タグ： お爺さん 支援 軍人

私が生まれた国は右翼的内政による格差に対する人道あるべきと掲げる反政府軍の出現により内戦が起きてしまった この内戦は泥沼と化し、長年にわたり続いた 私はそんな戦いの中間あたりで生まれた 年端もいかない頃に政府に引き取られ 兵士として育てられた。 訓練施設では大変であった 武器の使い方と組手を組まされる 常に教官の罵声と人の苦痛があり 生傷が癒えることはなかった。 何故こんなことになるんだろうか 何か悪いことでもしたか 幼き私はただ疑問を抱き ただの意地の戦争を嫌い 未来などという勝手な人道主義と醜き自己中心性の政治家が 作り出す道に厭悪する 自由と幸せさえつかむことが出来ない人生 しかし当たり前のことからそれは打ち砕かれようとする それは私の愚痴から始まる 「こんな戦争終わればいいのに」 「そうだ」 突然返ってきた返答 声の主は横にいた女 エレノアだ 「こんな戦争が終われば平和になるかもしれないのにねぇ」 彼女とは元々は必要以上に話したことなどなかったが その時は良く会話が弾んだ。 「平和になったらどうしたい」 会話の中での言葉は周りにいた子供を引き寄せた いつしか訓練所の半分ぐらいがその話に乗り それぞれに話し合った 無垢な夢　野心を持つ夢　安心を求める夢　普通を願う夢 ありもしないことを言う 私は「そんなことはあり得るはずがないだろ！」 そう言い放った 静まり返る 「じゃあ　生きる気力さえ見いだせないまま　さっさとのたれ死にたいのか？」 エレノアはそう言い放った 「未来など誰一人予告はできない」 「突然終わることだってあるはずだ」 「そうしていつしか来る平和まで私たちは生きて　夢をかなえることだってできるはずだ」 そう熱演をした ・・そうだな こんなとこに楽しみもなく先もない そんなことしかできることはない 0.1%でもあるならそれにかけよう その日から私たちは助け合い　慰めあい　乗り越えた 「平和になるその日まで生きねば」 そして 「戦場へ行く前に内戦が終わればいいのに」 常々私たちは願い そうして育っていった しかし泥沼と化した戦争は私たちの願いとは真逆である形を象った 内戦は激化　内国で戦火に浴びることのない処はなくなった そうした中では平和など微塵ほど感じなくなり いつしかあの時の思想はユニコーンに会うなどというほどの愚かな思想となる エレノアでさえそうなった 私たちの初陣が始まる 初陣は前線地へと行き、勝利を勝ち取る。 しかしいくつもの仲間を失った ケイル　飯をたらふく食いたいなどといったやつ 馬鹿のように突撃しいくつもの風穴が開いた ラジィ　ゆっくりと休み寝たいとか言ったやつ 敵を見て怯え無様に死んだ アルマー普通の家庭を持ちたいといったやつ 情報を誤解し上官に殺された シリィ　花畑見たいといったやつ 手入れを怠り弾詰まりを起こし殺された 私は彼らを知っている　子供の時から　顔　性格　癖　私は知っている さもごみのように朽ち果て　道路で踏みつぶされた虫のように　死んでいた ハイラス　人を殺したくないといった 敵に同情し撃てずに挙句仲間まで巻き込み死んでいった ・・酷く、無様だった 無能、怯懦、虚偽、杜撰　そして感傷は命取りとなる そんなことなど教官は口ずっぱくしてまで命取りとなるといったものだ 私たちは小さな願いすら叶うことすらままならない 私たちはただの兵士　 死にたくないから戦う まだかなうかもしれないから ・・元のあいつより夢を見すぎかな そんなことを考え　いつしか年月が経ち 何度も死線を潜り抜け　今までの仲間はジョン　アルフレッド　エレノアのわずか3人となってしまった 私たちはそれぞれ戦果を挙げていたため部隊を形成することが決まった 初任務は敵前線基地制圧 私たちは即急に基地へと向かった 基地へついたとき私は唖然とした 前線基地にいたほとんどが銃の扱いすらままならないガキどもだった そのため任務自体はいとも簡単に成功を挙げることは出来た 捕虜となった彼らは喚き命乞いをした 顔は涙や鼻水でぐちゃぐちゃとなっている 私はその時彼らに対し何を思ったのだろう 哀れ？愚か？同情？ 今まで何年間考えすでに答えは決まっている 感傷などありえない だが何故か私は仲間の一人に聞いた こいつらを本部に渡すとどうなるんだい？ 返ってきたのは 炭鉱行きか実験体とか　まあろくでもないことになるだろうな だろうな ・・なんでそんなことを考えたんだろう ああ・・胸糞悪い なんだろうか腹が立つ こんな言葉も銃もままならないガキを使ってまで求めるのが人道なのだろうか 政府もそうだが反政府軍にも嫌気がさす だが私だって大勢を殺したしその政府の犬となし反政府の無実の人間も殺したろう 何を今更 多くの夢を奪われたろうな　彼らのように 罪悪感に呑まれる こいつらも　夢見たのかな ・・今すぐ戦争が終われば彼らだってどこかで幸せに暮らせるかもしれない 訓練所の時を思い出すな 思い出に浸り気が付いたころ 捕虜は逃げていた 私が逃がしていた 「無能、怯懦、虚偽、杜撰　そして感傷は命取りとなる」 「ハイラス　人を殺したくないといった 敵に同情し撃てずに挙句仲間まで巻き込み死んでいった」 頭に響く 全ては仲間にばれた 罵倒を浴びされ　濡れたタオルで殴られた そのまま縛られ私は前線基地内で他部隊到着まで禁固刑とされた するとエレノアが入ってくる 「なぜこんなことを」 「・・同情してしまった」 「は？」 「彼らだって生きる自由ぐらいあってもいいじゃないか」 「・・」 「お前　まさか私たちの過去とかさなったか？」 「あんな夢などあり得るはずはないとお前が言ったんじゃないか」 「私たちにはほんの小さな事さえも願うことすらできない」 「そして彼らも私たちと同じ末路をたどる」 「ここは平和などあり得ない」 「そしてここは戦場だ」 「もうそんな思想を捨てろ」 一番わかってくれると思っていたんだがね いつの間にか立場が逆転したな ハハハ そうエレノアは言って出て行った もうあの頃はないのだ ・・3時間立ったろうか 聞きなれた音がした 銃声 近くだ 私は急ぎ拘束を解き急ぎ向かった 銃声がした部屋につくと 仲間が血を流し倒れていた すると反政府軍の軍服を着た男が銃口を私に向けた 基地内には誰もいなかったはず 前線とはいえ他基地から援軍は来れないはず そもそもまだ基地制圧すら連絡すらされてないのに 様々な思考をし　何故いるのかを見つけ出そうとした 捕虜が教えたのか そう思いついた だがそんなことをしている間に銃の引き金を男の指がかけられた 銃声が聞こえた 男の胸を銃弾が貫いていた エレノアが血だまりの中銃を撃ったのだ そうして息絶えた ジョン　昔はよく泣いて　私に縋りついたものだ 今じゃ先頭きって　私たちを導いた アルフレット　よく夢を語ったな 家族に会いたいとか平和になったらどうするとか言った そしてエレノア　厳しく　人一倍強靭だった だが優しい一面もあって　よく助けられた 今も ・・そして夢想家でもあった 全ての仲間は死に絶た 語った人間はみな死んだ いや殺した 私が殺したのだ 私は生き残り　生き残ってしまった 彼女はなぜ私を助けたか 私は死ぬことを許されない　苦しめと　お前の「夢」はかなわせない そう伝えたいのだろうか そうに違いない 助けたなどありえないのだから 私は自分を捨て　すべては仲間の償いとして もうこんなことはないよう　もう犠牲者を出さないよう ちっぽけな願いがかなう世界に 平和を求める 争いを消さなくては そうして表の世界から消え ギルドへ足を運んだ いつしか新聞で祖国が終戦宣言をしたことを見て 平和を掲げるようになったのは 私はUGNに所属することとなった 「ファルスハーツ」その情報が欲しかった 私の祖国の戦争が泥沼と化した理由として 政府　反政府ともに小国とは思えぬほどのありえないほどの武器の支給がある 私が見た限り市販されておらずいいまで見たことないものが多かった ギルドに入ってあらゆる武器を見たとき 「FH」の武器に見覚えがあった 殆どが私の国で使用された武器であった 私はFHが関係しているのではと踏み FHを調べるとした 復讐ではない　償いと予防のため そして新たな火種を生む存在として 消さなくては そうして不倶戴天の敵であるUGNに何かないかと探しに所属した しかしだ私にも仲間という存在が出来た 自分を捨てろ　 私にはいいまでの知識とコネがあるだろう すべては仲間を生かせろ そう言うのだ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ メモリー　過去の仲間　忘れてはならないもの　 おじいちゃん 最近ボケてきてエフェクトは少ない　取得は思い出したイメージ 完全支援　 コンボ 3 4　セット　至近　範囲選（自不可）　対象戦闘移動　次メジャー判定＋７ｄ（８d）　シナリオ2回（3回） 仲間が自分と同エンゲージの際使用　侵蝕10 5　6　メジャー　視界　3体　対象次メジャー判定　CL値　－1（限６）　＋7d（8d）　シナリオ6回（7回）侵蝕率7 基本 4　セット　視界　シーン選　次メジャー　＋7ｄ（8d）　　　　　　　侵蝕率6　 7　オート（判定前）武器（200m）　単体　対象判定＋6d（7d）　　　 侵蝕率2 5　メジャー　視界　単体　次メジャー　＋7ｄ（8d）　CL値－1（限6）侵蝕率4 8　オート（対象リアクション前）　視界　単体　リアクション12d　120以上　侵蝕率5 合計17

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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