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足利悠の従妹。今では成長し足利悠よりも一つ年上に。 当時(小学生)よく一緒にいた足利の家へ遊びに行くと、そこには誰もいなかった。お兄ちゃんも、九十九市で会ったお兄ちゃんの友達も、みんな居なくなってた。その時、謎の失踪事件が大量発生。その中には兄の名、兄の友達の名も。 今では兄は、遠い何処かに移住でもしたんだ、と思う事にしている。でないと、泣いてしまいそうになるから。でも、年齢を超えてしまった事に寂しさを覚えている。小さい頃は純粋に信じ込んでいたけど、もう騙し切れないよ、お兄ちゃん。 小さい頃に母親を交通事故で亡くしている。父親は刑事で、事件が起こると大体遅く帰ってきていたので基本的に自分一人で家にいた。だが、小学生の頃に一度従兄の足利悠が親の都合により鶯谷家に預けられた。それにより奈々は独りでは無くなった。何時しか従兄の事を本当の兄の様に慕い、一年経ち足利が親元に帰る時には｢お兄ちゃんと結婚する｣と言い出すまでに。 だが、その願いは叶えられる事はなかった。もうすぐ中学に上がるであろう時に、突然の失踪を告げられた事により。 ｢奈々ね、鶯谷奈々って言うの｣ ｢奈々にはね、お兄ちゃんがいた……ううん、いるの。今は、ちょっと遠いとこに行っていないけど｣ ｢お兄ちゃんは、とっても優しくて、とってもかっこいい…その中に、ちょっとだけ寂しさを持ってる人なの｣ ｢奈々、お兄ちゃんみたいになりたいの！お兄ちゃんみたいに、誰かに優しくて、かっこよくなりたい。……なれる、かな｣ 「お兄ちゃん…奈々、お兄ちゃんの年より上になっちゃったよ……どこにいるの、お兄ちゃん…」 「悠、お兄ちゃん…奈々、誕生日迎えたよ…。お祝い、してほしかった…」 「お父さんも、奈々も心配してるよ…お兄ちゃん…何処にいるの？」 ｢奈々、お兄ちゃんと結婚……したかったなぁ…おにぃ、ちゃん…｣ ｢誰かを独りにさせるの、嫌だから。だからね、奈々は誰も独りにさせないの。…あの時のお兄ちゃんみたいな人を、奈々は作りたくないから｣ 「おにいちゃん、おにいちゃぁん、おにぃ、ちゃん…いやだよぅ、奈々、ひとりはいやぁ…」 奈々の大事なお兄ちゃん【http://charasheet.vampire-blood.net/m7b337b59cb9e011e72b5a723c1af9665】 【使用モチーフ】 外見:堂島菜々子(ペルソナ4) 瞳の色:鶯丸(刀剣乱舞) 【特徴表】 受け身：どんな時でも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑える事が出来る。ショックのCONロールの成功の範囲に+20 おしゃれ：APP+1 【参加シナリオ】 なし

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