タグ： うめのうめこ

人並　平太(ひとなみ　へいた)　29歳　男　サラリーマン 能力・外見・その他どこをとっても平凡な男性。人当たりが良く穏やか。しかしその実 好奇心が強く、ひとつのことに熱中すると、そればかりをしたり、食べたりする傾向がある。今はどうぶつの森を絶賛プレイ中(荒廃した村)。 学生の頃は弁護士を目指し、勉学に励んでいたが、両親の転勤により行った海外で人種差別を目の当たりにし、「人を救うこと」に対して諦観を持ち始める。 人は人を救えるが、同時に奈落へ突き落すことも容易に出来る。そして、そんなことが当たり前のように行なわれているこの世界で、なにを目標にしていいのかわからず途方に暮れる日々。自分は特別でもなんでもない、ただの平凡なひとりの人間なのだということに気付く。 そんな折、彼はひどく感銘を受ける人物に出会う。その人はとある神を信仰していた。その神を信仰することで世界は、人は、自分は、もっと豊かになるとその人は言った。誰かを救うことも、また、憎むべき対象を貶めることもできると。 しばらくして彼は日本に戻り、ただのしがないサラリーマンとなった。自分は"特別"ではない。それを理解しているからと言って、また"別格"でもない。すべては当たり前のことだ。そう暗示のように言い聞かせ、自分を平凡という型に無理矢理押しこんでいく。 しかしそんな日常で、帰宅途中の電車の中、有象無象に押しつぶされながら考える理想の世界は、人々が支え合い、手をとり、そして彼を敬い、崇める――そんな世界だ。 彼は今日もまた、"凡庸"の仮面をかぶったその下でほくそ笑む。彼の望む世界がこの世に実現する、その日を夢に見ながら――。 ＜呪文＞　被害をそらす ＜持ち物＞　仕事用鞄のなかに、財布、メモ帳、筆記用具、ティッシュ、ハンカチ　22口径オートマチック　ぺティナイフ

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