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[特徴表] 3-7　俊敏 どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。〈回避〉の基本成功率は、通常の[DEX×2]ではなく[DEX×5]である。 [特記事項] 交渉の際、相手の＜言いくるめ＞＜値切り＞に-10％のペナルティ [プロフィール] 「今日も一日頑張ってくるね。パパ、ママ」 しがない銀行員。両親が亡くなったのは、高卒で就職し誕生日を迎えてから数日も経たないうちだった。 幸せだったはずの日常はいとも簡単に少女の手から離れ、待ち受けていたのは「孤独」な日々だった。 ※商品知識として好きな技能一つ 銀行員にとってお金の過不足はあってはならない。この目できちんと札勘をするという意味で＜目星＞にしました。 [参加シナリオ] 1.ドッペルさん（KP:とりさん、PL:自分のみ） 2.落園（KP:とりさん、PL:自分のみ） *** ▼落園における「大切な人」 父……と言いたいですがお亡くなりになっているので、今は美能あやこちゃん（ドッペルさんより） 落ちていた学生証を拾ったのを機に知り合い、協力してドッペルさんの事件を解決。 年齢は離れているもののあれから意気投合し、友達が少ない琴葉にとってかけがえのない親友となる。 あれから5年の月日が経ち、あやこちゃんは大学1年生（19歳）に、琴葉は24歳になりました('ω')✌ *** ▼以下、父について（※ドッペルさん用） 名前：天羽 理（あもう・おさむ） 年齢（享年）：47歳 ピアノが趣味の営業マン。性格は穏やかだが営業成績はなかなか上がらず、 性格の悪い上司からはしょっちゅうパワハラまがいの罵詈雑言を浴びせられていた。 しかし家族を心配させまいと、そのことは内緒にし心の内に秘めていた。 ある日のことだった。 ついに上司から「お前の代わりはいくらでもいる。明日から来なくていい」とクビを宣告された。 クビになってしまっては愛する家族を養うことはできない。 しかし自分がクビになってしまったことをとてもじゃないが報告することはできなかった。 その日、理は普通に帰宅。いつも通り家族と接するが、その顔はどこか元気がなかった。 琴葉はそんな父に「どうしたの？」と聞くが、理は「ああ、少し疲れがたまっているだけだよ」と答えるだけだった。 そして次の日。理はクビになったにも関わらず、いつものようにスーツを着て家を出て行った。 「じゃあ、行ってくるよ」　――いつものように言葉を残して、 あくまで家族には分からぬよう、彼は電車に乗り、会社へと出勤していった。 この時の彼は、驚くほどに清々しい表情をしていた。まるで憑き物が落ちたかのように。 ――気がつくと、会社のビルの屋上にいた。 彼は無意識か、そのまま縁のところへ靴を脱いで立った。 眼窩に映る景色。都会の喧騒は止むことなく、お世辞にも美しいとは言えない。 ふと、上司に言われた言葉の数々が脳裏をよぎる。 「役立たずめ」「お前はただ足を引っ張っているだけだ」「いないほうがいい」 　　　　　「お前みたいな根性無しは奴は死ぬ度胸すらないだろう」 最後の言葉に関しては、ふと口角をあげた。 そして、今度は愛する妻と娘の笑顔が脳裏をよぎる。 ――あの笑顔を絶やしてはいけない。 ――しかし今の自分ではあの二人を養えない。 ――自分は父である資格が、ない。 「……どうか、幸せに」 そうぽつりと呟いて、 彼は空に、身を預けた。 父の死を妻と娘が知るまでの時間は、そう遠くはなかった。 妻と娘は深い悲しみに包まれ、その後上司のパワハラと理不尽な勤務体制が発覚。 会社は慰謝料を支払うこととなったが、精神的に病んでしまった母の心は癒えることなく、 数日後、父の後を追うようにして母も飛び降り自殺をしたのだという。 -------- 娘的にはいくら多額の慰謝料を払われても父の命は帰ってこないよねって気持ち。 おまけに母も亡くなってしまい、怒りのぶつけどころもなくてやるせない気持ちになっています。 でも働かないと生きていけないので琴葉は淡々と仕事をしています。 （一人で生活できる程度の収入はあるので生活保護は受けられないというリアル事情）

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