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「ボクにはそんな、大それたこと……」 大村・巧 ノイマン／ブラックドッグ 特徴といえば、少々気が弱く流されやすい事と、少しだけ頭が回る事くらいの、平凡な大学生。 適度にさぼり、適度に学び、適度に遊び、適度に遠矢を気にかけかけられ、適度にさぼる。 普通以外を求めつつも、普通を受け入れ謳歌する、そんな普通の青年……だった。 そう、半年前の、あの日までは。 とある事件により、彼の「当たり前」は、その左腕と共に失われた。 そして、その時移植された義腕。 特殊な動力を用いた＜ケラウノス・レプリカ＞により、新たな腕と、人から外れた生を得る事となる。 オーヴァードとして覚醒はしたものの、能力は非常に微弱。 ＵＧＮに保護されスカウトされた後も、事件により力に怖れを抱いた事もあり、適性無しとして戦闘部門からは外される体たらく。 簡易な（イージー）エフェクトを活かして、一般職員として日々を過ごしていた、が……。 枷は、その心が、恐れるが故に。 砕くは、ただその、想いを以て。 ※＜ケラウノス・レプリカ＞ 特殊な技術を凝らして造られた、銀色の義腕。 戦闘機能が封印されている限りは、少々武骨だが特別な機能はない。 その動力は本人は知らないが、「賢者の石」と呼ばれる秘中の秘。 幾本もの電磁加速銃を内包しており、ロックを解除する度に新たな砲身を顕す。 ＜first rock:汝、力を求める者か＞

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