タグ： ﾏﾙﾔ ｾｲﾗ ｾｲｷﾞ 満留谷 正義

　 2,5：鋭い洞察力 優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30%。 [特記] 超常現象に関する<目星>に+10%のボーナス。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 正義の姉である、ゴーストハンター。常に化粧を崩さず、お淑やかに笑う美女。 腰ほどまである長い黒髪は結われておらず、動くたびにサラサラと服の上を滑る。口数は少なく、基本的に黙って微笑んでいるだけ。 俗にいう「視える」人間で、自分の体質を生かし依頼を解決している。自力でどうにもできない呪具なんかは愛造港区にある「藍千寺」に持って行ったりもするので、住職とは知り合い。勿論、寺にいる霊や妖も視えている。しかし日頃はそれを他人に気付かせないほど、「視えないフリ」が上手い。 時間をとって行動する際の私服は着物。着付けも化粧も自分でやる。そのために実家に特別に用意された一室がある始末。お洒落というよりは、弟である正義の趣味のよう。ちょっと出掛ける時なんかは普通に洋服を着る。 弟の友人である緋浦カインとも面識があり、自分の持つオカルト知識や生物学的な知識を教えたりしている。可愛い教え子といった感覚に近い。 出会いは落ち込んでいるからと励ましに行った正義に着いてカインの家に訪れた時。最初は非常に動揺されたが、話を聞き、お互いの話をするうちに仲良くなった。 好きなものは幽霊や怪異といった不可思議なものと弟。食べ物に関しては何でも美味しく食べる。 嫌いなものは特に存在せず、物事に優劣を付けない。 その正体は、満留谷 正義の「もう1つの人格」である。正確には正義が求める「理想の女性」と彼が幼少の時に恐怖し、逃走した霊的なものを代わりに引き受ける為の人格が融合した存在。人前であまり喋らないのは、どうしても声が低くなってしまうから。 正義よりは随分と高いが、女性の中ではやはり目立ってしまう。唯一のコンプレックス。 記憶の共有はできないが、約束事として2人で共有しているスケジュール帳と日記帳があり、出会った人や起こった出来事などを書き留めている。筆跡なども全く違うため、パッと見ただけでは同一人物が書いているとは分からない。おそらく筆跡検査をしても分からない。別人が書いているのだから、当然といえば当然なのだが。 自分が生まれた経緯と役割を理解しているため、大事な弟を守ろうという行動が目立つ。だがたまに何の脈絡もなく入れ替わってしまう事もあるので、その時は割と自由に買い物なんかを楽しんでいる。<変装>が高いのは、他人と人ならざる者からの目を誤魔化すため。 カインと最初に会ったのは、正義がお手洗いと日記の記帳の為に席を立った帰りに誤って階段から転落してしまい、命の危機を感じた際に入れ替わってしまったから。日記帳にカインの事が書いてあり、ここで席を立つのは失礼だと感じたため誠意をもって事情を説明し、彼の話を聞いた。女性らしい優しさと弟の気持ちを話し、自分を責めていたカインを救った。 泣き疲れて眠ってしまったことに安心し、リラックスしたことにより正義に戻ったが、自分が弟と友人の仲を壊してしまったのではないかとずっと心配していた。後にそれが杞憂に終わったことを知り、安心した笑みを浮かべたという。 物静かで滅多なことでは怒らない、穏やかな性格。これは正義の持つ女性に対する理想である。 正義の事は弟だと思っているが、彼が自分を姉だと思っていないことは知っているし、それでいいと考えている。いつか「もう大丈夫」と彼が言うまで、たった一人の弟を守り続けるつもり。 弟が西洋チックな服装をしているのに反し、優しく温かい和風美人という出で立ち。 両親にも理解されており、毎年正義の誕生日には2人分のプレゼントが用意されている。一人称は「私(ﾜﾀｼ)」か「私(ﾜﾀｸｼ)」。 ｢女性はか弱い｣という正義のイメージから、無意識に力をセーブしてしまい正義よりSTRが低く、｢女性の方が身軽だ｣というイメージからDEXが早い。DEXに関しては、正義の方が無意識にセーブしている。APPに関しては化粧の補正もあるが、女性的で柔和な雰囲気の結果である。

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