タグ： 空樹クロム

「面白そうなのが見つかる予感がするなあ。ちょっと首を突っ込んでみようかな？」 骨董品屋を営む祖父を手伝う傍ら、曰くつきのある物や珍品を蒐集している青年。 祖父も同様の蒐集癖があったのだが、幼いころ、店の手伝いをしていた際にそれらを見聞きしていたことをきっかけに惹かれるようになった。 実のところ骨董品屋とはいうものの何でも屋に近い。 ごった返した店内には祖父が蒐集した魔導書の類やアーティファクトに近しい物たちが眠ってるとか眠ってないとか・・・ 現在では隠居した祖父に変わって店を営んでいる。 性格は至って平凡。敵を作らず、深入りしすぎずのスタンス。よく言えば誰に対してでも優しく、悪く言えば八方美人。 ただし彼に踏み込むことができれば彼の真の優しさに触れることができるだろう。 また、普段はあまり主張することも無く頼りがいがあるわけでもないが、それが最善であると思ったなら土壇場で意志を貫く芯の強さを持っている。 上記の蒐集癖のために”普通でないもの”、”珍しいもの”を目にすると食いつく一面もある。 「ちょ、ちょっと、今の話詳しく！」 幼少のころから骨董品屋の手伝いをしていたため、目利きの腕は確か。 世界中回っていろんなものを蒐集してるので多少は英語を喋れる。 あとなかなか珍品を売ってくれない人を根負けさせるために説得が上手くなった。

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