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資産家「松野家」の長男。現在は親のコネで警察に就職し、世間勉強？している。 いつまでも小僧扱いしてくる現当主に心の中で若干の悪態を吐きつつも、警察として働くことで人脈を拡げたり、技術を得たり、悪い噂拾って弱み握ったりと、当主になる前準備をしている。 家のことは知られている人には知られているものの、変に疎まれたり、命を狙われる可能性も考え、自ら明かすことには気乗りしない。 なんだかんだ親の保護下とそうでない状況を両立している今を楽しんでる。 隠れる・忍び歩き：パーティとかｽｯと抜け出す 言いくるめ・信用：対人スキル 値切り：目が肥えてる 人類学・歴史：松野家長男として学んだ ： 聞き耳：噂話が好き 写真術：いいカメラ持ってる（普段は家に置いている） 目星：ネタになりそうなもの見つける 電気修理：カメラや通信機器の整備 【ＨＯ】------------------------------------- あなたはこのアカツカでも有名な資産家、「松野家」の長男です。「松野家」は様々な商業施設、企業、団体に献金を行っています。所有しているのは工場や不動産、アカツカの山の一部など多岐に渡り、その出資先は幾つかの企業、政治団体、果ては国家とその影響力は推し量れません。当然、それによるコネや伝手なども限りなく、あなたはその恩恵を喜ばしく、また時に疎ましくあずかっている日々でしょう。 さて、そんなあなたはさまざまな団体、企業、ひいては自身の所属する公安警察内部にまで、【幸運にも】コネがあり、それにより情報を得られる場合があるかもしれません。また、昔からの資産家、その子息であるあなたは、信用、その他交渉技能に+1d10で補正をかけることができるでしょう。この補正ロールは開始前に振って固定させておいてもいいですし、その都度振っても構いません。その他、この背景を生かした動きが取れる場面があるかも知れません。 【ＯＰ】------------------------------------- いつも通り優雅な日常を送っていたあなたの元に、すこし訝し気な顔のあなたの父、現在の松野家当主が呼びかけます。 「山の利権を公安に譲ることになった。何か知らないか？」 あなたは特段職場で省かれているわけでもありませんし、どちらかというと内部の情報には敏い方です。しかし、ついぞそんな話は耳にしたことがありません。あなたが首を振ると、そうか、と一言呟くように答え、父はまた別の仕事が控えているのでしょう。忙しなくまたどこかへと出かけてゆきました。 あなたの中に僅かばかりの靄はかかったものの、その薄く張られた膜のようなそれは、家人のお茶の合図と共に、一度立ち消えてしまうのでした。

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