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古典文学を専門としたゼミに所属する大学生。（作家ベース） 大学内でも彼は異質な存在として有名で、何でも自分は平安貴族の生まれ変わりと信じて疑っていない変人なのである。 というのも彼の生い立ちに由来する。彼は小さいころから貧困層の過程で育ち、それをクラスメイトから馬鹿にされ続けてきた。そんな屈辱に耐えるための防衛機制として「自分の前世は平安貴族であり、貴様らなんぞとは比べ物にならないほど裕福であったのだ！」と妄信するようになった。 そのうちそれは彼の中で真実に変容し現在ではもはや思い込みの域を超えて、本当に生まれ変わりなのではないかと周囲を信じさせるほどの説得力を持つようになった。 趣味は平安貴族のたしなみである、和歌、乗馬、蹴鞠、弓など 平時の服装は普通だがオフの日はもっぱら文官束帯と烏帽子でばっちり決めている。 一人称は余（麻呂ではない、なぜか）。語尾に「おじゃる」をつけるがたまに忘れる。 【経験シナリオ】 ペスト医師と名も無き少女　ペストエンド　ロスト 一人の少女を救うことができなかった。息絶えた少女の体からはこの世を飲み込まんとばかりの膨大な闇が噴き出し、彼は彼女の死を悼む句を残すこともできないまま世界と共に散っていった。 異能力人狼 死後の世界のある村で自分と同じような境遇で死んでいったもの15名とひと時の平安をすごしていた藤原。だがある日村と人狼に分かれての殺し合いゲームが謎の声によって提案されることとなる。勝者側の生存者には現世への転生。藤原は人狼側となり胸を痛めながらもよみがえるため村人たちを殺めていく。彼に発現した異能は犠牲者を死の間際に洗脳し遺言を書き換えさせる能力。これによって状況を攪乱させ、人狼側に疑いがかからぬよう誘導していった。 仲間の人狼2人を欠くことなく彼は再びあの事件の三日前に復活することになる。 もう二度と選択は誤らない。こんどこそあの名も無き少女を救って見せる————！

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