タグ： げの 火点し頃の蜘蛛踊り ロスト

【①火点きし頃の蜘蛛踊り】 [プロフィール] 女流棋士で段位は5段。女流の中ではトップクラスの実力派。 メディア露出はほぼ無いため、一般人レベルで初見で認知できるのは極稀である。 八肢島には、仲間と将棋合宿で訪れる予定だったが、急遽仲間が直前でキャンセルになってしまい、ひとりで訪れることとなった。 八肢島を選んだのはゆっくりできる以外の理由はない。 強いていえば故郷の地名に似ているくらいか（あすかの出身は「八嘉ヶ見」という名の田舎）。 [隠しプロフィール] 霊石を奪い借金を返済することを目的に八肢島に訪れており、仲間のキャンセルは自然を装うための方便である。 一人息子・護をもつシングルマザーである。 旦那は失踪。両親はすでに病気で他界。息子は友人に預けており連れてきていない。 結婚妊娠の報道もないため、知人にしか息子の存在を知られていない (活動休止していた時期があるため、コアな将棋ファンならわかるかもしれない)。 両親にかかった医療費が彼女の生活を苦しめている。総額にして2000万円。 15年前バイト先に強盗が入った際、犯人から銃と弾を奪ったまま人知れず所持してしまっている。 いざというときのためにメンテナンスをしているが、未だ使ったことはない。 将棋の世界にも世代交代が起こりつつあり、一時期は不敗神話と言われていたはずの戦績も気がつけば凡庸と成り下がり、 それまでは穏便だった借金取り立ても過激化の一途をたどる。とうとう生命の危機にまで瀕したとき、この依頼が舞い込んだ。 あすかはこの依頼を最後のチャンスと決めており、自身、そして息子を救うべく、15年磨き続けた銃を将棋盤に隠し、島に降り立つ。 何らかの原因で失敗し、万策尽きたと判断し次第、自決する肚でいる。 かなり前から生命保険を自身にかけており、うまく下りれば借金の完済が可能。 遺書も事前に遺し、相続先を息子（後見人として預けた友人）にしている。 [後日談] ロスト。 朝霧兄弟の命の石、そして女将の母親としての意思を汲み取り、霊石の奪取を断念。 そのまま丹野が寄越した黒服に連れ去られ、無残な最期を遂げる。 残された馬場鋏の息子・護を養護施設に入れるのを拒んだ浅田繁則だが、 1人で護を育てるのは無理があった。そこへ声をかけてきたのは旧友・西原十色。 そして護は西原の家に引き取られることとなった。 手紙は島ごと燃えてしまったため、浅田繁則に保険金が渡ることはなく、 浅田繁則・西原十色はまた1つ業を背負うことになっただけな結果となった。

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