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私は、小さい頃から何でもできて、なんでも手に入った。 だから、この世の中がすごくつまらなかった。 ━━━━━━━━━━━━━━すごく、すごく。 そんな私にある日、面白い事が起こった。 『喰種』という、人間の肉しか食えないバケモノを作っている研究の実験台になってくれないかと実の父から言われたのだ。 私は二つ返事で了承した。 私は、普通なら6年かかる『喰種』になる実験を1年で終わらせた。しかも、人間の食べ物を普通に食べれるのだ。何もかも上手くいった私を父はとても褒めてくれた。 ...全く...オモシロクナイ... ちなみに『喰種』は『赫子』というモノをもっており、『赫子』は『喰種』の捕食器官。"液状の筋肉"とも呼ばれ、その正体は、"喰種"の『赫包』から放出された 『Rc細胞』。硬化と軟化を繰り返しながら自在にうねり、多用な攻撃が可能。血液のように流れ、"歯" よりも頑丈になるこの赫子は、『羽赫』『甲赫』『鱗赫』『尾赫』と呼ばれる"喰種"ごとに固有の 4タイプに分類でき、それぞれに相性による優劣が存在する。 私はその中でも『羽赫』、『甲赫』、『鱗赫』を移植された。父曰く私の移植の元となった『隻眼の梟』を超える『喰種』になったらしい。まぁ、そんなことはどうでもいいけど。 『喰種』化を終えて中学生になった私は、研究所で喰種化の手伝いをしていた。 そんな私に、ある耳寄りな情報がきた。どうやら喰種は『共食い』をし続けると、『赫者』という化物に慣れるらしい。私は赫者になろうと研究所にいる喰種や、その他の喰種を喰らいまくった。

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