ほんとは……お前のこと……くくいッ……て……呼んでる……んだ……へへッ……変だろ?……なんか、くくいって呼ぶの……恥ずかしくて……でも、好き……なんだ……くくいのことが……本当に……ごめん……」 「ねぇ、名前で私のこと呼んで、おとくん、私おとくんから名前呼ばれるの好きなの」 「……くくい」 「うん」 「くくい」 「……」 「くくい……くくい」 「……」 「くくい」 「……何回言うつもりなの」 「ごめん……くくい、俺、君のこと……守りたい……んだ。でも……君に、何かあったらって……考えると……怖くて……仕方ないんだ……だから……くくい」 「うん、わかった」 「わかって……くれる?」 「別れてあげない」 「……」 「でも、約束して」 「……何を?」 「死ぬ時は一緒に死のう。そして天国でも結婚しよう。地獄に行ってもいいけどね!」 路十羽くくいのことを名前呼びになったきっかけと、死ぬ時も一緒だと約束した日のことだった。 そんな強い彼女のことが大好きだった。 路十羽くくいが愛おしかった。 小鳥遊乙桐は路十羽くくいのことを何よりも愛している。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 一人称:俺 二人称:君、〜さん 誕生日:3月3日 血液型:A型 好きなもの:家族(父と妹)、妻、写真、SF、ハンバーグ 嫌いなもの:悪、ピーマン カラーコード:#3155A6 チャイナブルー イメージCV:内山昂輝 ━━━━━━━━━━━━━━━ ┃参考 乙→二番目 桐→ごまのはぐさ科の落葉高木。五月ごろ筒状の淡紫色の花が咲く。葉は大形で掌状。材は軽く、狂いが少なく、音をよく伝えるので、家具類・細工物・げた・琴などに使う。 弟切草の花言葉『恨み』『秘密』『迷信』『盲信』『敵意』 ━━━━━━━━━━━━━━━ ・妹 小鳥遊 甲伽/たかなし-かふか 黒い髪に翠っぽい瞳。 何をするにも完璧で美人のできすぎた子どもであった。 母が不倫してできた子。 毎日父親に性暴行を加えられて生きてきた。 当時は兄を王子のように神聖化し、愛していた。 どこに行くにも兄の後をついてまわっていた。 あの事件を最後にいなくなった。 生きているなら今20歳である。 甲→等級などの一位。 伽→退屈をなぐさめる話相手(の人)/寝床にはべること。その人 カフカ→チェコ語でカラス フランツ・カフカ(作家)より ━━━━━━━━━━━━━━━ 通過シナリオ Xからの告白(HO3) 呼ばわる三角 戦慄!!人喰いあんこう鍋の怪 反鏡 31FLOORs Only you 酸素不適合者 バックスペース禁止シナリオ ━━━━━━━━━━━━━━━ ジャンヌの猟犬ネタバレ↓ 自探索者・ジャンヌの猟犬HO2「Lou・Laurent」と魂を同じにするもの、いわゆる生まれ変わり。 https://charasheet.vampire-blood.net/3798037 それ故に、クトゥグアの血を僅かにだが引いている。 時代と生まれた場所が別なのもあり、その力の一切は無い。だがたまに鏡を見ると目が赤くなっていることがある。そして熱が出てぐっすりと眠る夜には必ず夢に、生きる炎が出てくる。それはいつも自分に話しかけているが何を言っているかはわからない。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
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ケイオシアム社
の著作物です。
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