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知念夢子(中学生)
ID:1074587
MD:0f6c79180c4291832e006f6d9452f05e
知念夢子(中学生)
タグ:
#7
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生まれ・能力値
STR
CON
POW
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APP
SIZ
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初期
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知識
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20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
【 情報 】 知念夢子 - ちねんゆめこ 某中学校3年2組、出席番号17番 // AB型、3月15日生まれ( http://365x7.net/day/0315 ) 生徒会執行部所属、書記担当 及び 家庭科部所属 クラス // 1年1組 → 2年2組 → 3年2組 イメージカラー // ロマンチック・モーブ - #C08A9B 【 見た目等 】 線の細い背中までつるりと伸びた黒髪は、平素結ばれる事も無く其の女の最も無防備な部分を隠した。制服と云う薄っぺらく若さの象徴たる布地につつまれた、ましろい背中。寸法通りのスカート丈から伸びる足にはまばゆい季節ならば白の三つ折ソックスが合わせられただろうし、人恋しくなる季節ならば黒のタイツを合わせただろう。つやめくローファーにつまさきを滑り込ませ、正に優等生然とした見目にておのれを飾っているのが知念である。やわらかく下がるまなじり、品良く持ち上がるくちびる。凡その場合、人付き合いに際し悪い印象は与えぬ筈だ。 【 選択技能等 】 ♪ 委員会に所属【 言いくるめ、応急手当、経理、信用、説得、図書館 】 ♪ 家庭科が得意【 応急手当、信用、心理学、製作(裁縫、料理など) 】 隠す・隠れる ✿ 己の血筋を隠したり、無駄に怯えて隠れたり。教師から何か作業を任されそうになった際、逃げる意味で隠れる事も屡。 目星・聞き耳・応急手当 ✿ 生徒会の人間であるからには、生徒達の様子を窺ったり話に耳を傾けて然り。また、生徒が怪我をする場面に遭遇すれば軽い手当ての後に保健室へ連れて行く事も。 図書館・経理 ✿ 委員会活動時の調べもので鍛えられたり、休み時間に図書室へ行って好きな作家さんの本を探したり。経理は、主に生徒会の活動によるもの。書記の業務が無い場合、会計を手伝う事も。 製作(裁縫) ✿ 雨が降った日は、本を読んだり刺繍をしたり。余り難しい縫い方はまだ覚えていない。 芸術(書道)・跳躍 ✿ 家が書道教室。教室内で他人の道具を避ける際にはねたり、学校の階段を3段飛ばしで下りてみたり。 言いくるめ・信用・説得 ✿ 委員会活動中、会長や副会長の言い分を後押しするが効果はいまいち。少し嵩のある信用は、普段の活動姿勢や3年間在学したその積み重ね。 心理学 ✿ 多感な時期、矢張り人の内側を観察しようと試みてしまう事もある。疑心暗鬼とまではいかないが、そこそこ慎重に。 【 備考 】 戦争とは、多くの傷跡を残すものだ。かく云う知念家もその傷跡をかかえる家であり、その理由は遠縁に中国人の親戚が居た家系であるからこそ。何世代前から繋がる血筋か定かでは無いものの、密やかに異国の文化も重んじてきた家で育ったからにはどうにも戦争の存在を軽んじる事は叶わなかった。髪の色や顔付きに不自然さは無くとも、目の色は少しばかり明るい。愛国心の強い人間と接した際、ささやかであろうと嫌悪されてはと恐れるあまり、腹の底に臆病さをかかえ育ったのが夢子だ。 しかしながら実際には本人が過剰に気にしているだけで、生活ぶりは極々一般的。親は地域の子どもを対象に書道教室を営み、近所付き合いも中々。穏やかな生活を送り、家族内も常に和やかな雰囲気に溢れていた。ひとり娘たる夢子は両親の手伝いをすすんで行う世間一般で云う「良い子」に当て嵌まり、学校でも真面目な生徒として教師に一目置かれている。友人の推薦ではあったが生徒会役員へ名を連ねる事となったのも、当然と云えば当然か。 普段は口数も然程多くなく落ち着いた性分こそが目立つが、矢張り多感で冒険の好きなお年頃。放課後、近くに誰も居ない階段を下りればちょっと雑に階段をいくつか飛ばして下りてみたり、猫を見掛ければ鳴き声を真似て招いてみたりすることも。人並みに面倒臭さを感じることもあり、良い子ではあるが任された仕事の全てを担う訳では無い。「たまにはいけない事をしたって、いいわよね?」そんな風に、ちょっとした興味を理由に"何か"へ首を突っ込むことだって、吝かでは無いのである。なお趣味は読書に刺繍と、ひとりで黙々とこなすものを好んでいる様子。 【 記憶 】 かえりのかい、ごじかんめ - [ 立花吹雪、虹野史哉、三嶽夕生 ] - エンドD ♪ 以下、知念家の両親の情報に加え「かえりのかい」の内容を含む記述有り、ご注意ください。 【 家族 - 父 // 泰朝 - やすとも 】 書道教室をいとなむ男は、穏やかだが然し其の頭は大層堅く在った。出兵した兄のよう、お国のためにと戦地へ赴く事こそ誉れと胸を張るような生真面目且つ愚直な幼少期を送り、なればこそ歳を重ねて尚容易く思考や振る舞いを変える事は叶わない。右脚にこさえた肉を抉ったかのような傷痕は、着物の裾から覗く足首に男の悔いと共に残っていた。──男へ傷を遺したのは、彼の兄だから悔いる深さも殊更に。兄は国の為に自らの命すら散らす覚悟で戦地へ赴いたものの、待ち受けていたのは非情なる友の死。小さな鉛玉ひとつに呆気なく奪われる命を幾度も見送り、己は生き残ってしまったと云うある種の絶望と共に故郷へ帰る頃には精神などすっかりと摩耗していた。だのに憧れを秘めたきららかな視線で詰め寄る弟が根掘り葉掘り戦場での事を尋ねるものだから、鬱陶しさに糸が切れ。──おさない悲鳴がとどろいたのは、其の夜だった。包丁を片手に弟を甚振る兄は駆け付けた母に姿を確認されるなり家を飛び出し、数日後に水死体として発見されることとなる。専ら、心を病んだのだろうとの噂だった。自分自身にとって兄とは、ともすれば英雄であったのだろう。そんな人を心無く追い詰めてしまった罪悪感と悔いがかたちになったかのような、そんな傷を負って以来動きはどんなに自然を努めようとぎこちなさが残り、故にあまり大袈裟に動く必要も無いお教室の先生を生業として生きてきた。──生徒の様子を見る時こそ優しげな面持ちが目立つが、家へ帰れば其の顔付きたるや厳格の一言に尽きる。古くに流行った男尊女卑の思想は此の家に限り未だ息衝き、食事に関しても何にしても先ずは父を優先するはたらきがあった。けれど、何も男は家族をただ従属させたい訳では無い。あんなにも愛国心をあらわにした過日を持ちつつも、異国の血を幾らか引いている女を娶る程だ。情に深い性分も持ち合わせていることは、まあ確かである。男は、己の妻と娘を深く愛していた。愛しているからこそ、守れるだけの男で在ろうと努めたのだ。多少の不自由さすら払拭するよう、其の態度を以て家族を支える太い柱で在り続けた。花は枯れぬ内にと娘へ縁談をすすめるのは此の侭自らが老いてしまう前に新たに娘を託せる先を探さんとすればこそであり、此のご時世家柄を重視するのも娘に不自由の無い暮らしをと願う親心か。 【 家族 - 母 // 花代 - はなよ 】 曾祖母か、将又それよりも遡りが必要か。旧姓・曽我(そが)花代の数代前の先祖は中国人にあたり、其の関係でおさない頃には迫害され乍ら生きてきた。最早異国の血など大して気にする必要も無いのだが、大人しい女を黙らせる為の理由として取り上げられたのが血筋であったと云うだけだ。面白半分に罵られ、一時期は本当に物言わぬ花と化した程に其の女は繊細さで満ちている。だが、そうであるからこそ後に守られることへの喜びも一入に感じられた。──昔は看護師として勤めていた女は定期的に検診へやって来る足の悪い男と出会い、互いに雪を積もらせるようなささやかな会話の中に恋を知る。黙する悪癖は其の男の前では淑やかな女としての慎みへと昇華し、認められる嬉しさを知る運びに。手先は器用だが機械に疎く、現夫・泰朝と出会うまでは携帯電話の普及も広まった現代だのに連絡手段は家の固定電話のみだった。男に携帯電話を買い与えられようものなら、其れが彼専用の連絡手段となるのは目に見えていよう。事実そうなり、交際から結婚に至るまで女は携帯電話で彼以外と連絡を取る事は終ぞ無かった。初恋から始まるすべてを夫へ捧げた女はよく周りに勿体ないことをしたと言われたが、そんなことは無いのだと首を振る時ばかりは己の気持ちを正面に出したものだ。今まで他に宛てる先も無かった身と心を掬い上げられることは、女にしてみれば確かな幸福だったのである。──専業主婦として家をまもる慎ましやかな母の性分は娘へも受け継がれ、揃いとなったひとみの色に初めこそ戸惑いも生じたものの惜しみない愛情をそそぎ育て上げた。柘植の櫛でちいさなあたまの黒髪を優しく梳き、ひだまりの中すこやかに眠る姿有れば気に入りのタオルケットを掛けつつその寝顔を見守る。一切の苦しみの無い安寧を、娘には捧げた心算であった。娘が父とは異なるおのれのひとみの色に疑問を抱き、尋ねてくるまでは。──尋ねられれば答える他無いルーツは告げてから暫し繊細が過ぎた娘との間に溝を作ったかと思ったが、情の深い父の血もまた一様に継いだ娘とは彼女が一先ずの嚥下を果たした後に再び仲睦まじい親子へと戻る。今では時折甘くも苦い相談を受けることもあり、より沢山の感情をかかえ始める様子に微笑ましさを覚えるばかりだ。 【 かえりのかいを終えて 】 今までの知念を薄皮いちまい残して殻だけを剥いたたまごとするならば、きっとこの一件はその薄皮の下を覗かせる事案だったに違いない。沢山笑い、沢山恐れ。そうして、沢山のあたたかみに触れた。無論おのれの仰ぐ人間の仄暗い心根を見たと云う慄きも強いが、それ以上に得たものが大きいと言うことが正しいと言うべきだろう。──偽善すら含んだお節介を焼き続けたクラスメイトが存外様々な事を見ていたと知り、今まで遠巻きに眺めるだけだった他のクラスの生徒へ対し頑なに引かぬ姿勢を見せた。吹奏楽部の友人を介し挨拶を交わす程度だった下級生の、いとけない優しさを知った事もまた然り。そんな面々に囲まれ静かに駆け抜ける校舎で知念が得たもの、それに確かなかたちは存在しない。人の思い遣りや悪意のすべてへ、かたちと呼べるものが定められていないように。──それは絆と呼ぶべきだったか、将又縁と称すべきか。何にせよ言葉に出来ぬ程の思いをかかえ、知念は日常へと帰って来た。恐怖を共にし、そうして乗り越えた、かけがえのない仲間と共に。金木犀がはなひらいた秋の夕暮れ、知念は言っただろう。また明日、と。 さて、流石にその日は眠れずともやがては穏やかな日々が訪れよう。知念の知らぬところで某かの恐怖が誰かの日常を脅かしていたとしても、それが知念の耳に入らぬ限りその生活は平穏にまみれていた。勉学に励み、実技で苦手な部分があれば人に頼る事を覚えたかもしれない。"薄暗い校舎"ではあれだけ喋ってしまったのだからと開き直り、卒業までには少しばかり口数も増えただろう。足の悪いクラスメイトへはより一層厚かましく世話を焼くようになり、他のクラスからの来訪者有らば小さく手を振る事も屡。下級生の彼とも廊下で擦れ違う度に挨拶をする他、生徒会の引継ぎの時期みずから書記の後任を頼めないかと願い出た。──決して愛想笑いなどでは無い心からの笑みが増えた知念は、そうして卒業の季節を迎える。編み込みにて整えた黒髪を相変わらず背に流し、規則を一切破らぬ制服の着こなしで足元には汚れひとつ無い真白。卒業を祝う花を胸に咲かせ、卒業証書を大事そうに両手でかかえては別れの挨拶を友人らと交わす。涙する者を慰め、笑い合っては写真だって撮った。吹奏楽部所属の友人が男子に呼び出される場面を見れば少々からかう茶目っ気ものぞかせたが、そのつまさきは誰のもとへ向かう訳でも無くふたたび校舎内へ向く。──先生へ無理を言い開けてもらった音楽室に、ただひとり。春のおだやかな陽の射す一室で、未だ覚えたままの思い出をうたった。生憎と歌は不得手な方で、引っ張ってくれる皆の声が無いならば尚更旋律は不安定に震えるばかり。やっぱりだめだなあとほがらかに笑い乍ら、それでも最後まで歌い切った後。頑張って頑張ってつたない背伸びをし、耳の遠い音楽家たる彼の肖像画の裏へ隠した。──となりに誰の名前も書けず終いの、相合傘が差されたルーズリーフを。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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