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上流階級グロブナー家の長男だったが、貴族の生活に飽きたことと、ホームズに出会ったことで探偵に憧れた青年。 家族を説き伏せ、家督相続権を妹に譲った上で自分は法廷弁護士をしながら探偵業を開業。自らを道楽的に中層階級に落とした上で事務所で一人暮らしをしており、本業と並行して様々な依頼を階級問わず受けて回っている。 冷静で温和な性格だが、知的好奇心が非常に強く、未知の事柄にはとても強い興味を示す。 また探偵や弁護士は自分としても自らの能力や好奇心をいかんなく発揮できる天職だと思っている。 目標はホームズ。 その愛好ぶりはなかなか強く、懐にはシャーロック・ノートなるものを潜ませており、これにはこれまで関わった事件などで起こったことや得た情報がびっしりと書き込まれている。 また、ライヘンバッハの滝でホームズとモリアーティが相打ちになった「最後の事件」の気に入った部分を抜き出した自著の写本まで持っている。何気に布教用も兼ねているらしい。 尚、すでにいくつかの事件も解決しており、弁護士としても探偵としてもそれなりに知名度がある。 過去の事件で頬に十字傷を負っており、十字のエリオットなどと呼ばれている。 ＜人間関係＞ シャムロック家とグロブナー家は公式な席で親世代の交流がある。 親に連れられて何度か幼いころに顔を見ているが、エリオットは正直ホームズに出会ってからは美女？いや、それより探偵だ、みたいな感じだったのでシャーロットのことを詳しく知らないが、名前も会ったことも覚えているので、お互いに名乗れば思い出すだろう。 助手のヴィヴィアンのことは非常に優秀であることを見抜いており、年上でかつ自分よりも鋭い観察眼を持つ彼女が自分の下にいるのはもったいないと思っている。 もちろん、その一方で自分の見落とし、取りこぼしをフォローしてくれる頼もしい存在であることも認めており、だからこそどこか彼女の能力をもっと発揮できる、もっと彼女が生きることに充足できる場所がないかを密かに探していたりする。

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