タグ： きしちゃん

　小さな頃から本しか読んできておらず、意図せず他人との関わりあいが少なくなっていた。 　そのせいで友人は少なく、教室ではほとんど一人でいる。 　本好きが発展し、在学中に小説家デビューを果たした。 　しかしもともと感情の起伏が小さい人間であったため、心理描写などが苦手である。 　そのため様々な心理学の本を読み、人間観察を行うことによって何とか補っている。 　基本的に口数が少なく、親しい人間に対しても必要以上の会話はなかなかしない。 　コミュ症というわけではないため、必要であれば話を振ることも出来るし、少なくとも相槌は打てる。 　どんなときでも小説のネタのことを考えているため、たまに周りを見失う。 　流されるタイプでもあり、周りの意見に逆らうことは少ない。 　ただ自分の意見はしっかり持っており、聞かれるまたは必要がない限りは言わない。 　 　物心つく前に両親と死別しており、それ以来親戚の家で暮らしていた。 　高校に入るときに一人暮らしをしている。 　あまりに幼すぎたためか、両親についての記憶や感情は特に持ち合わせていない。 　現在親戚からの仕送りと親の遺産、そして自分の収入で暮らしている。 　 　暇な時間を小説、漫画、アニメ、ライトノベルで潰すことも多いため、クラスの人間からはオタクと思われている。 　自分から作家であることを話さないため、親しい者でなければ気太郎の正体を知ることはない。 　技能ペルソナについて。 　自らのSAN値２０と、MPすべてを犠牲に己の分身を召喚する。 　正確には近くの人間に乗り移り、その身体能力を跳ね上げて攻撃する。　 　

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