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どこにでもいる、高機能車椅子を操縦する少女を操縦するニワトリ（MADE INN INDONESIA）が本体だと自称する探索者。 普段から車椅子で生活しているが普通に歩ける。 仲の良い両親と兄がおり、幼い頃から円満な生活をしていたが。兄は気が短く、親も気が荒くヒステリック、心の拠所である家庭に対する安心と不安の起伏が激しく人の顔色を伺うことが常になり処世術となっていった。 しかし、そんな家族だからか誕生日やクリスマスといったイベントは心穏やかに過ごせる日であり両親たちと共同でケーキを手作りしたりすることもあり、それ以来お菓子づくり、もっぱらケーキを作るのが陰ながら好きだった。 知識こそないが小さい頃から兄とサッカーをして遊ぶことが多く、学生時代もサッカー部で活動していた。兄と肩を並べて活躍することも多く、また自身もその事実が楽しかった。しかし、きっかけもくだらないことではあったが、サッカーの関係で兄と口喧嘩をしたときを境にその状態に僅かながら罅が入った。楽しかったからこそ兄を越えてしまったとき、兄の兄としてのプライドを傷つけてしまうことを恐れ、周りからの認識だと『ある日突然サッカーをやめた』。 それ以降周りから下に見られることを望み、頭のおかしい愚者をあえて演じるようになり、ケーキ屋という天職も周りからはなし崩し的に就いたように見せかけている。 職に就いてからの常連であった赤城とカナリアの二名の卓越した心理学所持者に深い興味を示し知り合いから一つのコミュニティとして飲み交わすようになった。赤城の失踪を心から悼んでおり、また同時に真相を暴きたい一心から様々な手がかりを探しに聞き込みや調査を仲間内と繰り返している。

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