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常日頃から耳も尻尾も隠さずに生活している狐系レネゲイドビーイングですが、今は可愛い狐耳ＪＫでっす☆ 一般人の目に触れるときには騒がれると迷惑なので、得意の領域操作で違和感を感じないように認識をいじらせてもらってます。 戦闘スタイルは領域を展開しての属性攻撃です。原点とか言うのを開放すれば太陽レベルの熱量も操れますよ。 炎と氷のどちらも操れますが、領域内で風を起こして相手を切りつけることもできます。 いつか存在していた化獣と同一視されているせいでキュマイラも混じっているようです。攻撃には便利だし耳も尻尾もかわいいので気に入っていますけどね。 しばらく前に起きたＰＭ事件の時から高校生として編入してとある女の子を経過観察をしてますけど、そんなに危険な子なんですかね？ 今のところはクラスメイトとイチャイチャしてるだけの一般人なんですけど。……事あるごとにエロゲ展開しおってからに。 私自身はどこにでもいる耳と尻尾付きのレネゲイドビーイングですよ。 太陽神話から派生したとか言われてますけどみなさんがそう言うのならそうなんでしょう。自分では覚えてませんけど。 自身の本質がレネゲイドだということは自覚してますけど、人間とそんなに違うものですかね？ 目覚めたときにはすでに碧山明狩のもとにいました。どこだかの神社の中で人よけの弱いワーディングを張って休眠状態でいたそうです。 他に行く場所もないのでＵＧＮのあの人の部下として働いています。 ――とは言っていますが、私はあの人が好きでここにいるんです。誰よりも優しく弱いのに、それでも強がっているあの人がたまらなく愛おしくて。どこぞの烏に悪いことを吹き込まれないかも心配ですしね。 明狩は他にも何人も同じようなのを拾ってきているから覚えていないかもしれませんが、私は拾ってもらったこの恩を忘れることはないでしょう。 耳と尻尾なんて気にしてないふりしてますけど、本当は明狩が自分の耳と尻尾を嫌っているから私も生やしてるんです。 優しいあの人が自分一人だけがみんなと違うだとか考えなくてもいいように。伝わってくれてはいないようですけどね……。 そんなわけで今日も楽しく、私はあの人といられる未来のために生きています。 自分が本質的には人間とは違う生き物ということは自覚しているので、レネゲイドが暴走すると他人とは違う故に拒絶されるという強迫観念に襲われ、自分の大切なものを拒絶する原因を排除するために攻撃的になる。 明狩の幸せのために生きていることで自分の自由が失われていることに本人は気付いてはいない。

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