タグ： @aobaaaaaa

2010スポーツ選手ベース 果樹園を作り、お気に入りの製菓店に自分の作った果実を仕入れてもらうという夢を持つ農大生(一年生)。 実家はキックボクシングジムを経営しており、幼い頃からむさ苦しい男共に囲まれて育った。 両親はキックボクサー。従兄弟にもプロボクサーがいる。 男のように育てられたためか、性格はかなり単細胞で無鉄砲。 考えるよりまず行動。本能で生きるタイプ。 幼少期よりキックボクシングの訓練を積んできたため、腕はそれなりに立つ。 ただひたすらに強さを追求し、只管鍛錬に打ち込んだ思春期だった。 強さこそ彼女の全てであり、正義だった。 その有り余る力を試合で心行くままに解放する時、縦横無尽に荒れ狂う姿から人々は彼女をこう呼ぶ。 “バーサーカー紅男”と。 そんな彼女に転機が訪れたのは高校卒業後。 このままプロを目指すものだと本人も思ってたが、偶然一つのブログと出会う。 それは、スイーツブログ【Sweets Heaven】 何となくこのブログの雰囲気に心惹かれるものを感じ、ほんの気まぐれでブログに掲載されていたスイーツを口にした。 その瞬間、彼女の脳髄に電撃が流れる様な衝撃が走る。 親の教育方針で『肉・野菜・米』しか食べなかった彼女が、生まれて初めて甘いものを口にした瞬間であった。 ふわふわとした生地の食感と口に広がるクリーム・果実の甘味は酷く甘美なものであり、彼女はこの日、試合以外のことで初めて涙する。 自分の知らない世界がこの世にはまだまだあるのだと、視界が開けた特別な日となった。 それから彼女は変わる。 相変わらず日々の鍛練は欠かさないが、ベリーショートの髪を伸ばし、化粧を覚え、メンズの服を全て捨てた。 言葉遣いもなるべく粗野にならないよう心掛けるようになった。 【Sweets Heaven】は毎日チェックし、すっかり管理人の「すた～り～☆しゅがぁ」さんのファンである。 そうしてプロボクサーの道を歩むのを止め、最初に目指したのはパティシエである。 しかし怪力であるが故に調理器具を何度も破壊してしまい、自分には向いてないことを悟る。 “どうにかして自分も製菓に関わりたい” そんな思いから悩みに悩み抜いた結果辿り着いた答えは“果樹園を創り、美味しい果実を製菓店に届ける”というものだった。 甘いものに強い憧れを抱く彼女にとって、果実を自分の手で育てることは非常に魅力的だった。 壊滅的に頭が悪い彼女だが必死にコツコツ勉強し、マーク試験でミラクルを連発して何とか農業大学に入学できた。 男のように育てられ、屈強な男達に囲まれて育ったため女の子と話す時は非常に緊張する。 自分が触れたら、壊してしまうのではないかと心配している。 それでもやはり、華やかな女の子を見るのは至福のひと時のようだ。 大学生活は順調であるが、動物が彼女の言うことを聞きやすいせいか「農業より畜産の方が向いてるんじゃないの？」と専らの噂である。 いくら外見を繕ったとしても、彼女の内に秘めたる闘争本能を動物は感じ取っているらしい。 ※自分が戦って負けた相手や初対面の女性には敬語。 --------------------------------------------- <関係性など> ・飯田剛志くん →従兄弟のプロボクシング選手。 ・スイーツブログ【Sweets Heaven】→甘利星歌さんが運営するブログ。 ・虹野 七郎太→すばしっこい奴。 〈通過シナリオ〉 ・「生命の知識」KP:ひろさん

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ