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平安時代から続く退魔の家系である霧守家の長男 生まれた時にオーヴァード適正が無い事が発覚、それ故に「凪」と名付けられる それでも妹が、風奈が生まれるまではまだ良かった・・・ 妹は生まれながらにして高いオーヴァード適正を示し、剰え宝剣「童子切安綱」に見初められた それからの日々は地獄ではなかったが、無だった 気付けば部屋はなく、食事すら出されず、その存在の一切を無視された 妹はそれでも気に掛けてきたが、どうしても心を開く事が出来なかった 彼女がその後家族に怒られてるのを見て余計意固地になっていった だから、彼は一人で己の剣技をひたすらに究めていく、誰に教わる事なく霧守の剣を打倒する為に そうして、何時しか家を出て一人で修行に励んでる時に彼女に・・・「風の聖剣」に出会う事で、彼女と融合する事で初めてオーヴァードとしての力を手に入れた しかし、その力も生来の適正の低さ故か「風の聖剣」と融合していなければ使えず、それが彼のコンプレックスを激しく刺激している 経緯はどうあれ力を手に入れた彼は力の使い方とさらなる猛者を求めて家の関係で知っていたFHの門を叩きイリーガルとして戦列に参加した それからはその鬼の如き剣技を恐れ、敬う人々から「風の剣聖」と呼ばれる

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