タグ： 虹っ子 虹♂

※基本ルルブ：放浪者ベース 【特徴表】 3,4-戦士 　…周囲の物は全て武器だと考えている。あらゆる近接武器の基本成功値50％ 3,6-格闘センスの持ち主 　…幼い時から道場で鍛えられてきた。素手の戦闘技能3つ（キック、組み付き、頭突き）基本成功値50％ 【探索者データ】 ＜性格＞ 穏やかで柔和な雰囲気を感じる。 しかし、割と不穏な事を簡単に言ってのけたり、犯罪な行動も気にせず行ってしまう。 誰かを傷つけるということはないが、必要とあれば何でもないことのようにやってしまう。 基本優しいので攻撃的な事はしない。 ＜家族＞ 父2人、母、妹（白澄絢音） ＜設定＞ 半蔵と妹が生まれてから、母は離婚した。 妹は以前の父に引き取られ白澄の姓。自身は母方の姓である薩摩。 母は再婚し、姓が変わったが20になった頃に絶縁状を出し、薩摩の姓のままで過ごす。 17の頃に恋人を自身のミスで亡くし、高校を中退してから家を飛び出してしまった。 それからもう家族には会っていない。 毎年恋人の命日にはお墓参りの為街に戻ってくる。 ＞変化 29歳になってしばらくの後、5つ下の恋人ができた。 定職について、地元に居を構えるようになり、幾分人の心を解するようにもなった。 胸に痛みはあれど、その恋人の存在が知らぬ間に傷を癒して、今の生きる糧となっている。 【職業技能】 ・投擲…学生の頃荒れていたのでナイフを投げていた ・隠れる…昔やんちゃしていたので補導や職質から免れる為 ・聞き耳…彼女の声を探していた ・忍び歩き…隠れた場所からバレないように離れる為 ・言いくるめ…自身の周りには口八丁の輩も多かったので聞き流していたらなんとなく ・値切り…各地を転々としているので収入も少ないからまけてもらわないと ・心理学…人の心を多少は理解しようとも思ったが、彼女のいない今ではもう必要ない ・博物学…彼女は自然を愛していたから自身もと共に学んでいた名残り 【興味技能】 ・応急手当…頻繁に怪我をしていたので自然と身についた ・図書館…彼女と勉学に励んでいたころを懐かしむように本を手に取る ・目星…彼女の姿を探していた ・バイク…移動は基本的にバイクなので ・横笛…彼女が吹いていたのを見よう見まねで多少覚えてしまった 【特徴表技能】 ・あらゆる近接武器…昔から喧嘩が多かったからね。なんでも使わないと危ないでしょ？ ・キック/頭突き/組み付き…習ったわけじゃないから動きはかなり自己流だけどね。 【不定】 異常食：解除 強迫観念に取りつかれた行動：解除 七つの大罪(長期)(15[15]) → 傲慢(裏)　卑屈：鬱、意思決定力の欠如。INTかPOW-1、あるいは信用を10低下させる。：解除 CP用狂気表(長期)(4[4]) →美化 // 相手が輝いて見えるフィルターがかかる。ドキドキが止まらない、かもしれない。:4ヶ月 【シナリオ】 ドッペルさん…HAPPY END（A） 水槽のない水族館…生還 芸術家の魂…END3 ビヤクロッカー…生還 泡沫の夢に踊れ…生還 夏はやっぱり！…生還 大正十二年の空になく…生還 そのひとときは仮説の中に…生還 コトワリ…「あなただけが知る理」 コロッケを買いに…生還 満月のない十六夜…生還 平行線アポフィライト…生還 ミルキーウェイで抱きしめて…生還 冴ゆ風のどこかで…ENDA イチャつけ！…生還 真夜中のサルーテ…生還 A_…生還：KPレス 君在りて…生還[　海部譲　]10/9 花歌こぼし、骨に口づけ…生還[　薩摩譲　] 溶けるような愛をあなたへ…生還[　薩摩譲　] 【NPC出演】 振り返り坂…END2（ロスト）　［　流川恭哉　］ あなたの花の色は…END1　［　流川恭哉　］ あの手を引いて…生還　［　流川恭哉　］ 鬼の駅にて…END1　［　流川恭哉　］ 午前零時の白昼夢…END3　[　海部譲　] ヘラの妄言…生還　[　海部譲　] Goddess in the Dark…生還　[　薩摩譲　] 【AF】 AF『海色の石のストラップ』 幸運+5 AF『彫刻家のノミ』 MP+1ｄ6　最大SAN-1ｄ6 魂の束縛…人間の魂を容器に閉じ込めることによって、その魂が入っていた肉体をコントロールしたり殺したりできる AF『大切な人を象った人形』 相手を大切に想うあなたの楽園の欠片。壊さない限り、あなたのことを守ってくれる。 致死量のダメージを受けた時、そのダメージを半分にする。尚、効果を使うと砕けてしまう。 しかし、粉々になるわけではなく、大きく砕けるだけなので修復可能。──楽園は、そこにあるだけで幸せの象徴である故に。 AF『壊れた懐中時計』 孤独な記憶の唯一の証明、本人が所持している限りPOW+1 AF『赤い裁ち鋏』 縁切りの神様より授かったもの。赤く鈍い光を放つ大き目の裁ち鋏。常に【刀身を清める】（基p.273）の効果を発揮する。 どんな縁であれ、強く望むのであればこの鋏で断ち切ることができる。あなたと彼女がお別れした証明。 AF『月見団子』 めちゃくちゃ美味しくて力が湧く。HPが1回復する。使用可否は必ずGMに確認すること。 DEX*5に成功することで意識を失った他者にも呑み込ませ、回復させることができる。使用回数は1度のみ。 AF『印籠』 中身は黒い錠剤「ドクター・ドリーム」。マレモンP.72。1粒しか入っていない。 AF『結びの指輪』 細身のゴールドリングに赤い宝石がひとつついている、シンプルな指輪。 宝石を見ていると、どこかこころ安らぐような気がする。 身につけている際、SANCで直葬されるような数値が出た場合即座にSAN値を5まで回復することが出来る。 AF『結婚指輪』 節目を迎え、あなたは新たなステージへと進みゆく。 いとしい人と共に在ることは、あなたの心をよりふくよかにさせるだろう。【 身につけている限りPOW+1 】の処理とする。 【呪文/魔導書】 ・魂の束縛：基P271 ・死の呪文：基P256 【設定蛇足】 12/26誕（　http://365x7.net/day/1226　） カラーコード…紅桔梗色：9C308D 穏やかな男だが、高校の頃まではそれなりにやんちゃをしていた。 高校の頃の恋人はおしとやかでつつましく、芯の通った美人で、やんちゃだった彼も彼女には頭が上がらなかった。 あの事故がおこるまでは… 彼女と結婚迄考えていて、高校の卒業時にとっておきの場所まで彼女を自前のバイクの後ろに乗せて連れて行こうとしたが 法定速度を破ったトラックとの接触で、彼女を亡くした。自分のせいで彼女をと彼は荒れた。 彼女を殺してしまったという意識は消えず落ち着いた今でも続いており、彼女を忘れることが出来ない。 当てもないその日暮らしを続けながら自己嫌悪にさいなまれていたが……とある出来事をキッカケに、少し変わり始めている。 2021年の年越し蕎麦はコロッケ蕎麦 ＜亡くした彼女について＞ 雨情露（うじょう・つゆ）享年18歳 「薩摩。お前はほんに、花が良う似合う」 日本家屋に住むお嬢様だった。 まさに和風美人といった風貌で、凛としたたたずまいの女性。 やんちゃしていた彼を女の身でありながら恐れることなく止め、そこから彼との交流が始まり、 本来は温かな心を持っているのだと知り、見守っていたはずが強く惹かれるようになっていた。 【卓内にて交流をもったPC様方】 ＞友人？ 正生尭（まさお・ぎょう）…（　http://charasheet.vampire-blood.net/m59e360460b8cdeb27f119366bf24a391　）PL：かめもち様 鳴海要（なるみ・かなめ）…（　http://charasheet.vampire-blood.net/m438b2d15613d68181b1821ae8bc9c6c5　）PL：おひつじ様 葛目夏路（くずめ・なつみち）…（　http://charasheet.vampire-blood.net/m8e59377448ca39a3fd72f314a5afe0b1　）PL：愉快田様 ＞友人 流川恭哉（るかわ・きょうや）…（　http://charasheet.vampire-blood.net/m14d7cef242c7eca5289f0b4ed969972a　）PL：こたつ様 ＞妻 薩摩譲（さつま・ゆずる）…（　http://charasheet.vampire-blood.net/1294971　）PL：かめもち様 ※ここから先はシナリオを超えての所感を書いてます。ネタバレには気を付けていますがお気をつけください。 【シナリオを超えて】 『ドッペルさん』春：水 自己嫌悪に苛まれ続けた彼に変化をもたらし始めた出来事。 そこで出会った同じ痛みを抱える女性に出会い、共に日常へと帰ってきた。 悩みながら揺らぎながら幸福な夢に浸り続けていたいと言う願いはあれど、過去との別れを決意させた。 きっと、数多に悔いはあれど最もたる悔いは１つだけだったのだ。 「きちんとさよならをしたかったんだ」 『水槽のない水族館』夏 水族館の半券を手にし、そこで1人の男性と出会う。 1人も暇だからと同じように半券をもつ彼に話しかけ、不思議な事象が起こり始めた。 少し呆れられつつもなんだかんだついてきて協力してくれる彼の存在は、この薩摩半蔵という男の記憶に残るようになった。 「面白い子にあったんだ」 『芸術家の魂』夏 なんとなしに見かけた個展にぶらりといつものように入り込んだ。 そこに、あの水族館で出会った彼と再会をする。 自身の行動に恐怖よりも呆れと怒りをぶつけてくる姿が愉快で仕方がなく、良い子というカテゴリーからお気に入りの子というカテゴリーへと変化した。 ちょっかいをかけて怒る様を楽しんでいる節はあれど、自身を心配しているということは彼なりに理解しており、彼にしては珍しく名を口にするような相手になった。 「面白いものみつけちゃった」 『振り返り坂』晩夏NPC 自身を救おうとする彼に感慨深くおもった出来事。 お人好しな男の子だという意識でしかなく、自身の身に対しての頓着がなかった。 怒られながらも何をそんなに怒るのか理解が及ばず、なんだか頑張っているから彼は帰してあげなきゃねというおもいしかなかった。 ぽろりとこぼしたその言葉はいつもの調子。 別れの言葉にすらならず、共に日常に帰ることは出来なかった。 「また会えたらいいね」 『あなたの花の色は』秋NPC 死んでも尚不可思議な事象に巻き込まれていく。 その中で彼の友人の姿があり、とりあえず帰してあげなきゃねという意識は変わらなかった。 けれど彼に自身の過去を見られてしまい、少し憤りを感じつつもそれを見て同情はなく、若干の心地よさを感じた。 その中で、自身も己の過去を振り返ることとなり、彼の中に様々なおもいが蘇っていく。 まだ生きていたいなと感じながらも再び眠りについた。 「バレちゃった」 『ビヤクロッカー』秋 久方ぶりに会ったようにも感じる彼女の姿に驚きながら、再会の形にも驚きながら少し戸惑った出来事。 少し動揺はしたけれど、自身とは違って元気そうな彼女の姿に彼は酷く安堵した。 以前よりもずっと元気そうで、少し乱暴になった様子が酷く愉快でありつつ愛らしさを感じていた。 あれから連絡もしてくれていたようで、口をついて出てしまうのは彼女を安心させる為の言葉。 果たせるかどうかもわからない約束まで交わすなんて、彼の中ではあり得ない事だというのに彼女の顔を見ていたらまた会いたいと思ってしまったのだ。 無理な事のはずだけれど、彼女の様々な変化や表情をまた近くで見たいと思えば無理な事もやり遂げてしまおうと思えた。 「きっと君の所に帰るよ」 『あの手を引いて』初冬NPC 意識を失い続けて気付いたら友人に手を引かれていた。 何故彼に手を引かれているのかと少し悔しくおもえばこそのあの言葉だったのだろう。 助けられるなど今までになかったもので感謝以上に居心地の悪さを感じたのは否めない。 けれど、それが友人である彼であったということはまた感慨深く、助けられるという事も悪くはないかなと思い直した出来事だった。 結局帰ることができたのは自身の力だったということが大きかったのかもしれないが。 「帰ったら叙々苑ね？」 『泡沫の夢に踊れ』冬 漸く肉体がある状態で彼女と再会することが出来た。 以前会った時とはまた様子が違い、現状にもかなり困惑と戸惑いが生じて、彼女と会う時はいつも驚かされてばかりな気もしてくるものでより一層彼女に興味を示した出来事でもある。 酷く素直で愛らしい姿に困惑しながらも、これが本来の彼女なのかもしれないと理解すれば愛おしさが生まれたのは言うまでもないだろう。 彼女に傷つかないで欲しいと。 とうに失ったあの愛しい人以外に拠り所などなく、自身の事柄にすら頓着がなく、何かに執着する事もなかったというのに、彼女が彼の心の拠り所になっていた。 人の名を呼び捨てにする事も、側に居たいと願う事も二度とないと思っていたというのに… それは狂気のせいだけではないだろう。 彼の深層心理でどのような変化が起こったかはわからないが、彼にとって「ただいま」と言え、自ら触れたくなる存在へと昇華していた事に驚いた出来事だった。 「ただいま」 『やっぱり夏は！』お正月 「君が居ないって考えるだけで、こんなにも不安になるんだね」 『大正十二年の空になく』年明け 「帰れないかも…」 『そのひとときは仮説の中に』春：水：4/4 「俺の人生に、譲を頂戴」 『コトワリ』7/1 「さようなら。俺も、大好き」 『鬼の駅にて』夏NPC 「え？なにか変な事した？」 『満月のない十六夜』秋 「うっかりしちゃったんだねぇ」 『午前零時の白昼夢』晩夏NPC 「そっか…俺、泣いてるんだね？」 『ミルキーウェイで抱きしめて』晩夏 「ずっと、傍にいるよ」 『冴ゆ風のどこかで』冬 「どこにも行かせないから」 『ヘラの妄言』 「目に見えるところに証が欲しい」 『イチャつけ！』 「面白かったね」 ※この先はシナリオの多大なるネタバレがあります。 【ドッペルさん】 ドッペルさんという歌を歌えば失った者が帰ってくるという話を聞き、つい口ずさんでしまう。 そうしたら、不思議な事にもう会うことはできないはずだった彼女と再会を果たす。 結婚までしており、11年の空白は都合のいいように塗り替えられていた。 彼女は死ぬことはなく、そのまま結婚し、共に過ごす…そんな絵空事のような幸せな現実で。 それは再会と言えるかは怪しい物だったけれど、確かに彼女を感じた。 何故なら記憶をもとに生まれたドッペルさんだから…。 彼女とは違うのだと、もう本当に彼女に会うことなど不可能なのだと思い知る。 死んだ者は蘇ることなどないのだと…。 しかし、ドッペルさんである彼女は確かに自身を愛してくれていた。 自身を一番に考え、幸せを共に感じた。そうしていることが彼の本来の彼女を踏みにじることになると感じながらも。 正体と帰る方法を告げる彼女。それはまさしく記憶に残る彼女とかぶる。 嘘だけど、嘘などではない心を受け止め、帰る為に…彼女を一刺しで殺した。 本来の彼女は、もういない。 本来の彼女に成りすましていたドッペルさん。 想うところはあったが、怒りは不思議と沸いてこず、ただ、ありがとうと。 本来の彼女に見せたかった景色をドッペルさんである彼女に見せたのは、その感謝の想いもあってなのか… 深いところはわからない。 この幸せに浸りたいと思いもしたが、それはやはりできず幸せな夢をありがとうと、決別を果たした。 きっと、きちんとさよならを告げたかったのだ。 最後に、結婚式のように彼女の指に結婚指輪を嵌め、死をもって別れた。 それが彼にどういった心の変化をもたらしたのかはわからないけれど、彼は、また彼女のいない日常へと帰ってきたのだった。

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