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荻窪 蛍(おぎくぼ けい) 30歳 作家(狂信者) 男性 特徴：[4-2]方向音痴(D)<ナビゲート>の基本成功率が1%になる。加えて、経験ロールで成長させることはできない。1d6→5→その他の技能に50p ▽怪しくも不気味で、しかしどこか引き込まれるような作品を生み出す怪奇幻想小説家…らしい。 20代前半で賞を取って以来、独特の作風で一部の客層に人気が定着している。 …更に、一見してはっとするほどには見目が整っており、人当たりも良く穏やかな好青年である…というのも評価の後押しとなっているのかもしれない。 〈クリアシナリオ〉 ・オフィーリアのスイソウ 入手アイテム：クタート・アクアディンゲン（CTHAAT AQUADINGEN）不完全なもの。研究に29週。 ・習得呪文 ○神の子との対話(クトゥルフの落し子との接触)6MP SAN1d3の消失　 ○溺者の夢（イブ＝ツトルとの接触） ▼その真の顔は、グレート・オールド・ワン≪シアエガ≫を崇拝している教団《Dunkel Hügel》の一構成員。 Dunkel Hügelは元々フライハウスガルテンというドイツの寒村にある、シアエガを崇拝している小さな教団から分かたれた、構成員200名程の派生組織。生贄を捧げ崇め奉るだけの教団と違い、より具体的にシアエガ復活の方法をドイツを中心に世界中で探し活動をしている。 ▼荻窪蛍は、英国人と日本人のハーフである、病弱な母に女でひとつで育てられた。しかし彼が14の頃、病気が悪化した母親が急逝。他に身寄りの無かった彼は施設に引き取られることとなった。長じるにつれて愛想も良く見目も整った彼には沢山の友人ができたが、常にどこかで孤独を埋められずにいた。そして、その空白を埋めるように物書きに没頭するようになる。 20歳のおり、鬱を患いスランプに陥った彼は、気晴らしにどうかと友人にドイツ行きの航空券を渡される。10日ほどの心を癒すための旅行。…そして、訪れたとある田舎町で迷い込んだbarで、教壇幹部に目をつけられ引き込まれてしまう。「君は孤独を感じている」「救いがある」なんとも陳腐でありきたりな言葉だが空っぽの心にはすんなりと染みてしまったのだ。目覚めれば全てを闇に塗り替えるという神《シアエガ》の存在は、彼にとっての救いとなった。全てが闇に塗り込められたならきっとこの胸の孤独すらもともに潰れてわからなくなる。それはなんと素晴らしいことだろう、と。　 帰国以来、彼の作風は劇的な変化を見せる。陰々滅々とした不気味な物語の中に、どうしてか生き生きとひらめく幻想。その文章には鬼気迫るような迫力すらあり、一躍注目を浴びることとなった。 ◎まとめ ▼性格→社交的で温和だが常に孤独感を抱えており誰も信用していない。組織に所属した理由は孤独、寂しさを絶対的な方法で消し去ってしまう為。 ▼彼の最終的な目標は、シアエガ御大を永き眠りから目覚めさせ、世界の全てを闇に包み込むことである。 ▼組織名《Dunkel Hügel》(闇の丘)。200人ほどの構成員がドイツを中心に各国に散らばっている。組織のトップの名はHabermas=Raymund(ハーバーマス・ライムンド)。左目が潰れ、頬にも抉られたような傷のある白眉の老爺。 【クリアシナリオ】オフィーリアのスイソウ、愚者が求めし 【愚者が求めし】にて世界滅亡END 世界が枯れていく　　神が伸ばした偽足によって 狂気に落ちたものも　　落ちていないものも 等しくみな　枯れていく 世界の終わりによって、狂信者は安息を得る

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