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━━━━━━━━【基礎データ】 名前:七義 由羅（ななぎ ゆら） 性別:男　　　　　年齢:27 身長:173.5cm 　　体重:61kg 星座:うお座　　　誕生日:3月17日 容姿:若干癖のある濡れ羽色の髪をそのまま流している。襟足は長め。 特記：専門とする分野の＜芸術＞または＜製作＞技能に+10％のボーナス 特徴： 「ド根性」根性がある。あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に+5%。 「方向音痴」＜ナビゲート＞の基本成功率が1％になる。加えて経験値ロールで成長させることができない。（+60P） ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ 幼い頃から感情の起伏が乏しく、あまり大人からは可愛がられる事が無かった。 小学生時代までは何事もなく、平々凡々な日々を送る。しかし中学時代、積もりに積もった借金に耐え切れなくなった両親が首を吊って自殺。15歳にして両親を失い、親戚の家へと引き取られる。しかし借金を押し付けられた家で、可愛げのない子供が愛される事は無く居て居ないものとして存在は無下に扱われる。 その事なども含め、こじつけたような理由で色々と目をつけられ学校ではいじめが続く。本人からすれば、全てどうでも良い事にしか思えなかった。 高校時代まで続いたいじめは、卒業と同時に終わる事になる。この頃、高校時代で受けた凌辱だけは小さくない心の傷となっているがそれを誰かに話す事はないだろう。 高校卒業後は進学せず、仕事に就く。親戚がある程度は払ってくれたものの、もうあとは手に負えないと僅かに残った借金だけは自分で返さなければいけなかった。それでも借金を返し、家をくれたあの人たちは悪い人間ではないのだろうと漠然と思う。 こつこつとただひたすら仕事をこなし、借金を返済し終わったのが25歳の時。自分でも早めに返し終えたと思って居る。 そのあとは仕事をする上で出来たツテを使い、自分の小さな店を構える。 幼い頃から好きだった人形を作り、飾って売る。そんな小さな幸せを最近やっと掴んだ。 人間なんかより、人形の方がいい。静かで、ずっと傍にいてくれる。自分から離れていかない彼らの事が好きだ。人は、あまり好きじゃない。人と関わる事は面倒で、うるさくて、好きになれない。 そんな密かな狂気を常にどこかに潜めている。けれどいつか、いろんな人が口々に語る『誰かと歩む』幸せをつかみたい。 ◆ これから共に歩めるかもしれないと思った人が居た。 けれど、気付いたら共に歩んでくれては居なかった。 どうして、駄目だったのか自分にはわからない。何が悪かったのか、自分にはわからない。 ただ、やっぱり、駄目なんだということだけがわかった。 　

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