タグ： ななかまど かいり

1987年生まれ。 七釜戸 専利の息子。叔父と仲がよく、七釜戸研究所に入り浸って叔父とともにロボットの話をしていた。 いつしかそれは夢へと変わり、電子工学の学校に入り、腕を磨く日々。 最終的に、七釜戸研究所の研究員となり、ロボットを作り出すという夢を追いかけていた。 そんな折。 2015年12月26日。叔父が行方不明になった。 そしてその日、左目にサニドが宿る。その目は金色に光り輝き、神格であるサニドが彼に語りかけた。 「お前の叔父は私の寵愛を受けた信徒だった。卑劣な罠にかけられ、ほかの人間に少しでも迷惑がかからないように。そして、少しでも状況がよくなるために。 そのために彼は行動していた。その思いを継ぎ、叔父の敵をとるのだ。」 いわれなくてもやってやる。夢を追いかけて行動し、その実他人をずっと気にかけていたあの優しい叔父が殺されたんだ。叔母だって取り残された。 いとこはゾンビになってしまい、その嫁は病院で入院中だ。しかも、子供だっているのに。 絶対に許せない。 そう、青年は硬く決意を決めた。 左目に宿った神の力とともに、彼は動き始める。 【ベージュの麻布で装幀された本】 　この本から必要な情報を得るには、〈図書館〉、〈目星〉あるいは〈日本語〉ロールに成功する必要がある。成功すれば、本の文中に“黄金の瞳の猊下”について書かれている項目を見つけるだろう。呪文にはご丁寧に蛍光マーカーが引かれている。“黄金の瞳の猊下”については、おおまかにまとめると「グレート・オールド・ワンから人間を守る、慈愛に満ちた神」といった内容が書かれている。 正気度喪失1／1D8。〈クトゥルフ神話〉技能+1D3。研究を理解するのに一週間程度。 呪文:《サニドとの接触》《サニドの招来／退散》呪文は、本を見ながらであればすぐに唱えられる。 呪文:《黄金の瞳》 　サニドより黄金の瞳を授かり、片目だけ、異界の光を放つようになる。瞳は常に黄金に輝いている。この異界の瞳を見たものは0／1D3 の正気度を失う。眼帯などによる隠ぺいは可能だ。サニドの瞳はすべてを見通すため、眼帯程度では目が見えなくなったりはしない。暗所でも見渡すことが可能だ。場合によっては、壁を透過して向こう側を見ることができるかもしれないが、あまりに人道に反する行いのためにこの目を使用した場合、サニドは探索者に愛想をつかすかもしれない。 　また、正気度を1D6、MP を［任意の2の倍数］に消費し、サニドの名を大きく口にすることで、瞳から《黄金の光の柱》を放てる。効果はダメージを与えるか、光の束での束縛だ。ダメージを与える場合は、［投入したMP／2］D6 のダメージを与える。この光はサニドのビームと何ら変わりなく、どんな装甲も妨げになることはない。束縛の場合、犠牲者は自分のPOW と［サニドのPOW100］を抵抗表で競わせ、勝たなければ行動できない。束縛は呪文の使い手が望むか、サニドが死ぬまで続く。基本的に一度発動すれば自動成功となるが、射撃による攻撃と同じ扱いとなり、これらの攻撃を受けた相手は、〈回避〉等で被害を防ぐ可能だ。また、ダメージを与える光の柱の射線上に「人間」がいた場合、どのような理由であれ、光の柱は発動せず、不発になる。その場合でも、正気度の喪失と、ＭＰの消費は発生する。また、サニドの加護を受けられない特殊な場所では、瞳は輝きを失い、呪文の恩恵を受けることはできなくなるかもしれない。

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