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コニャックが覚えている自身の出自は2つだけ。 かつて様々な魔物を従えていた大魔王であったこと。 その後封印されて、普通の人間と大差ない生き物になってしまったこと。 それ以外の記録はなく、どんな性格の魔王であったのかすら覚えていない。 力も配下も失い、途方にくれていたところを先代国王に拾われ、国民となる。 拾われた恩義は10年以上経った今でも忘れることはない。 ランドメイカーになる前は狩りを行いながら、魔導を勉強する生活をしていた。 以前、ある国難に襲われる時、この国のためにできることを模索した。 彼女の出した結論はランドメイカーとなり、この国のために身を粉にして働くこと 。 とにかく自身の身より国家を優先する。 自己評価が低すぎる傾向も相まって、時折行動が危なっかしい。 「危ない橋を渡る」と揶揄されることもしばしば。 最近封印の解除方法を思い出したが、本人としてはさほど優先すべきではない。 そんなことより国家繁栄が大切。 「そのロマンとやらで民にはいかなる恩恵があるのでしょうか？」 「この身一つで救われる人数を考えれば悪くない賭けかと。」 ○好きなもの 「科学」や「星」など、法則性がはっきりしているもを好んで活用している。 ○嫌いなもの 「告げ口」や「自慢話」には興味が無い。 「口だけ動かさず手も動かせ」が彼女のポリシー。 自分にも他人にも厳しいタイプ。ド級の堅物。 魔王の頃からこの性格だったとは限らないけど。

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