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バロール/モルフェウス クロスブリード 色素の薄い儚げな容姿の青年。普段は図書館や行き付けの喫茶店で絵本の翻訳を行い生計を立てている。見た目とは裏腹にいざと言う時の行動力は高く、本人曰く人見知りな性格とは思えない程の対応を見せ周囲を驚かせることも稀ではない。 その正体は秘密警察『傾かずの天秤』所属の小隊長。投擲剣や銃を駆使し相手を制圧する戦場に降り立つ死神の一面を持つ。実の弟であるエミール、エミールと同い年のジァーロン、組織に加入仕立ての新人ルートヴィッヒを纏め、ＵＧＮやFHの秘密裏で暗躍しているようだ。彼が秘密警察に参加した理由として先にオーヴァードとして覚醒した弟の存在が理由として挙げられる。覚醒した弟に何一つ救えなかった自分への自責、救うための力の求め。渇望の末に彼は委員長のフランシスの手を取り加入。後に覚醒し現在に至るが弟が同じ小隊に居ることに少なくとも複雑な思いを抱いているというのは嘘ではないだろう。 オーヴァードの能力を使うと色濃く反映される加虐心は自身が痛みに鈍い故の痛覚を感じ取るツールとの事。反対に自身に加虐を行使されると不快に思うのは何をされているのか感じ取れないからであり半ば無理やりにオーヴァードを覚醒した代償であろう。

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