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『略歴・性格』 警視庁の秘密組織「特例処理課」のエージェント。コードネーム：K 元はある裏組織の用心棒だった。しかし、ある時事件に巻き込まれその時のショックで記憶の一部を失う。その後、警視庁に極秘裏に匿われ、その知識量と対人格闘の技量を買われてエージェントに抜擢される。 彼の失った記憶の一部とは「自らの出自」と「家族」、そして「記憶を失うきっかけになった事件」。彼は「自分が何者であるのか」分からぬまま生きている。数少ない友人達に聞いてみても、はっきりとした答えは返ってこなかった。 彼の仕事は、日本の法律では裁ききることの出来ない「度し難い悪の処理」。簡単に言えば、法の網を掻い潜る凶悪犯専門の殺し屋である。上層部の決定により、処理執行が許可されたターゲットを迅速に処理する。拳銃の扱いを最も得意とするが、銃が使用できない状況下でも対人格闘術により相手を無力化することには長けている。 表向きは警視庁の特別協力者という立場。警視庁内を普通に出入り出来る。特例処理課のトップである刑事部長からはかなり気に入られている。 基本的に無口。コミュニーケーションに必要な最低限の会話はする。感情を表に出さず、黙々と仕事をこなす。趣味は一人ドライブ。 様々な経緯を経て自分の元に来たタンクという犬を飼っている。 『職業技能』 ・回避、組み付き、こぶし、近接格闘術…対人格闘において目標の無力化、拘束を得意とする。 ・拳銃…彼の十八番。C.A.Rシステムという取り回しを得意とし、近接格闘術と組み合わせて使う。 ・隠れる、追跡…エージェントになった後、目標の追跡や気配を悟られないために身を潜める技術を体得。 ・心理学…目標の監視や問い詰める際に相手がどんな心理なのか読み解くため習得。 『趣味技能』 ・聞き耳、目星…周囲の状況把握は鉄則と独自に身につけた。 ・運転(自動車)…愛車運転のため。カーチェイスにも応用できるだけの技量を持つ。 ・機械修理…愛用の拳銃や愛車の修理のため習得。また、失った相棒の分まで技術を磨こうと努力中。 ・法律…自分が処理するターゲットの犯した罪が何なのか把握するため勉強した。把握した上で処理をする事で仕事に意義を見出したいと考えている。 『所持AF』 ・世界の雫…『あなたの救う世界の色は？』にて取得。身につけていなくても効果を発揮。本人は戒めの意味も込め外出時は常に身につけるようにしている。 『生還シナリオ』 ・『振り返り坂』…相棒である天才ハッカー汐見友里の失踪。それに関わる怪奇現象に遭遇。彼女と協力し現象から「自分のみ」生き残る。感情を表に出せない彼だが、この時ばかりは後悔の念に打ちひしがれていた。 ・『あなたの救う世界の色は？』…異世界に飛ばされる。ともに飛ばされた者たちとその世界を救うために行動。世界を救うことに成功し元の世界へ帰還するが、その対価は決して軽いものでは無かった。この経験を経て、彼は守ることとはなんなのかを考え始める。そして、今日も彼は名も知らぬ誰かを守るために法で裁けない悪を裁き続ける。

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