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「ジャームに価値があるかは知らねぇ。　だがお前は駄目だ、あばよ」　 怜悧たる氷晶《フローズン・フローズン》 如月・括（きさらぎ・くくる） 11歳 ピュアサラマンダー わずか11歳にしてUGNエージェントとして前線に立つ、中枢評議会《アクシズ》穏健派議員の孫娘。 コネや権力から身を遠ざけ前線に立ち続けた実績により、現在の立ち位置を獲得した。 口調や立ち振舞いはガサツでいかにもと言った感じのじゃじゃ馬だが、UGNエージェントとしての行動や指針は時折情に揺れる傾向がある。 その評価は、他の支部員をして「氷獄に住まう修羅」。戦闘に際して発揮される狂気を孕む所業は枚挙に暇がない。 「非日常の全てを使い潰しても、日常を守りきる」、という信念に基づいた行為であり、善悪を越えて行うべき事と覚悟している。 以前は「オーヴァードもジャームも恐ろしい、できる事なら関わりたくない」といった思いを抱いていたようだ。 3年前、高校生の兄がいなくなる前までは。 双子の姉であるUGN支部長の（PC3)とは、基本的に反りが合わないので仲は悪い

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