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みなもと やみ。 名家である源家の長女として生を享ける。 美しい容姿と恵まれた体形、世が世なら姫として生を享けていたのかもしれない。 だが、爛々と輝く赤い赤いのその瞳に、ただただ母は恐怖した…訳の分からない心のざわめき。自分がお腹を痛めて生んだ子はまるで人の形をしたバケモノの様に見えたのだろう。 その後、母は夜深を死んだことにし、高い高い蔵の中で肉体的にも精神的にも狂わしていく。 傷付き、項垂れ、死を肉体から薫らせる夜深は、それでもただただ美しく、背筋が凍る様な気配を振り撒いていた。 母が幼き夜深を監禁・拷問し、気が付けば数十年が経っていた。 ただただ、いつか来るであろう死を待っているだけの夜深に転機は突然やってきた。 記憶から薄れつつあった父親が助けにきたのであった。 年々、おかしくなり続ける妻に違和感を感じつつも、仕事で日本を後にしていた父親。だが、ついに妻の秘密を見つけることが出来た。それは、自宅の蔵の中で我が娘を拷問しているということを。妻を拘束し、娘を助けた父。 その後、あれよあれよと夜深は光ある世界に戻された。 だが、逆に母親は蔵の中に閉じこもった。夜深のその瞳から逃れるために。 「ワタクシハナニモシマセンワ。カアサマ」 母親は、高い高い蔵から身を投げ死んでいた･･･狂ってしまっていたのであろう。理由は今だ分からない。全てはヤミの中へ クリアシナリオ 夜桜に隠されて 収穫祭 絶海絶唱のロウレライ

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