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《職業：用心棒》（クトゥルフ2015より） 職業技能ポイント:EDU×10+STR×10 《特徴表：格闘センスの持ち主》 幼い時から道場で鍛えられてきた。素手の戦闘技能3つ（キック、組み付き、頭突き）の基本成功率は50%である。 《特徴表：異物への体制》 体内の免疫力が発達している。毒(POT)を抵抗表で競う際に、成功の範囲に+20%。 HO鬼 貴方は怪力の持ち主だ。 その怪力と戦いのセンスは探偵社の武力として大いに役立っている。 ［メリット］ < こぶし> のダメージが 1D6 となる。 また、ダメージボーナスが 1D8 となる。 ［デメリット］ 貴方は威圧感からか他人との交渉がうまくできない。 そのため< 信用/説得/言いくるめ> に技能ポイントを振ることができない。 鬼澤 真人（おにざわ まさひと） 孤高の元ヒットマン 30歳/男性/生年月日血液型共に不明 一人称：俺、自分 二人称：おい、お前、貴様、苗字 《来歴》 生まれて間もなく親に捨てられ、コンビニの駐車場に放置されている所をヤクザの男に拾われた。そのままその男が経営していた孤児院へと預けられ、そこで幼少期を過ごすことになる。幼い頃から一際力が強く、あらゆる力比べでは子供どころか大人のヤクザですら手も足も出なかったという。そんな噂をどこからか聞きつけた幹部の男が半ば攫うような形で己の用心棒としてスカウトした。何故極道ではなく用心棒なのかについては「バケモンみたいなガキと盃なんか交わしたくないわ」と後にその男が語っていたという。当然経営者であった彼を拾ったヤクザの男も怒っていたが相手が幹部ということもあり強くは出ることが出来なかった。こうして幼くして組織のお抱えヒットマンとして生きていくことになる。 孤児院にいた時と比べ衣食住の質は格段に落ちたがそれでも生きていくためにはこの生活も受け入れる他なかった。この幹部のやり方は汚く苛烈で他のヤクザはまだしも一般人、そして女子供ですら平気で手にかけるような畜生であった。そしてその役目を負うのが彼である。最初は抵抗こそあったが人を殺せば殺すほど情は薄まり感覚が麻痺していった。仕事と割り切り任務をこなしていく一方で何の罪もない命を奪う事に対しての葛藤が心の奥底で渦巻いていた。その中での苦肉の策がターゲットの子供を自分が育った孤児院へと送り、匿うことであった。しかし結局は同じ組織の管轄している施設、この事が幹部の耳に入るのは時間の問題だった。 10人ほどの子供が彼の手によって匿われたのち、その凶行は実行へと移された。幹部の男が敵対組織をけしかけ、子供達が寝静まった真夜中施設に火を放った。事前に施設の中に取り付けられていた爆発物にも引火し、その炎は一晩中消えることがなかった。中にいた子供は誰一人として助からず、無数の幼い命が一夜にして消えることとなった。その話を孤児院の経営者であった男から聞かされた時、何かがプツンと切れるような音とともに勝手に体が動き始める。まずは実行犯である敵対組織へと単身で乗り込んでいく。そこで行われたのはただの鏖殺である。無数の命が一瞬にして終わりを迎え、残ったのは血みどろの肉塊だけだった。その後は全ての元凶である幹部の男を人の原型が無くなるまで殴り続ける。今までの鬱憤を全て晴らすかの如く、永遠に。 やがて意識が鮮明になれば、目の前には人では無い何か肉のようなものがある。自分が何をしたのかを静かに察し、その場を去り街の喧騒とは無縁の闇へと消えてゆく。その場で拳銃を自分のこめかみにつきつけ、引き金を引こうとしたその瞬間、声がかけられた。 なんと声をかけて貰ったのかは覚えがない。しかしその言葉はこの世に生を繋ぎ止めるには十分なものであっただろう。なぜだか分からないがこの人間の元であれば生きていても構わないと思わされた。かくして自らを夜鳥鵺と言った人物に雇われ、探偵事務所で働くこととなったのである。 「ちなみに名前は？」 「人で無し。無人と言ったところか」 「それではあまりに味気がない。なにか他の案は？」 「では真の人となれるように真人としておこう」 【AF：鵺の目】 【効果】 １：所持しているとどのシナリオにおいても＜孤独＞による恐怖が和らぐ。 例：一人でいることに対する SANc などがなくなる。 突然変なところに一人できたことによる SANc なんかは普通に発生する。 ２：ニャルラトホテプとの接触、交渉の際、わずかに好印象を得られる。 これが吉と出るか凶と出るかは不明。 ３：追加効果。 ダメージボーナスに＋１

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