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プロのマジシャン。少し阿保の子、親の教育はよい模様。 ピリピリとした生活環境の中で育ったためか、みんなを明るく楽しませることに夢を抱いて生きているためにエンターテイナーになった。 親の顔色を窺うための、スキル「間読み」は、周りの空気（殺気や、人の気配など）を感じ取ることができる。 マジックがいつか黒魔術につながり未知の世界が広がると信じている。身長のくせに身軽。よく、親の目を盗み公園などに出かけるのが好きだった。 うつぼという四つ年上の兄がいる。 以下シナリオネタバレ ☆稲荷村　生還 旅館に旅行に行ったほたて。その旅館のある村には稲荷伝説と呼ばれる奇妙な伝承があることを知る。最初のうちは観光したり楽しんでいたのだが、探検をしている最中に入った旅館の厨房で、人とも化け物とも言えないなんとも形容しがたい何かがツボに押し入れられてるのを発見してしまう。同時に、自分が今まで食べてきたこの旅館の料理が、これで作られてたのではないかというところまで考え付く。（ホタテはよくわかってないよ！） 奇妙な伝承を解決すべく、その村にあった「信仰される神にささげる贄」が原因ではないかと考えた。 ほたてたちが旅館に泊まっている日付のうちに、その贄の献上は行われるということが分かっていたので、ひっそりと村人たちの後を追うことに。 後を追えば、洞窟のような場所に行くとその場にあった鏡から「神」を召喚し、贄をささげようとした。 しかしほたてたちの言葉が神に響き、神は元凶を村長であると特定。本当はほたてたちが贄として選ばれる予定だったが、鏡のようなものから鋭い触手のようなものを取り出し村長を細切れにし殺害。そのまま鏡の中に引きずりこんでしまい、「最後の贄」としてまつることを約束させる。 こうして、この事件は幕を閉じたのだった。 ☆ニャルラトホテプの晩餐会　生還？？？ ニャル様に晩餐会に誘われ、ショゴスのスープやらなんやらを食べさせられる話。 （ほたてはおいしかったよ！！！） ☆reversal　of the belt drive　生還 幼馴染であり兄のように慕っている山野真人といっしょに鍵島というところへ旅行することになったほたて。島の住民と交流を取り、仲良くし純粋に旅行を楽しんでいたほたてだったが、そんな彼女は一日目の夜、無残にも食いちぎられた死体となって発見されこの世を去ってしまう。 次に気が付いた時には、鍵島の港で真人お兄ちゃんに抱き上げられているところだった。ほたては何も覚えていない。 そのまま、初めの日と同じように楽しく過ごした。友人と絵をかいたり、お店の前でマジックショーをしたり、マニキュアを借りて塗ってみたり…。 そして夜が来る。真人お兄ちゃんと一緒に眠った。その翌朝、大好きだったほたての面倒をよく見てくれていた記者のおじさんが死体で発見されたらしい。 次に気が付いたとき、またみなとだった ほたては何も覚えていない。 かくれんぼをした。だっこをしてもらった。みんなでおふろにはいった。ねっくれすをひろった。やまにもいった。たのしかった。ほたてはしんだ。 気が付いたら港だった。ほたては何も覚えていない。 やがて、真人からすべての真実を告げられる。ほたてはこのままでは化け物食われて死ぬこと。今日がそれを阻止できる最後のループであること。 何とか協力し、犯人まで突き止めた。しかし犯人は、ほたてが大好きだったリクとサキという従妹の二人だった。二人も、明日までに人を食べないと死ぬのだそうで。真人の「島民を殺す。ほたてちゃんには手を出さない」という提案を二人は飲んでくれた。だが、ほたては納得がいかなかった。 以前もそうだ、自分の代わりに誰かが死んだ。もう嫌だった。でも三人はわかってくれなかった。ほたてちゃんが死ぬ必要はないといった。 またどこかで会える。それが神のお告げ、そうリクがいった。ほたても二人が生きているならと、その場は身を引くことにする。 しかし、二人にまた会える、その時はいつまでたっても訪れない。 ほたては知った。神のお告げなんて嘘なのだと。神様なんて、いないのだと。 ほたての願いは、届かないのだと。 ☆スーサイデットメアリンク　ロスト 大好きな真人お兄ちゃんがアザトースの眷属であるスカールに選ばれたとニャルに告げられるほたて。あの時自分が殺されるはずだったと思う彼女にとって願ってもない機会だった。「今度こそ、ほたてが真人おにいちゃんを助けられる」そう思い立ち、ニャルに頼み込み一週間で破滅する世界を作ってもらった。 この世界で、真人お兄ちゃんと最後の思い出作りをしてそしてこの命をささげよう。 そう思った彼女は、彼を遊園地へと誘う。真人おにいちゃんの笑顔を作る、そしてほたても笑う。それで十分だった。 最後の時、観覧車で真人に「いやだ、やめてくれ」とそう何度も懇願される。しかし、不定の狂気（執着）をニャルにかけられた彼女は、首にかけた手を止めることはなかった。そのまま首を掻っ切れば、飛び散る鮮血。ほたての記憶の最後に残るのは 笑顔の、真人お兄ちゃんだった。 ロスト

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